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zoom RSS テーマ「特別寄与と特別受益」のブログ記事

みんなの「特別寄与と特別受益」ブログ

タイトル 日 時
特別寄与を主張するには、5類型の内、どの寄与類型かを明確にする。
被相続人は、父。相続人は、長男と長女。長女は父を引き取り、父を何かと世話をしていた。遺産分割では、当初の代理人弁護士は、ただ単に寄与を主張しただけだが、調停委員会に相手にされず、「特別性がない」として一蹴された。代理人弁護士の言動に不安を感じた長女の弁護士は、弊所に相談。 ...続きを見る

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2017/09/29 12:36
基本書に説明のない論点 超過特別受益者に対する相続分譲渡。
相続人は、長男、長女、次男。遺産は3000万円。ただし、「相続させる遺言」で、2000万円を長女は相続した。 本来、相続分は各3分の1であるが、長女は、遺言で3分の2の遺産を取得している(特別受益になる)ので長女は、超過特別受益者となり、具体的相続分はない。 残りの分割対象財産は1000万円であり、これを、長男と次男で各2分の1、つまり、500万円ずつ分けることになる。 しかし、長男は、裕福で遺産に興味が無いが、次男とは険悪な仲で、自己の相続分を長女に譲渡した。 ...続きを見る

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2017/09/16 10:00
特別寄与  相続人以外の者の寄与と被相続人以外の者への寄与
特別寄与は、「相続人」の「被相続人」への寄与です。被相続人が財産を形成するのに特別な寄与がある場合に、その寄与分は遺産から取り除き、寄与者の固有取得分とし、残りを法定相続分で分けましょうという制度です。 このあたりは、かなり厳格に解されており、たとえば父の介護を一生懸命したけど、それが母の遺産分割で考慮されることはありません。 しかし、全く例外がないかというと、そういうわけでもない。 ...続きを見る

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2017/05/26 07:56
療養看護型寄与分の認定その2 寄与分の認定方法
療養看護の必要性 まず療養看護型寄与が認定されるためには、療養看護の必要性を立証する必用がある。 理屈から言えば、病気とか障害があり、介護しなければ生活できなかったということ、他に介護する相続人がいなかったことを証明する必用がある。ただ単に認知症だったとか鬱病だったとか、そういう診断書を出して終了という弁護士さんが多いが、診断書だけでは療養看護の必要性があったのか否かわからない。 ここはきちんと証明する必用があるが、実務上は、この必要性の有無が争われる事は少ない。たいていは、相続人間で、共... ...続きを見る

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2017/02/18 11:58
療養看護型寄与分の認定その1 寄与分の計算式
特別受益が持ち戻し計算であり事実認定さえクリアできれば計算は比較的簡明なのに対し、特別寄与は、遺産の中に未精算のまま含まれている寄与分を抽出し数字に換算するというやっかいな作業がある。そのため、特別受益に較べて認定が難しい。 その中でも、この療養看護型寄与分が、一番、感情的対立に発展しやすい。ちなみに、一番、感情的対立になりにくいのが、金銭出資型特別寄与である。 ...続きを見る

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2017/02/10 08:33
家賃に見る特別寄与と特別受益の違い
Q1被相続人Aは、相続人Aに自己の所有する家屋を永年にわたり無償で居住させていた。この無償居住は、特別受益になるか Q2被相続人Aは、相続人Aの所有する家屋に無償で居住していた。この無償居住は特別寄与になるか A Q1は、相続人Aの特別受益にならず、Q2は、相続人Aの特別寄与になるのが原則である。 ...続きを見る

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2016/11/11 11:57
土地建物の無償使用と特別受益
Q1 相続人Aは、被相続人とともに被相続人の家で永年にわたり同居していた。相続人Bは、その無償で同居していたことが特別受益にあたると主張しているが、Bの主張は認められるか? Q2 上記の例で相続人Aが一人で被相続人所有家屋に無償で居住していた場合はどうか? Q3 相続人Aは、被相続人の土地の上に無償で建物を建てている。相続人Bは、その無償で同居していたことが特別受益にあたると主張している。Bの主張は認められるか? Q4 Q3の例で相続人Aが被相続人のための二世帯住宅を建て且つ被相続人の介護... ...続きを見る

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2016/10/28 08:23
配偶者に対する贈与と持ち戻し免除の意思表示
特別受益があるときは、持ち戻し免除の意思表示が問題になることは、弁護士のどのホームページにも記載されている。持ち戻し免除が遺言等で明示されているときは問題にならないが、遺言書がなくとも、黙示の意思表示の存在を真剣に争ってくる当事者がいる。 ...続きを見る

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2016/08/19 11:00
「婚姻のための費用」は特別受益になるか
民法第903条は、「共同相続人中に、被相続人から、婚姻 のため 贈与を受けた者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与の価額を加えたものを相続財産とみなし、前三条の規定により算定した相続分の中からその遺贈又は贈与の価額を控除した残額をもってその者の相続分とする。」と定めています。 ...続きを見る

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2016/08/05 08:46
法人成りをしていて家業従事型特別寄与が認定される場合
特別寄与には、いくつかの類型があるが、その一つに家業従事型特別寄与がある。民法904条の2T項の「被相続人の事業に関する労務の提供」に該当する類型である。 遺産分割実務では、非常に多く主張される特別寄与の類型だが、たいていは、主張を聞いた瞬間に、「寄与は無理です」と回答してしまうことが多い。一番多く主張され、一番多くはじかれる基準である。 この類型の寄与は、認定要件の一つとして無償性が要求されるところ、ほとんどのケースで、相続人は、何らかの対価を得ているからである。継続性ではじかれることも多... ...続きを見る

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2016/06/24 08:36
同じ行為でも、相続人の立場によって寄与になったりならなかったりする?
遺産分割実務で、世間の常識と実務の常識が一番異なるのが特別寄与です。世間は、親孝行に対する恩賞として特別寄与制度を考えています。しかし、家裁実務では、財産上の効果のない寄与は認めません。その寄与行為と遺産の増額との間の具体的な因果関係を問題にし、因果関係がある場合にのみ、特別寄与を認めます。 たとえば、 @相続人の一人が被相続人の財産A形成に多大な貢献をした。 Aしかし、財産Aは、滅失した。 Bしかし、また新たに努力し、財産Bを形成した。 Cその時点で、被相続人が死亡した。 こういう... ...続きを見る

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2016/04/08 14:43
遺産分割で相続税申告書を提出し「遺産分割の範囲は決まっています」という弁護士
遺産分割の4大問題は、遺産の範囲の確定、使途不明金、特別受益、特別寄与です。このうち、実は、弁護士で「遺産分割の範囲の確定」が重要な問題だということを認識できている弁護士さんは、ほとんどおられません。「相続に強い」とうたっておられる弁護士さんのHPでも、遺産分割の範囲の問題を特に項目として取り上げているHPは、あまりないはずです。しかし、遺産の範囲確定は、遺産分割紛争の関ヶ原なのです。 ...続きを見る

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2016/03/04 13:10
具体的相続分ゼロの相続人も、他の相続人の使途不明金を追及できるか
〔設例〕 被相続人が父。相続人は長男A、次男B。遺産は、500万円の不動産のみ。ただし、長男Aは、生前父から1000万円の贈与を受けており、1000万円の特別受益がある。一方、次男Bは、生前、父の口座から無断で500万円を引き出しており、500万円の使途不明金がある。 ...続きを見る

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2016/02/19 09:32
遺産の一部分割
〔遺産の一部分割〕 遺産分割は、本来、全遺産を同時に分割するのが理想だが、事情により、遺産の一部を先に分割することがままある。特に相続税の申告期限が迫っているときなど、遺産の一部を現金化し、それで相続税を納めることが多い。あるいは税の特例を受けるために、一部の遺産だけ特定の相続人が分割取得することもある。遺産性に争いがある、あるいは一部に分割が難しい遺産がある場合、その部分を残して遺産分割する場合もある。 これを遺産の一部分割と言う。この一部分割は、遺産分割実務では当たり前のように行われてお... ...続きを見る

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2016/02/06 12:51
保険金受領と特別受益
〔設例〕 被相続人は父で、相続人はA・Bの二人の子供。被相続人は生命保険をかけていて、受取人は相続人A。金額は1000万円。相続財産は時価100万円の株式のみ。 こういう場合、相続人Aが取得した保険金は、特別受益になるだろうか。 ...続きを見る

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2016/01/22 16:29
特別受益と特別寄与が同時に存在する場合の具体的相続分計算方法
〔特別受益者と寄与相続人が別人の場合〕 よくあるケースである。たとえば、遺産が1000万円、相続人はA・Bの二名。Aに400万円の特別受益があり、Bに200万円の特別寄与があるとしよう。法定相続分は、各2分の1である。 この場合、まず1000万円に200万円の特別受益を持ち戻し、特別寄与分を控除する。計算式としては、以下の通りとなる。 〈みなし相続財産の算出〉 〔1000万円+400万円−200万円〕=みなし相続財産1200万円 〈Aの具体的相続分〉 (みなし相続財産1200万円÷2... ...続きを見る

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2015/12/19 12:46
相続人たる地位と相続分の関係
遺産分割を多数扱っていると、どの本にも書いていない問題に出くわすことがある。その一つが、相続分と相続人たる地位の関係である。 「相続分を有する人が相続人」と考えると、この二つは同一のものである。しかし、相続分は譲渡もできるので、相続人と相続分は別物であり、分離することもある。 なお、以下でいう「相続分の譲渡]は、「個々の遺産の相続持ち分の譲渡」とは異なる。 [事例] 相続人がA・B・Cの3人で、ともに相続分が、それぞれ3分の1ずつの事案を例にして考える。 ...続きを見る

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2015/11/18 11:20
遺産分割における遺産の評価はどうするか。
[評価合意の遺産分割での位置づけ] 遺産分割をしていると、評価が必ず問題になる。 遺産分割は、@前提問題(遺言の有効性、相続人の範囲等)につき争いがないことを確認し、A分けるべき遺産は何かを確定し(遺産の範囲合意)、その上で、B遺産の評価を合意する。 ...続きを見る

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2015/10/24 09:33
先行相続における相続放棄は寄与にあたるか
原則として、あたらない。 ...続きを見る

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2015/10/10 09:47
特別寄与に関する誤解
遺産は法定相続分または指定相続分で分割するのが原則だが、民法は、特定の相続人に、遺産について特別な寄与があるときは、これを分割に当たって考慮しなさい(民法904条の2)と定めている。 この特別寄与は、遺産分割4大問題の一つであるが、法律の考え方と世間の考えかたが一番異なっている問題でもある。遺産分割調停では、普段は温厚な相続人でさえ、特別寄与がどういうものかを説明すると、怒り出す相続人が少なくない。 ...続きを見る

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2015/08/14 13:28
遺産分割が未了の場合の遺留分侵害額の計算
実務的には、結構、遭遇する問題です。 例えば、父母の二人の息子(長男A・次男B)がいて、まず父が死亡した。遺産は、1億円の不動産があるだけで、他に遺産はない。 遺産分割をしないまま、母も死亡した。母は、「全財産を長男に相続させる」という遺言を残していた。母の遺産は、父の未分割の相続財産以外には何もない。こういう単純なケースを考えてみましょう。 ...続きを見る

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2015/04/04 13:00
どっちの勝利?
例1 具体的相続分vs相続分の指定・分割の指定 遺言で、「遺産のうち住居を、相続人Aに5分の3を、相続人Bに5分の2を相続させる」遺言がある場合、この割合は、特別寄与や特別受益による修正を受けるか。 ...続きを見る

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2015/02/06 11:28
遺産分割では、何時の時点での遺産や特別受益の評価をするのか
遺産分割では、何時の時点での遺産や特別受益の評価をするのか これは、基本的な問題ですが、誤解されておられる弁護士さんが非常に多く、困惑することがしばしばあります。最近、ある遺産分割調停事件で、ある高齢の弁護士さんに何度説明しても、頑として受け入れられてもらえず、困惑しました。「俺が数年前に遺産分割をしたときは、そうではなかった。」 その経験を踏まえてこのブログで説明いたします。 ...続きを見る

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2015/01/06 11:41
遺産分割  今年1年を振り返って
最近の遺産分割調停では、弁護士が代理人として来ることが多いです。 ただ、遺産分割に関する体験に基づいた専門的知見がなく、書籍上の知識しかない弁護士が多く、今年1年も、遺産分割調停で、代理人として、理解できない弁護士に多数出会ってきました。しかも、その弁護士の中には、ネットで、「当事務所は遺産相続に強い!」とうたっている弁護士が少なくありませんでした。 ...続きを見る

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2014/12/21 12:30
親を金銭的に援助したら貸金か特別寄与か
[問題点] 生活力のない親に、子供の一人Aが何かと生活費を援助してきた。毎月10〜20万円を送金してきた。その親が死亡したときは、累計で2000万円くらいになっている。一度も催促したことはないし、返済を受けたこともない。 こういうとき、子供Aは、相続手続きで、どのような主張をするか? ...続きを見る

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2014/11/20 10:48
遺留分減殺訴訟と遺産分割における「特別受益者」の違い
遺留分減殺と遺産分割は、外見的には似ているところがある。法定相続分を基準として遺産を分割するのが遺産分割、遺留分つまり法定相続分の半分を基準として遺産を分割するのが遺留分減殺。なんとなくそういうイメージがある。 そのため、専門家であるはずの弁護士が、遺留分減殺事件なのに、家裁に遺産分割調停を申し立てる例が後を絶たず、家裁を閉口させている。 ...続きを見る

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2014/10/21 16:53
親を介護した相続人を困惑させる療養看護型寄与認定の現実
[相続人の主張] 「自分が介護で大変な苦労したが、他の相続人は、何もしなかった。当然、取り分が多くてしかるべきではないか。それが世間の常識というものだろう。」「生前、被相続人は、この私に感謝してたし、介護しようとしないほかの相続人を怒っていた」 これは、遺産分割調停で日常的に繰り広げられる主張である。法律的には、このような主張を療養看護型寄与という。 これに対するほかの相続人の反応も概ね決まっていて、以下の通りである。 「介護?あれは介護じゃない。虐待だ。」「私が行くと、被相続人は、いつ... ...続きを見る

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2014/08/08 16:29
遺産である土地建物を相続人の一人が占有している場合に、他の相続人は、明渡請求・使用料請求ができるか
被相続人が父親で相続人が子供A・B・Cの3人。 相続財産は家屋で、そのうち、子供Aは、父親と同居していた。あるいは、相続財産は土地で、子供Aは、その土地の上に家を建てて住んでいた。 こういうケースでは、子供Aは、対価を支払うことなく、土地や家屋の使用利益を独占してきたわけで、他の相続人からすると、A一人だけ甘い汁を吸っているという関係になる。そこで、遺産分割の過程で、B・CからAに対する不満が爆発することが結構ある。 ...続きを見る

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2014/05/27 18:16
相続人を激怒させる家業従事型特別寄与
特別寄与は、使途不明金問題、遺産の範囲問題、特別受益問題と並んで、家裁を悩ます四大問題である。使途不明金、特別受益が「あいつだけ甘い汁を吸っていた」として、相続人が他の相続人を追求するという訴訟法的構造を持つのに対し、特別寄与は裁判所に対し「自分の貢献を認めてもらいたい」という非訴訟的構造を持つ。そのため、特別受益と異なり、特別寄与は、遺産分割調停・審判とは別に申立をする必要があるし、家庭裁判所の調査官調査を経て裁判所が判断する仕組みになっている。 ...続きを見る

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2014/04/04 11:33
超過特別受益者がいる場合の具体的相続分の算定
一部の相続人が、本来の相続分を超えて特別受益を受けていた場合、その他の相続人の相続分はどうなるか?これは、遺産分割実務の中で、時々生ずる問題である。今、自分が受任している遺産分割事件でも同様の問題がある案件が、いくつかある。 ...続きを見る

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2014/01/10 14:02
特別受益の持ち戻し免除の意思表示が認められる場合
相続人の一人に特別受益があるときは「遺産の前渡し」があったとして、相続分の計算をします。 例えば、被相続人が父Aで、相続人が子供B・C。遺産が1000万円の不動産。Bは、生前、Aから1000万円の贈与を受けている。 このケースでは、遺産である1000万円の不動産に生前贈与の1000万円を組み戻し、遺産総額を合計2000万円とみなします。これを法定相続分で割ると、各人の取得分は1000万円になりますが、Bは、すでに1000万円をもらっているので、Cが1000万円の不動産を取得し、Bの具体的相続... ...続きを見る

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2013/11/21 17:43
多くの弁護士が誤解している「具体的相続分」という概念 ホームページの間違えた記載を例に
遺産分割協議をしていて、相手の弁護士に何度説明しても、どうしても納得してもらえない問題がある。それは、預金等の可分債権は、特別受益や特別寄与の修正を一切受けないことである。これは、家裁の実務では常識的なことで、議論の対象にさえならないのだが、遺産分割実務の経験が少ない弁護士には、どうしても受け入れがたい議論のようだ。 ...続きを見る

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2013/10/16 10:13
特別受益・特別寄与で弁護士が一番勘違いしている点―「生計同一者」問題
多くの遺産分割事件の処理を通じて、遺産分割にある程度精通している弁護士でも、「え、この先生、こんなこと知らないの?」と思うことがある。それは、特別寄与・特別受益に関する生計同一者の立場である。 ...続きを見る

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2013/08/31 10:41
遺留分を無効にする裏技―相続放棄
被相続人の財産は、被相続人の所有物ですから、本来は、何をしようと自由です。全部公共団体に寄付してもいいし、家族に残さず、全部、愛人にやってもよい。 ただし、被相続人の自由だといっても、相続人は、被相続人の財産に一定の固有の権利があります。遺留分と言われる権利で、妻や子供が相続人のときは全財産の半分、亡くなった方のご両親のみが相続人の時は3分の1が遺留分です。 (なお、被相続人の妻と被相続人のご両親が相続人の時も半分が遺留分です。) ...続きを見る

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2013/07/05 08:31
学費は特別受益になるか?
遺産分割で頻繁に争われる争点の一つに、子供間の学歴の差があります。例えば、長女は公立中学校卒、二番目の長男は、小学校から大学まで一貫校の私立。昔の男子偏重の風習から、こういうパターンは、結構あります。そこまで極端でなくとも、一人が留学したり、医学部や芸術系学部に進学すると、教育費の格差が子供達の間で顕著に出ます。 こういうケースで、親が子供に要した学費を総額で計算すると、結構の金額差がでる。少ない学費の相続人としては、当然、その不公平を相続で精算したいから、多い学費の相続人の特別受益を主張し、... ...続きを見る

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2013/05/25 14:28
遺産分割基準
遺産分割で一番揉めるのは、分割基準である。 ...続きを見る

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2013/03/25 08:41
特別寄与の判断基準は、「精算」か「衡平」か
遺産分割で一番もめるのは、特別寄与の有無とその額である。 現在、東京家庭裁判所家事5部(遺産分割専門部)は、特別寄与を「精算」ととらえ、その寄与額を計算している。 ところが、いまだに「衡平」という観点から、寄与分をとらえる人が多い。素人の当事者は勿論、代理人の弁護士まで、独自の「衡平」基準から、素っ頓狂な寄与分の主張を行う例が非常に多く、裁判所を困惑させているのが現実だ。 ...続きを見る

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2013/02/09 15:45
生命保険は特別受益に該当するか?
遺産分割でよく揉める原因の一つに、相続人の一人が生命保険金を受領したケースがある。 世間常識からすれば、相続も生命保険も、ともに「被相続人が死亡したことでもらえたお金」だから、相続財産だろうとうことになる。 しかし、相続人は生命保険金を「相続」によって取得したものではなく、「保険約款で取得」したものだから、生命保険を「相続した」財産ー相続財産とするのは困難である。 ...続きを見る

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2012/11/17 16:49
遺産分割における弁護士のとんでもないアドバイス
遺産分割は、相続法にのっとって行われるが、相続法特有の独特の考え方があり、これをマスターしてない弁護士にあたると、とんでもないアドバイスがしばしば行われ、相談者が不測の損害を受けることが少なくない。 これほど、勘違いし、あるいはミスを繰り返す分野は、他にないのではないか。 ...続きを見る

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2012/09/01 16:22
預金の相続に際して特別寄与、特別受益が一切考慮されない。なぜか?
被相続人の残した預金は、遺産である。しかし、遺産分割手続きの対象にならない。対象にならないから、いくら相続人に特別寄与があっても、特別受益があっても、一切考慮されず、当然に法定相続分に従い分割される。 その結果、遺産が、たまたま預金か不動産かで、かなり異なった結論となる。 ...続きを見る

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2012/08/17 09:23
尽くしてくれた人のために遺言書を残すと、かえって仇になることがある。
「遺言」でググると、弁護士のホームページが山ほど出てきて、そのいずれもが「お世話になった人に財産を残すためには遺言書の作成が必要です」「是非とも当事務所に遺言書の作成をお任せください」と宣伝している。 ...続きを見る

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2012/07/28 08:47
遺産相続「特別受益」に関する弁護士の誤解 なぜ滅茶苦茶な主張をする弁護士の方が信頼されるのか?
この前、車でラジオ放送を聞いていたら、某法律事務所の弁護士が、遺産相続における特別受益について説明していた。 特別受益というのは、相続人が生前何らかの利益を得ていると、場合によっては、遺産の前渡しがあったとして、その人の相続取り分から差し引く制度である。 ...続きを見る

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2012/02/18 08:47
遺産分割における特別受益に関する誤解
生前、被相続人から特別な受益があった場合、遺産の前払いがあったとして、遺産の取り分から減額される。 遺産分割でも、代理人となった弁護士が、しばしば、この特別受益を主張し、裁判所を困惑させている。「困惑」というのは、多くの弁護士が、すっとんきょうな主張をするからだ。 ...続きを見る

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2011/09/05 18:25
親の商売を継いだことを遺産分割でどう評価するか?
遺産分割でよくあるパターンは、親の商売を継いだ相続人と、それ以外の相続人の対立である。おそらく遺産分割事件では、一番、多いパターンだろう。 「立場が違うと、まるで違って見える」という図式がぴったりとあてはまるケースの一つである。 ...続きを見る

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2011/07/08 08:13
今年1年の総決算その1 遺産分割について
新年を迎えたと思ったら、あっというまに12月で、街を歩くと、もうクリスマス商戦一色である。 このブログも、今年は、今回を含めてあと2回。来週は例年通り離婚原因について述べるので、今回は、総決算の意味も含めて遺産分割について述べたい。 ...続きを見る

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2010/12/14 08:48
長男からの遺産分割
遺産分割でこじれるパターンは、大体、決まっていて、典型的なパターンの一つが、長男が父親とともに働いていて、被相続人の財産形成に寄与した場合である。こういう場合、長男は、自分が他の相続人と同じ相続分というのはおかしいのではないか、と考え、遺産分割が紛糾する。 あるいは。家業を手伝っていなくても、長男、あるいは長男の嫁が、生前、被相続人の世話をしてきた場合があり、こういう場合にも、やはり、均等相続ではおかしいと考える。 そこで、こういう場合、代理人の弁護士から「特別寄与」の主張がなされることもあ... ...続きを見る

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2008/05/23 08:16

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