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zoom RSS テーマ「離婚全般」のブログ記事

みんなの「離婚全般」ブログ

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算定表とは異なる養育費金額の合意があるとき、事情の変更で養育費を増減額する場合の基準は?
いったん合意した養育費や婚姻費用も、事情の変更があれば金額の増減請求ができる。義務者が再婚して扶養家族が増えたら、原則として、権利者に減額請求できる。義務者の収入が、著しく増えたら権利者が増額請求できる。取引法における契約の拘束力は、ここでは通用しない。 それでは、そのもととなる合意金額が算定表と異なる金額だった場合は、どうだろう? ...続きを見る

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2017/10/06 13:13
面会交流の勝負は時間と回数?
面会交流の主な争点は、「回数と時間」である。非監護親は、できるだけ多くの時間と回数の面会交流を求め、監護親は、逆に、できるだけ少ない回数と時間を主張し、子どもを間に挟んで互いにせめぎ合うというのが、家裁での典型的パターンだ。 ところで、面会交流の回数と時間は、多ければ多いほど子どもの福祉に資するのだろうか? ...続きを見る

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2017/09/22 12:14
モラルハラスメントと自閉症スペクトラム
モラルハラスメントの背後には、自己愛性パーソナリティがあることは、今や、異論がない。 このモラハラが強いと配偶者を追いつめ、配偶者が些細なことで激情するようになり、外見的には、モラハラ加害者が正常で、モラハラ被害者が境界性パーソナリティ障害に見えてしまうことがある。だから、相手方配偶者が境界性パーソナリティ障害だと主張する場合、主張する本人が、実は自己愛性パーソナリティ障害でモラハラというケースは少なくない。 これらは、以前のブログで述べた。 ...続きを見る

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2017/09/10 13:54
離婚を前向きにとらえる! 「前向き離婚の教科書」発売
弊所副代表森元みのりの「イラストと図解でよくわかる! 前向き離婚の教科書」が、本日(8月26日)日本文芸社から発売されます。 いまや家事事件専門家の間で座右の書となっている「簡易算定表だけでは解決できない養育費・婚姻費用算定事例集」「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」という専門家向け書籍と異なり、一般の方向けの書籍です。 弊所の一般の方向け離婚書籍にはすでに「カラー版 一番よくわかる 離婚の準備・手続き・生活設計」があり、これは予想を超える大ベストセラーとなって... ...続きを見る

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2017/08/26 11:42
審判だけでは解決できない子供の引き渡しの強制執行
親子問題で、親権・監護権がこちらに来た。しかし、相手は引き渡さない。こういう場合は、判決や審判に基づいて、動産執行の一態様として子供の引き渡しを求めることになる。 普通、動産執行というと、自動車等の「もの」が対象だし、目的も金銭回収。純粋にお金だけの問題。ところが、「子の引き渡し」は、対象が子供であり、目的は、金ではない。おそらく、執行官の諸々の業務の中で、一番難しい執行でないか。面会交流事件を割り振られた調停委員会が、「うーん」とうなるのと同様、執行官も、「子の引き渡し」事件を割り振られたら... ...続きを見る

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2017/08/18 12:56
「監護者の指定」に関する諸原則だけではにわかに解決しがたいケース
親権・監護権の帰属は、ある程度、場数を踏んでいると概ね予想できる場合が多い。 監護権・親権の帰属判断には、継続性の原則・母性優先の原則・子の意思の尊重原則・比較考量の原則・奪取の違法性等があり、多くは、この原則に従って判断する。この原則を適用して、それが一つの方向を向いているなら、判断は簡単である。 例えば、妻が子供を連れてDV夫から逃げ出した、こういう場合、誰がどう考えても、親権者は妻である。DV夫が、「子育てには金がかかる。しかし、妻には経済力がない。」と言っても、「なら、アナタが、十分... ...続きを見る

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2017/08/05 15:05
2分の1ルールだけでは「解決できない」財産分与 「清算」から「自立への補償」へ
弊所が出版した「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」、店頭に並んで1週間たたないのに、一日で800部売りつくす等、この種の専門書としては、異例な売り上げを記録しております。 財産分与に関する書籍は、数多ありますが、ほとんど、判例を分析し集積した書籍です。これに対し、弊所のこの本は、多数の家事事件を永年に渡り担当してきた弊所が、現実に担当した事件を素材とし、そこから事務所内で集積しているノウハウを出版したもので、判例集ではなく、弊所のノウハウ集です。この本も、「簡易算... ...続きを見る

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2017/07/22 10:39
「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」の内容
7月18日発売予定の「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」の内容は、以下の通りです。 https://www.sn-hoki.co.jp/shop/product/book/detail_50984.html (弁護士森公任・森元みのり責任編著・西脇理映・舟橋史恵責任執筆) いずれも、弊所で弊所弁護士が現実に直面した論点につき、弊所で担当した事件を素材として、それに対する解決策が呈示してあます。弊所が多数の事件処理から得られた知見が記載されており、財産分与で現実... ...続きを見る

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2017/07/01 21:37
「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」発売
代表弁護士森公任と副代表森元みのり、それと西脇理映、舟橋史恵の4名の弁護士を主メンバーとし、鈴木信作、梶原茉樹、木原佳子、佐多茜、宮ア智之、谷田和樹、浅見宗市にも執筆を分担してもらって、下記の本を出版します。出版予定は7月中旬です。弁護士の先生方には、近日中に、新日本法規より案内が届くと思います。 ...続きを見る

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2017/06/26 21:35
これからの面会交流の「正義」の話をしよう
設例1 父親は、精神的に不安定な母親が子供を虐待しているとして子供を連れ去ったが、裁判所から子供を母親に引き渡すよう命じられ、以来、子供とは面会ができていない。 家庭裁判所に面会交流の調停を申し立てたが、母親は、一切拒否。裁判所は調査官に面会交流の可否を判断するために調査官を子供のいる家庭に派遣しようとしたが、母親はそれも拒否。母親の精神状態がかなり不安定なことが窺える。 こういう母親だけに面会交流の必要性があることは明白だが、面会交流開始のための試行面会さえ目途が立たない。 子の福祉を... ...続きを見る

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2017/06/23 21:09
子の引き渡しの保全処分が認められる基準
別居中の夫婦間において、夫婦の一方が、他方のもとで事実上監護されていた子供を連れ去った場合、連れ去られた親は、子の引き渡しと監護者指定の審判を求めるとともに保全処分の申し立てをします。審判が出ても抗告されると確定せず、直ちに強制執行ができないからです。 しかし、いかなる場合にこの保全処分が認められるかは、いまいちはっきりしない。 これについて、いくつか参考になる東京高裁判例があるので、そのうちの二つを例に挙げてみよう。 ...続きを見る

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2017/06/03 10:14
子の引き渡しを求める審判で考慮される要素
離婚問題で一番難度の高いのが面会交流と「子の引き渡し」を求める審判です。離婚だけなら大人同士の問題だけだが、この二つは「子供の心」が絡んできます。どの案件でも、絶対の「正解」がない。特に保全処分が申請されている場合、対象が子供であり、その子や家族の一生を左右することにもなりかねない。不動産や金銭なんかの仮処分と異なり、簡単には結論が出せない。しかし、時間をかけるわけにもいかない。担当される裁判官は、本当に大変だと思います。 ...続きを見る

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2017/05/19 09:53
100日面会交流で親権変更の判決
昨年、話題になった「離れて暮らす親と子どもとの面会交流に積極的な父親に親権を認めた千葉家裁松戸支部判決」。結局、東京高裁でひっくりかえったけど、代理人弁護士が記者会見まで開いたものだから、すっかり話題になりましたね。 こういう判決って、これが初めてではなく、実は、ときどき、出ているんです。ただ、家裁の審判は非公開だし、担当弁護士も記者会見まで開かないから、話題にならなかっただけです。 ...続きを見る

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2017/04/28 08:29
夫のモラハラと妻の境界性パーソナリティが表裏一体のケースが、それなりにある
夫のモラハラには、その背後に、自己愛性パーソナリティが強く影響していることが非常に多い。そのレベルが「障害」というレベル、つまり、「臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、あるいは他の重要な領域において機能の障害をもたらしている」(米国DSM)というレベルには、達していないが、それに近いなぁというレベルの夫には、しばしば遭遇する。このタイプには社会活動的な偏りがあり、世間では高く評価され、それなりに社会運動や経済活動で成果を収め、自分自身の能力に非常に自信のある人が多い。 一方、妻も、ささい... ...続きを見る

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2017/04/07 15:23
親権者である元配偶者の再婚相手と子供が養子縁組した場合、非親権者からの親権者変更申立は認められるか
離婚して子供の親権が妻になった。しかし、元妻は、再婚し、子供は再婚相手と養子縁組をした。しかし、どうも、その養父が子供を虐待し、その養父の行為を元妻が見て見ぬふりをしている。 こういう場合、当然、親権者変更を求めることになりますが、はたして、民法819条第6項に基づいて親権者変更ができるか、という問題があります。 ...続きを見る

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2017/03/24 13:59
一見すると実現困難な離婚相談の解決策
弊所副代表森元が、(株)レガシイから「一見すると実現困難な離婚相談の解決策」というDVD(CD・ダウンロード・ストリーミング)を出しました。 https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/3055 ...続きを見る

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2017/02/04 11:54
反社会性パーソナリティとDV
反社会性パーソナリティ障がいとは、他者の権利や感情を無神経に軽視するパーソナリティで、それが病的なレベルに達した場合がパーソナリティ障がいです。男性に圧倒的に多いと言われています。 ...続きを見る

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2017/01/28 11:01
離婚を求めると自殺をほのめかす依存性パーソナリティ障害
離婚を口にすると配偶者が自殺をほのめかす、ほのめかすばかりか、現実に自殺行為に走り、リストカットしたりする。 離婚事件でよく経験する。 以前、離婚調停事件で、夫から離婚請求された妻が、調停室や控室で「私は、このままでは最後は孤独死になる」「誰も気づかれないまま死んでいく」と泣いたり叫んだりしていたケースに遭遇した。 このケースでは、夫の方も、「妻が自殺でもされたら大変だ」という恐怖感から離婚請求ができない。我慢してきたが、あまりの妻の異常さに自分自身がうつ状態になり、このままでは自分もダメ... ...続きを見る

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2017/01/14 10:25
今年1年を振り返って  心の障がいと夫婦親子問題
刑事事件では、被告人の責任能力に関して精神医学が問題になる。交通事故では後遺障害をめぐって整形外科的な知識が必要になる。これに対し、家事事件の処理については、なぜか、医学的な発想が取り入れられていない。夫婦親子問題の書籍をみても、この部分は全てスルーされている。 ...続きを見る

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2016/12/16 09:38
広汎性発達障害と親権問題・児童虐待
広汎性発達障害は、男性に多いと言われていますが、女性にもいます。男性の場合は転職を繰り返すパターンが多いのですが、女性の場合は、子供への虐待という深刻な問題に発展します。 広汎性発達障害の特徴は、ひとつのことに集中してしまい、全体を見渡すことができないということです。 これが、社会性・対人関係の障害となって現れます。興味のあるものにはとことん没頭するのですが、それ以外は無関心。人の気持ちや感情を読み取るのが苦手で、コミュニケーション能力が不十分です。 社会人となったとき、単独で行う仕事で、... ...続きを見る

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2016/12/02 08:35
広汎性発達障害と離婚
広汎性発達障害とは、対人関係や社会性の獲得という集団生活を行う上での基本的な能力が欠けている障害です。平たくいえば、トラブルメーカー、クレーマー、周囲から孤立してしまう人達です。 この広汎性発達障害は、特定不能の広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、小児期崩壊性障害の5つに分類されます。ただし、特定不能の広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー症候群は、現実には、判別が難しく、世界の診断基準である米国精神医学会診断基準DSM-5では、自閉症スペクトラム障害(症)とひとまとめでく... ...続きを見る

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2016/11/18 12:50
配偶者の妄想性人格障害と不倫疑惑
「配偶者が不倫している」という疑惑には、もっともだというものもありますが、中には?な疑惑もあります。(以下は、現実の相談を修正し、分離したり組み合わせて記載しています。したがって、実際の相談例と異なりますが、大体の状況はお分かりいただけると思います。) 疑惑例1 「配偶者が我が家の道路の真向いのアパートの男と不倫している。」 証拠は、「配偶者が仕事から帰ってくると、いつも、同じ頃、向かいのアパートの部屋の灯りが点く」というもの。 疑惑例2 「配偶者がマンションの隣の部屋の人と不倫してい... ...続きを見る

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2016/11/04 13:49
子の奪い合い  連れ去りを追認した事例と否定した事例
子の連れ去りは、毎月、何件か受任する事件である。子供や家族の一生がかかる問題であり、家事事件のなかでも、面会交流と並んで一番難しい分野である。 ...続きを見る

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2016/09/30 13:16
家事事件を通してみた児童虐待
わが国の法制度で最大の欠点は、家庭内の弱者を保護する制度がないということである。親子問題でいえば、虐待する親から、虐待されている子供を速やかに救出できる制度がない。 ...続きを見る

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2016/09/11 10:18
面会交流阻害の原因
〔面会交流の難しさ〕 面会交流事件を多数扱っていると、この問題が単純に割り切れない、難問中の難問であることがわかる。 世間では、面会交流を認めるべきか否か、面会交流は権利か否かという単純な問題提起がされているが、現場を知らない人の意見であり、問題提起そのものが間違えている。 面会交流は認めるべきか否かではなく、どういう場合に、どのように認め、どういう場合に認めないか問題なのだ。しかも、これを単純に類型化できない点に難しさがある。 ちなみに、最近は、面会させない親に対し、千葉の松戸で出た判... ...続きを見る

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2016/08/27 10:22
不貞に準ずる行為は、賠償責任の対象にならないとする判例について
弊所副代表森元みのり弁護士のDVDでも、触れているが、離婚原因あるいは損害賠償請求原因としては、いわゆる性交を伴う男女の関係、つまり、不貞に限定されるわけではない。このあたりは、以下のDVDで、詳しく論じているので、興味のある方は、是非、ご購入ください。 ↓ https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/2390 というのは、離婚原因としてみた場合、貞操義務違反があれば不貞がなくても770条5号の離婚原因になるし、損害賠償請求原因と... ...続きを見る

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2016/08/13 13:26
面会交流に関する二つの見解
面会交流は、非監護親からは、「親が子供に会う権利だ」とする意見がある。同時に、監護親である母からは「産んだ母親が面会させるべきか決める権利があり、家裁は口を出すべきでない」という意見もある。 この正反対の考えは、実は、根っこは同じである。いずれも、親の子供に対する権利という側面を強調した考えである。 ...続きを見る

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2016/07/29 08:53
離婚事件における慰謝料額の実情 9類型に分類する
本日、若手弁護士向けの教材として、弊所副代表弁護士森元みのりの「離婚慰謝料の相場観と弁護士実務の重要ポイント」がDVDで発売されました。以下のサイトをご覧ください。 https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/2390 以下は、その内容のダイジェスト版です。 〔慰謝料の9類型〕 離婚に伴い慰謝料を請求する場合、その類型は、主に以下の9タイプにわかれます。 a、不貞 b、暴力 c、粗暴な言動 d、精神的圧迫 e、悪意の遺棄 f、... ...続きを見る

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2016/07/02 10:07
破産と養育費
弊所の取扱事件で一番多いのが親子・夫婦問題、そしてほぼ同数で遺産相続事件である。実は、この二つの分野に次いで多いのが企業の倒産・整理・再生である。 企業の倒産処理をしていると、資金繰りに追い込まれた代表者が養育費を滞納しているケースに結構遭遇する。 また夫婦親子事件を担当していると、別れた夫が、途中から滞納するようになり、ある日、弁護士から突然手紙が来て、元ご主人は破産しますという連絡を受けた、というケースにも結構遭遇する。 こういう場合、滞納した養育費や今後支払われるであろう養育費は、ど... ...続きを見る

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2016/06/17 09:07
財産分与 2分の1ルールだけでは解決できないケース
財産分与は折半が原則であるが、例外もある。というのは、2分の1ルールは夫婦が対等の能力を有することを前提としているが、例えば卓越したスポーツ選手とか著名な実業家で、その能力により莫大な資産を築いたときは、この2分の1ルールは適用されない。これは、2分の1ルールの根拠から導きだされる例外である。 ...続きを見る

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2016/05/28 09:58
嫡出否認規定とDNA鑑定その2
前回の続きです。 最高裁の判断は、3つの事案についてなされました。 ...続きを見る

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2016/05/06 08:32
嫡出否認規定とDNA鑑定
〔嫡出子と非嫡出子〕 民法は、ちゃんと籍入れた夫婦の間の子供を嫡出子、そうでない子供を非嫡出子として、子供を二種類に分類しています。 この区別で、子供にどういう違いが生ずるかというと、ほとんどありません。かつては、相続分で違いがありましたが、両親が入籍していなかったというだけの理由で相続分が半分になるなんて、どう考えても、むちゃくちゃな話で、現在は、非嫡出子の相続分は廃止されました。 そうすると、子供を嫡出子と非嫡出子に「分類」すること自体に、どういう必要性があるのか、親の勝手な都合で子供... ...続きを見る

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2016/04/28 08:00
離婚係争中の共有物分割請求の訴え
Q 夫Aと妻Bは、夫婦で居住用不動産を有している。夫Aは家を出て、妻Bは、その家で子供と住んでいる。家の持ち分は妻2対夫8である。離婚調停継続中で、財産分与協議中、夫Aから共有物分割請求の申立が東京地裁になされた。Aの主張は認められるか? A 認められない。 夫婦共有財産は、遺産分割と異なり、財産分与による精算をした後でなければできないというものではない。 しかし、本件共有物分割請求の目的は、財産分与による精算を免れ、かつ、妻子を家から追い出そうとすることが明白だから、請求は権利乱用として... ...続きを見る

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2016/04/15 08:28
経済力のない男性は、家裁では保護されないという厳しい現実
離婚事件で、ときおり遭遇するのが「稼がない夫」である。これには、いくつかの種類がある。 第1は、働いているが稼げない夫である。写真家とか音楽家とか、選択した職業そのものが、低所得である場合もあるし、勤務先の給料が極めて低額だが能力や性格から転職もできない場合もある。 第2は、働けるが、プライドから働かない場合である。かつて一流企業に勤めていたが、リストラあるいは資格試験を目指して退職した。働こうと思えば、介護とか建築現場の仕事とかいろいろあるが、自分の学歴とか職歴に対するプライドが邪魔をして... ...続きを見る

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2016/03/26 22:25
年金分割の按分割合はなぜ一律0,5なのか
永年結婚していた夫婦が離婚すると、必ず、この年金分割が問題になる。まあ、普通は、0,5、つまり、夫婦で半分ずつと決まっているから、この按分割合が実務的に問題になることは、あまりない。しかし、ときおり、この割合を争ってくる弁護士がいる。 ...続きを見る

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2016/03/11 07:06
離婚と不貞に関する日本と欧米のギャップ
取引法と異なりグローバルスタンダードがない家族法の問題を扱っていると、欧米と日本とで「常識」がかなり異なることに当惑されることが多い。複数国にまたがる遺産分割などは、その「常識」がぶつかり合うため、お手上げ状態になる。不貞・離婚に対する認識も、その一例である。 ...続きを見る

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2016/02/26 11:24
離婚調停を有利にすすめるコツ
離婚に関するホームページを調べると、[離婚調停を有利にすすめるコツ]というテーマがわんさか出て来て、みんな、勝手に「ああだ、こうだ」と述べています。中には、「ウチの事務所だと他に頼むより離婚調停を有利に進められる」なんて、誇大広告じゃないかと思われるような宣伝文句もあるし、「自分は離婚調停の当事者になった経験がある、その経験から、有料でアドバイスをします」というコンサルタントもいる。まあ、初めて調停に望む人は、やはり不安だから、こういうビジネスに飛びついちゃうんでしょうね。 ...続きを見る

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2016/02/13 10:21
再婚による面会交流の中断
円滑に行われていた面会交流が、中断する。実務では、しばしば遭遇するケースだが、その原因の一つが再婚である。 我が国の婚姻数のうち、約4分の1は再婚という統計があるそうで、今や再婚は、ふつうに行われている。我々が若い頃は、後家さんが再婚すると、「死んだ夫に失礼だ。貞操観念のない女だ」なんてまじめに非難する人もいたが、今は、そんな議論など笑い話のレベルだ。 ...続きを見る

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2016/01/29 09:54
DV保護命令 重要ポイント17その2
その1からお読みください。 ...続きを見る

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2016/01/16 09:17
DV保護命令 重要ポイント17その1
Q1 被害者への子どもや親族への接見禁止命令を単独でできるか A1 できない。 あくまでも被害者本人への接見禁止を確保するために付随する制度として、被害者への子どもや親族への接見禁止命令が認められているにすぎないからである。電話等禁止命令も同様である。 なお、「子供への接見禁止命令」は子の連れ去りを防止するためのものであるから、すでに成人した子や、別居している子は、「子供への接見禁止命令」の対象から外れる。ただし、成人した子や、別居している子も、親族への接見禁止命令の対象になる。 ...続きを見る

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2016/01/08 08:12
家事事件 今年1年を振り返って
【遺産分割】 1,若手弁護士のレベル向上が著しい。 遺産分割調停や協議・審判では、今年1年は、若手弁護士が非常にしっかりと遺産分割のロジックを身につけ、遺産分割調停や協議・審判に臨んでいることに感心することが多かった。(ただし、全然理解できていない若手弁護士も多い)。 一方、一部の高齢弁護士は相変わらずである。一部の高齢弁護士は、自分が遺産分割のロジックを知らないということを自覚してないので、素人よりも手に負えない。 たとえば使途不明金問題とか前提問題。一部の高齢弁護士には何度説明しても... ...続きを見る

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2015/12/25 08:52
有責配偶者の離婚請求 未成熟子・経済力のない妻・別居期間約1年半でも離婚請求が認められたケース。
有責配偶者からの離婚が認められるには最高裁によれば以下の3要件が必要である。 @ 子供が成熟している A 離婚しても相手を経済的に困窮させない B 相当長期の別居 ...続きを見る

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2015/12/12 11:27
被用者年金一元化に伴う年金分割に注意!
離婚、特に熟年離婚では、年金分割は必ず争点になる。争点になるといっても、結論は決まっており、あまり争う余地はないのだが、離婚請求される方(主に夫)は、この年金分割が一番堪えるので、何とか年金分割だけは、回避しようと、色々駆け引きをすることになる。 ...続きを見る

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2015/11/26 07:35
面会交流事件は一番難しい
弁護士が扱う事件は多種多様で、簡単な事件もあればやたらと難しい事件もある。一番難度の高い事件は何かといわれると、個人的には、一番難しいのは、面会交流事件だと思っている。 「会うか会わないか、会うとしたら場所と回数を決めればよい」と割り切れば単純な事件だが、実際は、そうはいかない。難しい原因はいくつかある。 ...続きを見る

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2015/11/07 11:59
「子どものために離婚しない」は本当か?
離婚相談をうけていて、しばしば、「別れたいが子供のために離婚できない」という発言を聞きます。 本当にそう思って発言している人もいれば、自分が離婚したくない気持ちを素直に表現できず、子供のせいにして離婚拒否しているケースもあります。 ...続きを見る

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2015/10/16 07:43
親が再婚した場合と面会交流の是非
[面会交流制限事由] 離婚した場合、子供には、経済的援助と精神的援助が必要になる。経済的援助は養育費であり、精神的援助は面会交流である。離婚先進国の欧米諸国では、この二つの援助は、子に対し非常に重要で、これを怠ることは子供に対する虐待であると広く認識されている。 我が国でも、面会交流は、禁止事由(DV、虐待)がない限り、原則として面会させるべきだという点では、実務は一致しているが、関係当事者の意識が欧米と異なっており、またDV、虐待の存在そのものに争いがあることが多く、面会交流に関するトラブ... ...続きを見る

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2015/09/30 08:50
DV加害者の思考・行動は、驚くほど類似している。
うちの事務所では、DVの被害者からの相談も受けるし、加害者からの相談も受ける。その割合は半々である。被害者からの相談を受けると、「これは悲惨だ」と思う場合もあるし、「ただの夫婦喧嘩でDVなんて問題外」という場合もある。加害者からの相談も、「これは冤罪だ」と思う場合もあるし、冤罪だと言いながら典型的なDV加害者の場合もある。 以下は、典型的なDV加害者の思考行動を述べる。 ...続きを見る

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2015/09/15 08:59
離婚原因としての児童虐待
離婚事件の相談や依頼を受ける際、離婚原因として、配偶者の児童虐待をあげる例が多い。相手方配偶者が子供を虐待するから離婚したいという人、逆に、子供を虐待したとして離婚を求められている人、さまざまであるが、この10年ほどで急速に件数が増えたと思う。 その背景には、社会全体が子供自身の発達権を尊重するようになり、「子供は自らの力で育つものである」という認識が広がってきたこと、「子供に対する暴力は百害あって一利なし」という考えが常識になってきたことが大きく影響している。 ただ、児童虐待をしている親の... ...続きを見る

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2015/08/27 10:07
離婚原因としての相当期間の別居
ときおり、 離婚というのは、本来は、相手方に何らかの落ち度がなければ離婚できない。 落ち度がない場合は、相当期間の別居が必要になる。 と誤解している弁護士に出くわす。それも、かなり多い。 ...続きを見る

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2015/08/08 10:41
DV被害では被害者は加害者を告訴すべきか否か
DV被害者である妻が警察に被害を訴えると警察は必ず「告訴するか、しないか」を問うてくる。最終的には告訴しないとする妻の方が多いが、告訴しないことについて、被害者と加害者の認識は大きく食い違っている。 ...続きを見る

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2015/07/18 15:48
国際離婚
以前のブログで国際相続を得意分野としたがる若い弁護士さんが少なくないこと、しかし、現実には、決してかっこいいものではなく、かなり大変な事件であることを述べましたが、同様の問題は、国際離婚にもあります。ただ、なぜか、国際相続と異なり、国際離婚は、それほど若手弁護士に人気のある分野ではありません。 ...続きを見る

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2015/07/10 11:02
精神的DVと慰謝料請求
[統計数値] 離婚に伴う慰謝料相談で一番多い相談が、言葉の暴力、精神的虐待を理由とした慰謝料請求である。依頼者や相談者のなかには、肉体的暴力や不倫よりも、精神的暴力のほうがきつい、という方は少なくない。相談を受ける実感としても、精神的DVのほうが悲惨である。 しかし、統計的に見ると、この精神的DVは、認容率も低いし、金額も低い。判断する裁判官と主張する当事者との間には、かなりの温度差がある。 平成25年度の東京家裁の判例を統計的に整理すると、言葉の暴力とか精神的圧迫等の精神的虐待を理由とし... ...続きを見る

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2015/06/26 10:24
財産分与―破産した場合と相続した場合
財産分与は、離婚に伴う制度とはいえ、純粋にお金の問題で倫理的判断ははいらないので、破産とか相続と絡まってくる。 ...続きを見る

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2015/06/11 16:07
財産分与契約の有効性
離婚事件を扱う中で、しばしば財産分与契約に直面する。たいていは、夫婦で離婚騒動が持ち上がった時、離婚を回避したい人が、離婚を避けるために、「反省していますので、離婚しないでください。もし今度離婚するときは、こういう財産分与をします」という約束をして、何とか離婚を回避する手段にもちいられる。 例えば、夫が浮気した、妻が激怒して離婚を求める。こういう時、夫は「二度と浮気しません、もしまた浮気したら離婚して、こういう財産分与をします」という類の念書を書き、何とか許してもらうことになる。その内容は、多... ...続きを見る

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2015/05/30 11:49
居住用家屋の利用権設定という財産分与
離婚訴訟の代理人になっていると、この母子、離婚後どこで暮らしていくんだろう?と、悩む場面が少なくない。 離婚の多くは性格の不一致で、そうなると慰謝料はもらえない。仮にもらえても、200〜300万円だ。財産分与も、若い夫婦だと、みるべき資産がなく、清算すべき財産分与はほとんどない。母子で人生の再スタートを切ることになるが、そのスタートするための生活資金が決定的に足りないのだ。 こういう場合、子供を抱えた母親が、まず直面するのは、住居の確保である。特に東京圏や関西圏などは家賃が高いから、その思い... ...続きを見る

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2015/05/17 10:37
婚姻関係破綻前の不貞があっても離婚請求、離婚に伴う不貞慰謝料が否定される場合 
東京家庭裁判所の裁判官が、平成24年4月から平成25年12月までの203件の離婚事件判決を分析し、最近の慰謝料の動向を分析してくださいました。最近、その分析のレポートを拝読できました。今日は、その話です。 ...続きを見る

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2015/04/24 13:31
深刻化する逆DV
今週号の週刊朝日に、妻から夫へのDV記事が掲載されています。 「殴られても返せず、訴えても認められず…「美人」「精神的に不安定」「格差婚」が危ない。DV妻に苦しむ夫たち」 http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=16963 この記事に、弁護士として代表弁護士の森と副代表弁護士の森元のインタビュー記事が掲載されていますので、是非、ご覧ください。 この逆DV、ホームページでも触れています。 http://www.mori-law-... ...続きを見る

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2015/04/08 16:32
短期の別居でも、有責配偶者からの離婚請求が認められるケース
不倫した配偶者からの離婚が認められるには、 @ 夫婦間に未成熟子がいない。 A 離婚を認めても経済的に配偶者を困窮させない B 相当長期の別居 という3要件を充足しなければならないというのが、最高裁の示した判断であり、実務でも、この基準にしたがって判断されている。 ...続きを見る

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2015/03/26 17:50
DV保護命令で「暴力」は、必要要件か?精神的DVについて
DV被害者は、たいてい、DV保護命令を申請する。シェルターで手続きをとってもらう人もいるが、自分で手続きをとったり、弁護士に頼む人もいる。 この保護命令は、かなり周知されていて、うちの事務所にDV被害で相談に来る人は、たいてい、この保護命令の制度を既に知っている。 ...続きを見る

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2015/03/06 08:30
子の拒絶は面会交流拒否の理由になるか?弁護士の責任
監護親が面会交流を拒否する理由として一番多いのが、「子供が会いたがっていない」という理由である。 ただ、家庭裁判所は、監護親が、いくら子供が面会を拒否しているといっても、それをそのまま、素直にはうけとらない。多くのケースで、子供は、監護親の影響を受けて拒否しているからである。 ...続きを見る

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2015/02/15 11:30
家庭裁判所は、面会交流における「子の福祉」をどのように考えているか?DVケースで
面会交流を求める側も、拒否する側も、大義名分に使われるのが、「子の福祉」である。子どもと会うことが子の福祉にかなう、いや、会わせるとかえって子の福祉に反する。面会交流で対立する当事者が、ともに「子の福祉」を理由にする。 これは、「子の福祉」という概念が非常に曖昧だからだ。 ...続きを見る

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2015/01/30 14:09
別居していないと離婚は絶対無理?
うちの事務所に相談に来られるお客さんは、色々な事務所を訪問して相談し、その一つとして来られるお客さんが、それなりにいる。自分の一生が掛かっているのだから、それはそれで当然で、何人かの弁護士さんの中から自分と相性の合う弁護士を見つけ出すのはいいことだと思う。 ...続きを見る

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2015/01/21 17:35
夫婦親子問題に解決に必要な知識とは  1年を振り返って
もうすぐ1年が終わります。 今年も、離婚事件や親子問題の難しさを痛感した1年でした。 以前、大量生産型債務整理事件処理で名を馳せた某弁護士が、その著作のなかで、「離婚事件は単純だ、離婚原因、親権、財産分与、慰謝料、面会、この5点のポイントをマニュアルに従って事務員が事情聴取し、それ以外の人生相談みたいな部分は意味がないので取り上げない。そうすれば、迅速に解決できる」と言っておられました。 まあ、こういう考えもあり、これはこれで間違いであるとは思いません。 ただ、こういう割り切った考えは、... ...続きを見る

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2014/12/25 18:26
面会交流と間接強制に関する家裁の考え方
最高裁は、面会交流と間接強制について、以下の原則を示していることは、従前のブログで述べた通りであり、それは、概略以下の通りである。 http://mori-law-office-blog.at.webry.info/201408/article_4.html [第1原則] 面会交流の調停条項としては、できるだけ当事者の協議・協力にゆだねるような条項が望ましい。間接強制を可能とするのは、やむを得ない場合に限られる。 [第2原則] しかし、以下の3点につき、給付請求が可能な程度に具体的に条... ...続きを見る

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2014/12/13 14:41
発達障害者は、心の目が不自由な人―夫婦の一方がアスペルガーの場合
発達障害・アスペルガーという概念は、DSM−5では自閉症スペクトグラムという概念に吸収されたが、現場では、依然として使用されている。相談でも、配偶者が発達障害やアスペルガーではないかという相談が多い。 自分は、精神科医ではないので、断言はできないが、そういう相談の多くは、単なる性格の不一致を発達障害とかアスペルガーと勝手にレッテル貼りしている場合が多い。 ...続きを見る

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2014/11/28 16:58
家事事件とDSM―5  消えた「アスペルガー・広汎性発達障害」概念
面会交流や親子問題では、精神医学の基礎知識が欠かせない。弁護士は、法律論の勝敗だけで考えず、その行為が、子供の心にどういう影響を与えるのか、どうするのが、その子の発達に一番役立つかという観点から事件処理をしなければならない。そのためには、交通事故で弁護士に整形外科的知識が必要になるのと同じように、夫婦親子問題では、精神医学・児童心理・児童教育学等についての最低限の知識が不可欠だ。 ...続きを見る

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2014/11/13 08:23
同意もないのに離婚届けを出されても、結構、離婚は有効になる。
離婚トラブルの一つに、無断で離婚届けを出されるというケースがある。 配偶者が勝手に離婚届けの署名欄を偽造して提出した場合、勿論、離婚は無効である。いちいち離婚無効確認訴訟(審判)を経なければならないから、やっかいではあるが、最終的には、離婚は無効になる。 ...続きを見る

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2014/10/29 09:55
離婚原因としての悪意の遺棄
離婚原因として、一番主張されるのが、この「悪意の遺棄」である。夫が家に帰ってみると妻と子供がいなくなっている、悪意の遺棄だ、有責配偶者だから離婚はできない、という主張である。 もちろん、これは単なる別居の始まりにすぎず、悪意の遺棄とは言えない。 悪意の遺棄の典型例は、妻子を顧みず生活費を入れず、家にも帰らないというパターンだ。自分が弁護士になったころは、年配に男性で、こういうパターンが結構いたが、さすがに、最近はとんと見かけない。この手のタイプは、そもそも結婚できない。 ...続きを見る

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2014/10/16 09:55
家事調停の進め方  離婚調停を例として
このブログをご覧になっている方の中には、家裁に調停を申し立てたとか、家裁から呼び出しがあったという人が多いでしょう。 で、今回は、具体的に、調停がどういう風に進行するか、アナタが、東京家裁に離婚調停を申し立てたケースで、説明しましょう。 ...続きを見る

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2014/09/09 17:18
面会交流の間接強制を認めた最高裁判例とそれ以降の家裁実務その1
間接強制は従来の実務では認められており、それを前提として、平成25年1月1日施行の家事法では、すでに面会交流を履行命令(290条)の対象から外している。そして、最高裁は、平成25年3月28日、調停条項に基づく面会交流について間接強制の可能性に関する判断を示し、従来の実務を容認した。 ...続きを見る

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2014/08/30 15:52
妻がアスペルガーの場合、面会交流をかたくなに拒否する
今、離婚事件で当事者が一番感情的になりやすいのが面会交流である。特に父親は、親権を奪われたうえに、子供とも会えないとなると、それは父親として生きることの否定そのものにつながるから、何が何でも子供との面会交流は実現したいと思うのは、人間として、当然の感情である。 ...続きを見る

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2014/08/15 10:34
財産分与対象財産  退職金 法人 子供名義預金
財産分与を処理するにあたり、対象財産を決めなければならないが、別居時に存在する財産は、夫婦共有と推定されるので、特有財産であることを主張・立証しない限り、すべての財産が財産分与の対象になる。 ...続きを見る

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2014/07/26 12:38
財産分与の範囲確定時期と評価時期
夫婦が離婚するに際し、夫婦間の財産を財産分与として清算する。これを清算的財産分与という。 ...続きを見る

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2014/07/11 17:09
財産分与対象財産
財産分与は、夫婦の財産を離婚に伴い清算する制度ですが、財産分与の対象になる財産は、原則として、別居時に存在した夫婦の財産です。離婚時では、ありません。 別居時に存在する財産のうち、財産分与の対象になる財産は、共有財産及び実質的共有財産です。婚姻中に取得した家とか預金は、夫婦の一方名義であっても、実質的共有財産として、財産分与の対象になります。これに対し、親からもらった財産とか、婚姻前からもらった財産とか、こういうものは、特有財産として財産分与の対象にはなりません。以下、現時点での家裁の基準を述... ...続きを見る

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2014/06/28 15:27
DV加害者の特徴  変化に適応できない人たち
「強い者が生き残ってきたのではない。変化に適応できるものが生き残ってきたのだ。」 これは、ビジネスの世界で、しばしば引用されるダーウィンの名言である。あるビジネスモデルが成功するか否かは環境に適応できるか否かにかかっている。仮に一時的に成功しても、そのビジネスモデルが通用する期間は10年程度で、環境の変化に応じてビジネスモデルも変えていかなければならない。そういう趣旨で使われる。 ...続きを見る

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2014/06/24 09:47
配偶者がアスベルガー?
離婚事件に絡んで、しばしばアスペルガーという言葉が登場する。たいていは、婚姻関係がうまくいかないのは、相手がアスペルガーだからだ、という主張である。 こういう相談は多いが、医師の診断が出ているのではない。相手の行動が単に理解できないことから、アスペルガーと勝手にを決めつけているだけで、多くは、性格の不一致である。考え方、行動パターン、価値観、こういうものがまるで違うと、双方が相手を異常と考え、人格障害とかアスペルガーと思い込んでしまうのである。 ...続きを見る

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2014/06/13 12:55
離婚原因は5つ。それとも1つ?
配偶者が離婚を拒否していても、法定の離婚原因があれば、判決で離婚できます。その離婚原因は、民法770条1項に書いてあります。 1号が不貞行為 2号が悪意の遺棄 3号が3年以上生死不明 4号が強度の精神病 5号が婚姻生活を継続し難い重大な事由 まあ、これは、どのホームページにも書いてあることですから、みなさん、ご存知だと思います。 そこで、「裁判上の離婚原因は、合計5つあり、離婚するためには、この5つのうちどれかに該当しなければならない」、と言われる場合が多いですね。これは、かつての... ...続きを見る

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2014/06/03 09:53
配偶者が病気になった場合に離婚できるか
実務上、しばしば問題になる離婚原因に配偶者が病気になった場合があります。 ...続きを見る

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2014/05/17 16:41
家事調停には3種類ある。
調停というのは、話し合いの場であり、訴訟のような厳格な様式制はない。そのため、ともかく家事調停を一つ申し立てれば、その調停の中で関連するものは、何でも処理してくれるだろうと期待して、調停を一つだけ申し立てる当事者や代理人がいる。 ...続きを見る

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2014/04/25 09:38
財産分与契約に似て非なるもの
「以前、配偶者と離婚する際は、財産をこう分与するという約束をさせられた。離婚する際は、それに拘束されるのか」、あるいは「以前、離婚する際は、財産分与はこうしますと相手方に約束させた。それは、裁判になっても拘束力を持つのか」、こういう相談が結構多い。 ...続きを見る

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2014/04/10 09:39
財産分与における債務の取扱
離婚事件の主な争点は、親権と財産分与である。若夫婦の離婚事件の場合は、主に親権が、中高年の熟年離婚の場合は、財産分与が主に争点になる。 ...続きを見る

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2014/03/28 11:25
年金分割QA
年金分割制度が導入されて久しい。 本来、年金は、各人の老後の生活保障のためであるが、妻が夫の扶養家族の場合、離婚すると、妻は、基礎年金は受給できても、2階部分の厚生年金は受給できなかった。 しかし、夫の給与は家族のためであり、厚生年金も夫婦の老後のために支払ってきた以上、離婚すると、妻に厚生年金が受給できなくなるというのはおかしい。 そこで、まず平成19年4月1日に、合意分割の制度が採用された。これは、同日以降に離婚する夫婦に適用される制度で、合意か審判で年金分割が決められれば、国は、保険... ...続きを見る

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2014/03/12 08:48
離婚訴訟における慰藉料請求
離婚に不貞が絡んでいるとき、たいてい離婚請求訴訟と一緒に慰藉料請求訴訟が提起される。 ...続きを見る

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2014/02/27 17:52
養育費の減額が認められる場合 認められない場合
「離婚調停で養育費を決めたが払えない、減額請求したい」という相談は数多くあり、また、「減額請求されたが、減額されたら生活が成り立たない」という相談も数多い。 ...続きを見る

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2014/02/11 12:15
家裁が、子の連れ去りを認めるケースとは?ハーグ法から推測する。その2
前回のブログで述べたが、ハーグ法では、子供を連れ去った場合でも、子供の返還が拒否出来る場合を定めている。これを国内の連れ去りに当て嵌めると以下のようになる。 ...続きを見る

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2014/02/01 18:09
家裁が、子の連れ去りを認めるケースとは?  ハーグ法から推測する。
欧米各国の圧力もあって、日本もハーグ条約に加盟したが、それにあわせてハーグ法が制定され、平成25年6月19日に公布された。 ハーグ法は、ハーグ条約を国内で実行するための法律であるが、注目すべきは、27条と28条である。 ...続きを見る

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2014/01/24 14:40
正体のはっきりしない同居義務
民法は、夫婦間で色々な義務を定めているが、その中で、もやっとして訳の分からない義務が同居義務である。 「夫婦なら一緒に住まなければダメですよ」という義務で、義務の概念そのものは明確だが、内容になるとはっきりしない。 ...続きを見る

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2014/01/18 11:12
裁判所が親権者・監護権者を決める基準
親権・監護権を決める基準については、弊所のホームページで、一応の基準を公表しているので、そちらをご覧ください。 http://www.katei-net.com/shinken/qa.html#q4 ただし、現実の事案では、いくつかの原則を総合的に適用し、より妥当な結論を導いている。 ...続きを見る

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2014/01/05 12:21
裁判上の離婚原因  「性格の不一致による離婚」「人格障害」を例として
最近は、離婚に関する弁護士のホームページが氾濫し、しかも、内容に似たりよったり。利用者の方も、ホームページで弁護士を選ぼうにも、どの弁護士にするか、判断できないのではないでしょうか。弁護士の場合は、医師のように専門分野に関する厳格な規制がないので、ほとんど離婚訴訟や調停の経験がなくとも、あるいは弁護士になったばかりの人でも「得意」とか「専門」と言っても、別に違法ではないとされています。 お客さんとしては、できるだけ多くの実績がある弁護士事務所に頼みたいのでしょうが、これでは、判断ができません。... ...続きを見る

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2013/12/13 08:46
面会交流に適さない非同居親 特に父親について  家裁の見極め基準
面会交流は親の権利だと思っておられる方がいますが、現在のところ、面会交流は子供の権利であり、非同居親は、反射的効果として、子供に会えるにすぎない、というのか家裁実務家の共通認識です。 ...続きを見る

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2013/11/28 09:04
家裁では、面会交流に際し、子の意思をどのように把握しているか
民事事件、刑事事件が減少しているのに対し、家事事件が増加している。増加している家事事件の中でも、面会交流の調停申立件数の増加が顕著である。平成11年を基準にすると、父からの申立は5倍以上、母からの申立は約3倍に増えている。 子の年齢から見ると3〜7歳が多く、回数は月一回が多い。 ...続きを見る

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2013/11/14 21:48
財産分与の「2分の1ルール」に変化の兆し
離婚事件の特徴は、互いが相手の人格を非難し合うことだ。それぞれが、自分の価値観で相手を非難し合うので、際限がない。これらの紛争は、どこに価値観を置くかで、正と悪がいくらでも入れ替わる。そのため、現在の家庭裁判所は、この「価値観の対立」には、できるだけ立ち入らない様な処理をしている。 これは、前回のブログで述べた通りである。 現在の裁判所は、離婚を、夫婦関係の財産の清算という、どちらかというとビジネスチックに捉えるのは、そのためである。 ...続きを見る

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2013/11/09 09:45
家事事件手続き法の施行で期待される「調停に代わる審判」
家事事件手続き法が施行され、色々と変更されたものがある。その一つが、離婚成立期日以外なら、離婚調停が電話でできるようになったことだ。遺産分割では、すべてが電話でできる。 申立人は、今まで、調停の都度、相手方住所地に行かないとだめだったのが、これで大幅に申立人の負担が減るのではないかと期待している。ただし、電話調停で非公開性をどうやって確保するかという難しい問題があり、現在のところ、東京家裁でも、数件しか実地例がないという。 ...続きを見る

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2013/11/01 16:18
離婚事件における裁判所の基本的価値―「弱者保護」に反すると悲惨な結果になる
離婚事件の特徴は、互いが相手の人格を非難しあうことだ。それぞれが、自分の価値観で相手を非難しあうので、際限がない。特に金銭感覚と教育観、これはもう人によって千差万別で、宵越しの金をもたない人もいるし、トイレの水を流すのを節約する人もいる。名門私立小学校の「お受験」に精を出す人もいれば、北海道の原野に家族で引っ越そうという人もいる。 これらの紛争は、どこに価値観をおくかで、正と悪がいくらでも入れ替わる。 そのため、裁判所は、こういう価値観の対立にはつきあわず、できるだけ客観的に離婚裁判を進行さ... ...続きを見る

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2013/10/27 20:15
財産分与の2分の1ルール 破りました!!
夫婦で離婚するときは、夫婦間で築いた財産を折半する。これは、もう当たり前の常識になっています。 妻が浮気して家を出ようが、夫がヒモみたいな男で、妻が仕事と家事をこなしてきても、あたりまえのように2分の1ルールが適用されます。その結果、例えば、夫名義の財産が5000万円で、妻が不倫して男のもとに走り去っても、妻は2500万円を夫に請求でき、そこから慰藉料300万円を差し引いても、2200万円以上は妻が夫に請求できることになります。 ...続きを見る

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2013/10/09 08:38
養育費に関する家裁の基準
養育費については、算定表によることが基本で、これはうちの事務所に来られる相談者の7〜8割の方がご存知である。 ただ、算定表では解決できない問題が多々ある。いくつかの問題は、家裁で一応の基準が出来ているので、今回は、そのうちのいくつかを紹介しよう。 ...続きを見る

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2013/09/27 08:32
面会交流を強制するのはプラスかマイナスか
家事事件で、この数年で激変したのは、面会交流を巡るトラブルである。 親権・監護権は、とられてしまったが、面会交流だけは、できるだけ多く実現したい。これが面会交流を求める非親権親の考えである。逆に、親権者は、この面会交流をできるだけ制限しようとする。 ここから、離婚に継ぐ、第二ラウンドとでもいうべき紛争が勃発する。 ...続きを見る

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2013/09/06 07:43
離婚に伴う財産分与―過去の未払い婚姻費用について
うちの事務所の離婚相談(件数からすれば、おそらく全国1.2位のはず)には色々な相談があるが、その質問の中で明確に答えられる質問もあれば、曖昧な回答しかできない質問もある。 このうち、婚姻費用については、その金額も含めて、ある程度の内部基準ができており、大体、ある程度の見通しをつけることができる。 ...続きを見る

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2013/08/25 09:46
財産分与と夫婦別産制―2分の1ルールが崩れるとき
妻の地位向上、権利意識の高まりから、離婚に伴う財産分与については、2分の1ルールを適用して、夫婦平等でわけることが、当たり前のようになっている。 自分が弁護士になった頃は、専業主婦の財産分与は4分の1,せいぜい3分の1止まりで、2分の1などという発想はなかった。当時、女性地位向上運動に関わっている人たちが2分の1ルールを主張していたが、裁判所は、「非常識な極論」として、全く顧みなかった。 それが、今や2分の1ルールは「常識」になっている。 ...続きを見る

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2013/07/31 09:57
ハーグ条約から、「子の連れ去り」が容認される場合を推測する
平成25年5月22日、ハーグ条約が国会において承認され、同年6月12日、ハーグ条約国内実施法が国会において成立しました。施行時期は未定です。 ...続きを見る

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2013/07/12 08:28
結構多い妻(女性)から夫(男性)に対するDV
最近、妻からのDV被害に苦しむ夫の相談が多い。意外と思われるかもしれないが、少なくと、うちの事務所に限定すれば、妻あるいは女性を加害者とするDVと、男性・夫によるDVとの間には、相談件数・受任件数という点において、決定的な違いはない。 ...続きを見る

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2013/06/20 18:11
面会交流は、なぜ子供に有益か 再考してみる。
現在の裁判所は、面会交流にかなり積極的である。一昔前は、夫婦間の対立が激しいときは面会させないという基本スタンスで、仮に調停条項に定めても、面会交流が実現しないということが珍しくなかった。しかし、男性も育児に積極的に関わる一方で、女性も、出産しても仕事を続けるのがあたり前になった現在、育児は共同分担が普通になっている。 ところが育児は共同でも、離婚後の親権は共同ではないから、監護権を確保できなかった親は、面会交流で代替しようとする。かくして面会交流をめぐって家裁に多数の案件が継続することになる... ...続きを見る

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2013/06/05 18:28
配偶者が人格障害であることを裁判所はどうやって認定するのか?
「人格障害」という用語は、「モラハラ」と並んで、離婚事件にしばしば登場する言葉である。多くは、「配偶者の言動が理解できない→異常だ→人格障害だ→婚姻関係がうまくいかないのは配偶者の人格障害が原因である。」まあ、だいたい、こういう論法である。 ...続きを見る

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2013/05/16 10:39
財産分与に関する誤解
〔負の財産分与〕 最近、ある女性の方が、夫の代理人である某法律事務所所属弁護士からの「通知書」を持って来られたが、その通知書の中身を見て驚いた。概略は以下の通りである。 「夫は離婚を求めている。 今、夫の財産は、家しかないが、夫名義の住宅ローンもついている。 家の価値は1000万円で住宅ローンの残高は2000万円である。 離婚すれば、財産分与として、家を処分し、残ったローン1000万円の半分500万円は貴殿が負担することになる。 借金は負担しなくていいから、無条件で離婚しなさい」 ... ...続きを見る

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2013/04/27 10:44
婚姻費用分担請求が権利の乱用として許されない場合
「妻は、あまりにも身勝手だ、こんな奴にも婚姻費用(生活費)を支払う必要があるのか」 これは、弁護士として、頻繁に問いかけられる質問の一つです。 ...続きを見る

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2013/04/16 12:20
養育費・婚姻費用の保証
「養育費や婚姻費用を決めたが、あの人は誠意のない人だから、支払わないに決まっている。保証人をつけてもらいたい。」 養育費の一括払いと並んで、こういう要望は結構ある。 子供を抱えて生きて行かねばならない母親にとっては、相手方が現実に支払ってくれるかどうかは死活問題であり、一括で支払いを求めたり、あるいは保証を求めるのは、ある意味、当然である。 しかし、現在の家裁は、保証に関しては、非常に消極的である。 その理由は、養育費の性質にある。借金とか、商取引なら、保証というのはあり得るが、養育費と... ...続きを見る

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2013/04/01 11:16
「家庭内別居」・「円滑にいかない面会交流」は、子供にどのような影響を与えるか?
家庭内別居という、日本独特の用語がある。 一つの家に同居しながら、夫婦が互いの交流を絶っている状態を指す用語である。 別居せず家庭内別居を続ける理由は、さまざまで、別居するほどではないが夫婦としての交流をするのは嫌だというレベルから、本当は別居したいのだが、経済的理由から別居できないというレベルまでさまざまである。 このレベルの程度にあわせて、別居の態様も、ただ、「夫婦間の会話がない」というパターンから、「寝食・洗濯・家計等を完全に分離している状態」まで、さまざまである。 ただし、弁護士... ...続きを見る

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2013/03/11 12:08
離婚調停での調停委員の個性はさまざま
離婚は、いきなり訴訟を提起できず、まず調停を経なければならない。したがって、離婚案件を裁判所に持ち込むと、最初に応対するのは裁判官ではなく、調停委員である。 問題は、この調停委員は、実に個性がさまざまで、したがって運用もさまざまだということである ...続きを見る

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2013/02/23 10:36
子供の出産を境に夫婦関係が破綻するのはなぜか?
離婚事件には、色々なパターンがあるが、同時にいくつかの典型例がある。 その一つに、今まで良好だった夫婦仲が出産を境に急に悪化するというものがある。もともと行き違いはあったものの、出産を境に急激に悪化する例もあれば、問題ない夫婦だったのが出産を境に次第に悪化していく例もある。 子は「かすがい」と言われているのになぜだろうか? ...続きを見る

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2013/02/02 09:15
モラルハラスメントと離婚
「親密な領域における暴力と支配」は、DVの特徴であるが、同じような現象にモラルハラスメントがある。 モラルハラスメントの関係では、加害者は、まず相手が自分から離れられなくなるように被害者の考えや行動をコントロールしようとする。つまり、「支配」しようとする。それに対し、被害者が、この支配に抵抗しようとすると中傷・罵倒・無視などの精神的「暴力」を加える。 精神的暴力を駆使することで、加害者は、次第に被害者を追い詰め、支配するというのがモラルハラスメントの典型的構造である。 ...続きを見る

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2013/01/12 09:42
親権者が死亡した場合の子供の親権  別の観点からの遺言の勧め
現在、家庭裁判所で一番ヒートアップするのが親権をめぐる争いである。日本では相も変わらず、単独親権制であり、他方で面会交流もスムーズにいかない例も少なくないことから、代理人としても、依頼者の心情を思うと、非常につらい面がある。 ...続きを見る

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2013/01/08 13:48
年末にあたってその2  離婚原因
このブログが、本年最後のブログになります。最後は、毎年、恒例ですが、離婚原因について述べたいと思います。 ...続きを見る

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2012/12/24 15:33
夫婦で養育費を定める場合の注意点 特に一括払い
現在、養育費は、家裁実務では、算定表と算定方式を使って算出しており、かつてのように金額をめぐってトラブルになることは減少した。しかし、それ以外の点で、いくつかの問題点は残っている。 ...続きを見る

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2012/12/08 09:41
「子供の意思」とは何か?
「子供の意思」は、家事事件では、たえず問題になる。親権者・監護者を誰にするか、面会交流を認めるか、認めるとしたらどの程度か?これらの決定にあたっては、「子供の意思」が最大のキーポイントだし、当事者も「子供の意思」を最大の理由として主張してくる場合が多い。 家事事件手続き法でも、子供の意思を最大限尊重することとし、子供代理人制度までつくっている。 ...続きを見る

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2012/11/23 10:01
面会交流拒否の原因―「子供が会いたくないと言っている」は、本当か?
現在、離婚で一番揉める問題の一つが面会交流だろう。10年前は予想も出来なかったことだ。 非監護親が子供に会いたいというのに対し、監護親が子供を会わせない。調停で約束していても会わせない、審判で面会交流を命ぜられても会わせない、こういう例は非常に多い。 そのとき、たいていの監護親は、「子供が会いたがっていない」という子供の意思を面会交流拒否の理由としてあげる。「子供は会いたがっているけど、私は会わせたくないのよ」と堂々と言い放った例は、ほとんどない。 しかし、非監護親からすると、監護親の、こ... ...続きを見る

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2012/11/09 09:55
住宅ローンを支払っている場合の婚姻費用
夫婦が離婚せず、別居状態を続けている場合、夫婦の生活保持義務に基づいて、収入の多い方が少ない方に婚姻費用を支払う必要がある。 婚姻費用の金額については、裁判所が作成した計算式で計算するのが原則となっているが、計算式は複雑だし、ある程度の幅を持たせたほうがいいということで、通常は、計算式の結果を概略化した算定表を用いる。 ...続きを見る

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2012/10/20 11:01
婚姻費用分担と権利乱用
夫婦は同等の生活を送る権利と義務がある。夫婦で家計が同一の場合は問題ないが、別居した場合などは、収入の多い配偶者(普通は夫なので、以下では夫という)から少ない配偶者(普通は妻なので、以下では妻という)に金銭を給付することで、同等の生活を送る権利と義務を実現させる。これが婚姻費用である。 ...続きを見る

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2012/10/03 10:11
DV加害者は、なぜ自分の置かれた立場を認識できないのか?
DV冤罪というのは星の数ほど多く、保護命令が出たケースなんかでも、実は冤罪だというのは、かなりの割合を占めていると考えている。しかし、反面、どうみてもDVという事案もかなりある。 ...続きを見る

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2012/09/09 11:25
離婚は、子供にどのような影響を与えるのか
離婚に際し、多くの夫婦が「子供のためにも別れたい」「子供のために別れるべきではない」という発言をする。どちらも、「子供のため」と言いながら、出てくる結論は正反対である。 それでは、両親の離婚という問題に直面した子供は、本当はどうなのだろう?離婚当事者としては、考えたくない問題だが、回避することができない問題である。 ...続きを見る

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2012/08/25 08:52
離婚とアスペルガー障害
前々回、離婚事件では、人格障害という単語がしばしば登場すると述べましたが、アスペルガー障害という単語も、それに劣らずよく使用されます。 ただし、人格障害が、もっぱら離婚事件で離婚原因として問題になるのに対し、アスペルガー障害は、離婚原因もさることながら、親子関係でむしろ問題になるケースが多いですね。 子供がアスペルガー障害を抱え、妻が苦労する。その妻の育児方法に反発し、夫が親権を主張するとともに、離婚請求をするというパターンで、これが結構あります。 配偶者がアスペルガー障害の場合もあります... ...続きを見る

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2012/08/06 10:04
離婚と人格障害
離婚に関連して相談を受ける際、DVとかモラハラとか、しばしば登場する単語がある。その一つが人格障害である。 ...続きを見る

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2012/07/18 13:43
親権を停止する!!
改正民法の施行で新しく創設された制度に親権停止制度がある。昨今、親による虐待が問題化する一方で、児童相談所等による児童救済が、親権の壁に阻まれ、効果的に発動されなかったことを考慮しての新制度である。 これを従前の親権喪失制度と比較すると以下のようになる。 ...続きを見る

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2012/07/02 09:08
有責配偶者でも、離婚請求はそれなりに認められる
ちまたのホームページや書籍では、不貞した人からの離婚請求は、およそ不可能という類の記述に溢れている。あまり経験のない弁護士が、実務家向けの書籍などを見て、そう書いているのだろうが、これは間違いである。自分の扱った事件でも、有責配偶者からの離婚請求が認められた例は、多くはないが、それなりにある。 ...続きを見る

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2012/06/16 10:19
慰藉料を「弁済」したのか「免除」したのか
離婚に伴い慰藉料を請求し、あるいは請求される場合が多い。この離婚に伴う慰藉料には、厳密にいうと、2種類ある。 一つは、離婚原因となった行為そのものに対する慰藉料であり、もう一つは、離婚に至らしめた慰藉料である。 ...続きを見る

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2012/05/31 10:24
年金生活者の場合、算定表はどう適用するのか
現在、婚姻費用とか養育費を決める場合、算定表を適用して計算することが常識になっている。 算定表があまりにも基準化しすぎてしまって、「算定表より高額を支払っていた、あるいは低額しかもらっていなかった、差額分を精算しろ」というトラブルが生ずるようになってしまったくらいだ。弁護士にも、堂々とこういう主張をしてくるセンセイもいて、あきれてしまうことがある。 もちろん、算定表は、当事者の合意ができない場合に、裁判所の判断の基準となるにすぎないもので、それ自体に法的拘束力はない。当事者が、基準表とは異な... ...続きを見る

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2012/05/14 18:18
4月1日施行の改正民法で明文化された面会交流は権利化しつつある
改正民法が4月1日から、施行されました。 ...続きを見る

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2012/04/30 10:04
熟年離婚増加の原因
最近の離婚事件の特徴は、中高年世代の離婚の激増ということだろう。昔は、離婚は若い世代特有のもので、いい年をした夫婦が離婚するなんて考えてもみなかった。 今でも、離婚率が高いのは、若い世代だが、中高年世代の離婚率も、それに迫るものがある。特にこの世代は、妻からの離婚請求が圧倒的に多い。 なぜ、かくも中高年世代の離婚が増えたのか。なぜ、妻は離婚を求めるようになったのか。 ...続きを見る

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2012/04/02 16:42
裁判所を困惑させる問題当事者
離婚事件は、当事者の感情がぶつかり合う場面だけに、その人の一番感情的な部分が出てしまう。日常生活では、周囲から、礼儀正しいとか、有能だとか言われている人が、調停室や法廷で、まるで人が変わったようになってしまい、困惑することが多い。これは家事事件特有の現象といってよいだろう。 遺産相続事件は扱っても、離婚事件だけはごめん被るという弁護士も少なくないのは、依頼者の中には弁護士に感情をぶつけてくる人がいるからだ。 ...続きを見る

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2012/03/28 08:51
DV被害者に言ってはいけない「べからず」集
DV被害の相談は非常に多い。女性ばかりか男性にも多く、最近は、DVではないと割り切る相談者の方のほうが少ないくらいだ。双方がDVだと言い合うケースも珍しくない。 やっかいなのは精神的DVで、離婚が破綻するプロセスで、誰でも精神的苦痛・緊張は経験するもので、通常程度の精神的苦痛・緊張は、DVにはならない。ただ、どこまでが通常の精神的苦痛で、どこからがDVかと言われると、その基準は曖昧で、ケースバイケースと答えるしかない。 ...続きを見る

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2012/02/29 08:04
親権から監護権を差し引くと何が残る?
家庭裁判所は否定的だが、離婚にあたり、親権と監護権を分離する方法は、それなりの件数がある。「家」を考える夫は親権を取り、「育児」を実践したい母親は、監護権を取る。これが、何となく日本的な風土に合致するのだろう。 ...続きを見る

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2012/02/11 11:09
子の監護に関する「母親優先の原則」は曲がり角に来ている
子どもの監護者指定の案件を、現在、数十件受任している。離婚案件は、ほとんどが親権問題が絡んでいる。 自分が弁護士になった頃は、誰が子どもを育てるかなんてまるで問題にならなかった。父親側に、自分が子どもを育てる、という発想が、そもそもなかったのである。 しかし、最近は、夫婦で子どもを育てるという意識が当たり前となり、その結果、夫婦の間で子どもを奪い合うというトラブルが多発している。 ...続きを見る

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2012/02/04 12:33
「子の引き渡し」の強制執行
「子どもを他方配偶者に引き渡しなさい」という「子の引き渡し命令」が出たにも関わらず、引き渡さないときは、強制執行で子どもを引き取ります。 子どもが小さいときは、動産執行の方法で執行官が現場に赴いて強制的に子どもを引き取ります。ただし、子どもも、ある年齢になると「自分」というものができるので、「動産」として扱うことはできない。この場合は、人身保護によるしかない。 じゃあ、「その年齢は、いつからなんだ」、となると、明確な一線がなく、現場の判断に委ねるほかはない。幼児なんかは、明らかに「動産執行」... ...続きを見る

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2012/01/21 09:21
離婚に関する弁護士のとんでもないアドバイスその2
前回、弁護士のとんでもないアドバイスを紹介したが、今年は、ウチの事務所で体験した、いくつかのあっと驚く相手方弁護士のアドバイスを紹介しよう。 ...続きを見る

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2012/01/14 09:46
年末にあたって その2 離婚原因の多面性―性格の不一致は離婚原因になるか
うちの事務所で、一番多い相談は、やはり、これで離婚できるか、離婚させられるか、という相談である。 性生活がないとか、家の中が汚いとか、仕事ばかりで家を顧みないとか、育児がなってないとか、大体、不満の原因は類型化している。当事者からすると、育児放棄だとか、モラルハラスメントだ、精神的DVだと主張するが、多くは、夫婦間の考え方・性格の違いがもたらす精神的緊張であり、いわゆる「性格の不一致」に該当する。 ...続きを見る

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2011/12/20 14:47
親権と監護権の分離が行われる場合
かつて、離婚事件では、親権と監護権の分離が、和解の一環として広く行われていた。子供の姓にこだわる夫、姓には興味が無く子供を育てたい母親、早く事件を終了させたい裁判所、この三者の思惑が一致するのが親権監護権分離だった。 しかし、現在の家庭裁判所では、この親権監護権の分離は、基本的に否定されている。親権と監護権を分離することは、新たな紛争の原因を作ることであり、早期の和解を成立させるために、安易に親権監護権を分離させるべきではない、というのが、現在の家裁の考えだ。実際、親権と監護権を分離させて離婚... ...続きを見る

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2011/11/28 16:49
養育費・婚姻費用に関する家裁のスタンダード
養育費・婚姻費用については、算定表が普及し、当事者も、不満を持ちながら、これに従うことが多い。 かつて、離婚訴訟が地裁管轄だったときは、地裁では、養育費は、大都市は一人5万円、地方は3万円という、いい加減な決め方をしていたが、今は、そのようないい加減な決めかたはしていない。 ...続きを見る

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2011/11/21 08:57
DV事件の難しさは、被害者の自覚
DV事件は、女性から男性に行われるというケースもあるが、悲惨なケースは、やはり、男性が行うDVである。 女性のDVの場合は、所有・支配欲よりは、単純に「切れて」暴力をふるうというもので、境界性人格障害のケースが多い。 これに対し、男性のDVは、「俺の女」という言葉に象徴されるように、女性を所有・支配しようという男性の本能的な部分に由来する。それだけに問題が根深く、男性本人に、その自覚がない。「年に1,2回しか暴力をふるわない」「殴るには殴るだけの理由がある」「自分は妻を指導したのだ」等々、あ... ...続きを見る

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2011/11/05 17:30
「離婚原因としての性格の不一致」で一番多いのは金銭管理に関する見解の違い
離婚原因で一番多いのが性格の不一致である。要するに考え方や価値観が違うと言うことで、双方が、相手の考え方は間違えていると主張するパターンである。 全然異なる環境で育ってきた夫婦だけに考え方・価値観が違うのは当然で、まあ、大体の夫婦は、当初は衝突しながら、しだいに収まるところに収まるものである。 しかし、どうしても、収まりきれない価値観の違いがある。それは金銭であり、特に金銭管理である。 金銭管理をめぐる離婚紛争で、当事者間の話を聞くと、人によりこれほど考え方が違うのかと驚いてしまう。これが... ...続きを見る

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2011/10/19 08:39
離婚訴訟における裁判官の「こまったちゃん」
現在の家庭裁判所、特に東京家庭裁判所は、「財産分与は、別居時の財産を2等分する」という2分の1ルール」について、かなり形式的な判断をしている一方で、裁判官は、財産調査に協力しないという一貫した態度をとっている。 ...続きを見る

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2011/10/01 14:05
離婚事件でやってはいけないこと  弁護士のとんでもないアドバイス
家事事件では、駆け引きは禁物である。特に強者が立場を利用して「弱い者いじめ」をするというのは、最悪である。「弱い者いじめ」をしたという印象を裁判所に与えたら、勝てる事件も勝てなくなるからだ。 この点を理解していない方が、とりわけ男性に多い。男性弁護士にも多い。家事事件をビジネスの観点から割り切り、取引の駆け引きを家事事件に持ち込もうとするのだ。 取引では、相手の弱点を突いて有利な交渉をするのは「弱い者いじめ」ではあるが、独禁法違反にでもならないかぎり、許される。どうやら、その発想で家事事件を... ...続きを見る

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2011/09/16 08:37
団塊の世代と激増する熟年離婚
団塊の世代が続々と定年を迎える一方で、団塊の世代の熟年離婚が激増している。その激増ぶりは、もはや社会問題と言ってよい。 ...続きを見る

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2011/08/26 11:51
DVで難しいのは被害者の「怯え」を理解し共有すること
DV案件はよく依頼を受ける案件の一つである。たぶん取り扱い件数では、うちの事務所は、ダントツに全国一のはずである。 ...続きを見る

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2011/08/19 18:24
なぜ配偶者が家出したのか、理解できない
「家に帰ると配偶者(たいていは妻)が、子供とともにいなくなっている」というケースは、離婚事件では、よくある。離婚紛争に至る経緯は、むしろ、このパターンが一番多い。 夫が、「ああ、やっぱり出て行ったのか」と思うケースは少数で、たいていは、びっくりする。つまり、なぜ、出て行ったのか理解できないのである。 ...続きを見る

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2011/07/30 14:40
養育費の請求が権利の乱用になる場合 他人の子を夫の子と偽っていたケース
母が間違えて他人の子を我が子と思って育てることは、病院で「赤ちゃん取り違え」でもしないかぎり、まず、あり得ない。しかし、夫が、我が子と信じて他人の子供を育ててしまうというケースは、これが意外とあるのである。 一番多い例が、妻が密かに不倫して妊娠し、夫がてっきり自分の子供だと思って夫婦でその子を育てる、というケースだろう。あるいは、密かに違法な体外受精をして、夫の子供と偽る場合もある。 うちの事務所でも、今まで、それなりの数を扱ってきた。 ...続きを見る

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2011/07/22 11:04
進化する家庭観から取り残される夫達―どういう夫が離婚請求されるのか
離婚事件で一番多い例が、妻が子供を連れて別居し、離婚と生活費の支払いを求め、調停を起こすパターンである。 夫は考える。 「まるで理解できない離婚原因で、別居を余儀なくされ、その一方で離婚まで生活費を払わされ、子供にもろくに面会できない。調停、訴訟と進行するプロセスで、自分がどんどん追いつめられていく。依頼している弁護士も、中立の調停委員も、追いつめられていく自分を理解してくれない。勝手に家を出て行って生活費をくれとはどういうことだ?何にも働かないで年金や財産を半分に分けろ、とは、どういうこと... ...続きを見る

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2011/07/15 08:05
離婚訴訟中の面会交流
離婚訴訟を家裁が扱うようになったのは比較的最近で、人事訴訟法が施行された平成16年4月からである。以来、離婚訴訟判決中に、面会交流に関する判断も示されるようになり、和解でも、面会交流が当たり前のように決められている。地裁で離婚訴訟をやっていたときは、面会交流なんか、争点にならなかった。ただ、離婚訴訟で敗訴判決が出ると、面会交流も判決主文で述べられないから、面会交流を求める親は、通常は、訴訟とは別に、面会交流の調停申立をする。 ...続きを見る

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2011/07/01 07:59
離婚前の面会交流は親の権利?子の権利?
自分が弁護士になったころは、非監護親と子供との面会交流が争点になることはなかった。しかし、今は、面会交流は、離婚事件の最大の争点になりつつある。 ...続きを見る

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2011/06/23 06:53
自己主張の激しい配偶者と被害者意識の強い配偶者
離婚事件では、互いが紳士的に協議できるケースもあるが、弁護士のところに来る事件は、感情的な対立が激しく、当事者間では、協議ができないケースが多い。 その一つの例が、「自己主張の激しい配偶者と被害者意識の強い配偶者」である。日常生活・社会生活では、非常に冷静で礼儀正しい人達が、こと、家事事件トラブルの当事者になると、一変してしまう。そして、一方は、強く自己の立場を主張するようになり、他方は、益々強く被害者意識を持つようになる。 ...続きを見る

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2011/06/08 09:53
子供の目線に立つことの大切さ
子供の前で不仲な関係を見せるのは、子供を大きく傷つけるから、やはり、関係悪化が一定レベルになったら、離婚しか選択肢はない。無理して婚姻を継続することは、子供のためにならない。 しかし、離婚に際して、絶えず意識していなければならないのは、 「離婚事件の一番の被害者は、間違いなく子供である。」 ということである。 相手がDVだろうと、不貞しようと、ある意味、そういう異性を選んだ自己責任である。しかし、子供は、親を選べない。子供には何らの責任もない。 一方、離婚で、一番傷つくのも、これまた子... ...続きを見る

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2011/06/02 08:19
発達障害児を抱えた母親の苦悩
離婚事件で、子供が障害児というケースが、それなりにある。この障害が、外形から判断できるような身体的障害の場合、夫婦というのは、結構、団結して助け合い、離婚騒動に発展することは少ない。 ところが、子供が発達障害児等、目に見えない障害の場合、しばしば離婚騒動に発展する。現在、抱えている案件でも、10件以上、これに該当する案件がある。 ...続きを見る

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2011/05/22 13:05
不倫慰藉料に関する誤解その2 慰藉料金額
以前、このブログで「不貞慰藉料に関するいくつかの誤解」 http://mori-law-office-blog.at.webry.info/201008/article_4.html として、不倫慰藉料の都市伝説について述べた。 ...続きを見る

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2011/05/13 08:21
親権者変更が認められるケース、認められないケース
最近、親権者変更の相談・依頼を受けることが多い。これに対する家庭裁判所の態度も一貫しないものがあり、問題をますます混乱させている。 ...続きを見る

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2011/05/06 09:49
離婚原因の多面性その2―性格の不一致と別居期間
多くの離婚事件の離婚原因は、性格の不一致です。当事者からすると、精神的虐待とか言葉の暴力とか、色々主張されますが、事情を聞いてみると、考え方の違いから紛争となり、その過程で大声を出したり、口をきかなくなったり、夕飯を作らなくなったりするというケースがほとんどです。こういう場合は、当事者の方からすると納得できないかもしれませんが、裁判所サイドでは、性格の不一致と考えます。 ...続きを見る

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2011/04/22 08:40
離婚原因の多面性その1―不貞した配偶者のケース
不貞をした配偶者は、離婚請求できない。これは、皆さんが、誰でも、ご存知です。まあ、正確に言えば、離婚請求そのものはできるけど、裁判所では、離婚請求を棄却する、ということになるでしょう。 ただし、婚姻関係破綻後に不貞した場合は、離婚できる。これも、皆さん、だいたい、知っておられます。 言い換えれば、婚姻関係が破綻していない状態で、不貞をしたら離婚は認められない、ということになります。 しかし、婚姻関係が破綻していなくても、離婚請求できる、というケースは、多くはありませんが、それなりにあるので... ...続きを見る

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2011/04/15 09:22
保護命令の要件は緩和すべきではないか
配偶者が暴力行為等に及んだ場合、シェルターなどに避難して保護命令を申し立てる。うちでも、かなりの件数を扱っています。 条文には、その保護命令の要件と効果が記載されていまずが、自分は、この要件の厳しさと効果のレベルにアンバランスがあり、これが、問題を複雑にしているのではないかと考えています。 ...続きを見る

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2011/04/08 09:04
破綻とは?
家族法では、破綻という言葉が、しばしば登場する。一番多いのが、離婚原因としての「破綻」だが、有責配偶者になるか否かでも、「破綻」という言葉が、使用される。 ...続きを見る

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2011/04/02 12:05
不貞の立証
慰藉料相談で一番多いのが、どの程度証拠を集めれば、不貞を立証できるかである。 これについては、結構、誤解が多い。多くの誤解は、そのものズバリでなければ不貞は立証できない、というものである。弁護士さんの主張にも、「親しい関係は認めるが、最後の一線は越えていない」という主張が、時折、登場する。 不貞の相談でも、 「確かに親しく交際したけど、最後の一線だけは、超えていません」 と弁解する相談者もおられる。 中には、不貞が、継続的な関係を前提とすることから、「性交渉は1回だけだから、不貞ではな... ...続きを見る

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2011/03/26 13:13
面会交流拒否と損害賠償
面会交流は、親の権利かという論議があり、最高裁は、これについて明確な回答を出していない。しかし、現在の家裁実務では、面会交流は、子の福祉のために認められているものであり、「子の監護に関する処分」として認められているだけだから、子供には「親と会う権利」はあっても、親には、「子供と会う権利」はない、というのが、支配的な意見である。 その結果、監護親が正当な理由なく面会交流を拒否しても、非監護親は泣き寝入りというパターンが圧倒的だった。 面会交流の間接強制を認める裁判例もそれなりにあるが、裁判官の... ...続きを見る

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2011/03/18 16:59
親権・監護権の分離と共同親権
我が国の法制では、離婚する際は、必ず父母のどちらかを親権者と決めなければならない。両者が親権者になることはない。 こうして、離婚に際しては、父母の間で、子供の奪い合いが起きるのだが、当事者間で、妥協策として、しばしば親権・監護権の分離が行われる。 母親は、自分で子供を育てたいとして親権を主張するが、父親は、必ずしもそうではない。親権を強硬に主張する父親の中には、自分が育てたいというよりは、「妻の家」ではなく「我が家」の子供として育てたい、という意向の父親が、少なからずいる。 そこで、育てる... ...続きを見る

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2011/03/11 12:26
扶養配偶者に対する補償
現在の家庭裁判所は、離婚を夫婦関係の清算と捉え、その中核を成すのは、精算的財産分与と考えている。2分の1ルールを確率する一方、慰藉料は低額に抑える傾向が強いのも、このためである。 こういう考えの背景には、男女雇用均等法等で、女性も充分自立できる環境が整ったという認識があるのだが、現実は、裁判所の認識とは、ずれがあるように思う。 たしかに、離婚にあたり夫婦が十分な財産を形成しているときは、精算的財産分与で何の問題もないのかもしれないが、そういう夫婦は少数で、現実には、財産は、あまりない、という... ...続きを見る

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2011/03/04 08:03
不貞と親権  どうしたら親権を取れるか?
「不貞をした配偶者は親権を獲得できるか」という相談は、結構、多い。 不貞をしたかどうかは、配偶者として失格かどうかという問題であって、親として失格かどうかとは何の関係もない問題であるから、不貞をしたって、親権は取得できる。 ただ、世間的には、親としての評価と、配偶者としての評価とは一体のものと考えられ、不貞=親失格と考えられているようだ。 ...続きを見る

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2011/02/22 08:02
面会交流は、他人同士による協同養育活動
家裁で、一番問題になっているのは、親権・監護権と、これに付随する面会交流である。 同居親が、面会交流を望むこともあるが、多くは拒絶反応を示す。他方、子供の親権・監護権を失った親は、面会交流の実現に焦る。両者が、面会交流を巡って第二ラウンドを争うこととなる。 ...続きを見る

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2011/02/15 13:58
面会交流と調査官
現在、家庭裁判所で激増している事件は、子供との面会交流事件である。しかも、ますます複雑化し、正解のない回答を求めなければならない事態に直面している。 ...続きを見る

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2011/02/08 07:56
家事調停での「優秀」な弁護士とは?
ネット上で、「調停は戦いであり、戦略が大事だ」と言って、調停でのアドバイスをビジネスとしているホームページを、時折、見かけることがある。以前、このブログでも触れたことがあるが、その際は、「所詮は調停制度の実情・内情を知らない素人の発想で、気にすることはない」と申し上げたが、その考えは、今でも同じである。 今回は、当事者に多い二つの勘違いを指摘しよう。 ...続きを見る

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2011/02/01 09:04
離婚トラブル後、復縁するケース
配偶者から離婚請求をされた場合、離婚に異論はないという相談者と絶対に離婚しないという相談者がいる。 ただし、絶対に離婚しないというケースでも、意地で離婚しないというケース(働き盛りの男性に多い)と経済的理由から離婚を拒否するケース(女性と高齢の男性に多い)があるが、時折、「配偶者を今でも愛している、本当に別れたくない」というケースがある。 ...続きを見る

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2011/01/25 08:19
家事事件と境界性人格障害者
離婚事件に多数関わっていると、境界性人格障害ではないか、と思える人に、ときどき遭遇する。 家裁では、当事者の一方が、この境界性人格障害者のときは、「困難当事者」と呼び、格別の配慮をするよう関係者に注意している。我々弁護士も、相談中に、相談者の意にそぐわない回答をすると、突然、怒り出す相談者がいて、困惑することがある。境界性人格障害者は、家事事件の世界を徘徊するモンスターと言ってよい。 ...続きを見る

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2011/01/18 08:40
年始にあたってー家裁の価値基準「家庭裁判所が理想とする家庭像とはどういうものか」
家事事件は、往々にして価値観の対立を原因とすることが多い。 家裁は、基本的には、価値観の対立に関し、どちらの考えがよいかの判断に踏み込むことはない。正解のない問題には深い入りしないのだ。 ただ、うちの事務所では、現在、家事事件が400件近く継続し、おそらく取扱数日本一だから、その事件処理や裁判官の発言を通じて、なんとなく、裁判所の描く理想の家庭像―裁判所の価値基準というものが見えてくる。 ...続きを見る

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2011/01/11 10:56
今年1年の総決算その2 離婚原因について
このブログも、これで、今年最後である。次回は年明けであるが、例年、仕事納めだと思っていると、あっという間に仕事始めになる。年末年始の休暇は、夏季休暇やGWと異なり、やたらとやることが多いからだろう。 ...続きを見る

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2010/12/21 08:37
意外と多い女性によるDV
うちの事務所には、DVの被害者も加害者も、よく相談に来る。DVに絡む案件も、常時数十件受任している。 常時、多数の案件を処理している立場から言わせてもらうと、マスコミ報道と実体はかなり異なることが多いというのが、自分の認識である。 ...続きを見る

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2010/12/07 15:09
配偶者の精神病を理由とする離婚請求
配偶者の一方に何らかの精神疾患がある場合、それを理由として離婚できるか? これは、性格の不一致を理由とする離婚に次いで多い相談である。相談者の配偶者が精神疾患の場合と、相談者自身が精神疾患の場合がある。 ...続きを見る

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2010/11/23 10:17
弁護士選び失敗のツケー子供の引き渡しを求めるケース
事件によっては、どんな弁護士をつけても、どうしようもない事件がある。しかし、事件の内容によっては、最初に相談した弁護士の差異によって結論が大きく異なることがある。 家事事件で言えば、子供を奪い去られた、あるいは引き渡しを求める案件がこれに該当する。この案件は、時間との勝負だからだ。 ...続きを見る

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2010/11/16 09:31
親権と監護権の分離
離婚で一番揉めるのは、親権の帰属である。まあ、大体、事件の筋から、親権の帰属は、おおよその予想ができるケースが多いが、それでも、揉める。 こういう中で、特に、親権を確保することが難しい父親側から、親権と監護権の分離が提案されることが少なくない。 子供は妻が育てていいが、親権は、父親側で確保したいというのが、その提案である。 ...続きを見る

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2010/11/09 08:38
子の監護者・親権者の指定にあたって、親の経済力は、どの程度、考慮されるか
親権者・監護者の相談で、母親側から一番多い相談が「子の監護者・親権者の指定にあたって、親の経済力は、どの程度、考慮されるか」という相談である。 ...続きを見る

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2010/11/02 09:39
離婚調停と離婚訴訟は連続している
離婚関連の書籍を読むと、あるいは裁判官の講演などを聞くと、「離婚調停と離婚訴訟は別物で、離婚調停でのやりとりは、訴訟には影響しません」と書いてある。 そこで、弁護士でも、正直にその言葉を信じて、離婚訴訟では、離婚調停とは全く別の主張をしたりすることがある。 しかし、離婚調停と離婚訴訟が全く断絶しているというのは、一つのフィクションだと思った方がいい。 ...続きを見る

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2010/10/26 07:36
離婚事件の最終勝利者は、「子の最善の利益の原則」を遵守する人
離婚事件では、通常の民事事件、あるいは遺産分割事件と異なる原理・原則が働くことがある。その一つが、「子の最善の利益の原則」である。 つまり、離婚事件での一番の被害者は、暴力をふるわれた配偶者でもなければ、浮気をされた配偶者でもない。家庭を切り裂かれる子供だ。離婚にあたっては、どうしたら、子供にとって最善なのか、それを考えなければならないという原則である。 ...続きを見る

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2010/10/19 08:20
子供の自閉症と離婚
離婚調停で、夫婦間の子供が自閉症というケースはよくある。自閉症の子供は、0,1〜0,2%の割合で生まれるが、自分の実感では、離婚調停・訴訟で、子供が自閉症というケースは、明らかに、これより高い割合だ。 ...続きを見る

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2010/10/05 08:19
DV被害者のためのセイフティプラン
DV被害者のための簡明なチェック事項です。いずれホームページにも載せたいと思います。 ...続きを見る

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2010/09/28 07:30
子供の面会交流の強制的実現
面会交流の約束をしたが子供に会わせてもらえない、という相談は、非常に多い。この場合、どうしたら子供に会えるようになるか? ...続きを見る

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2010/09/21 08:13
有責配偶者の不貞では、婚姻関係は破綻しない?
有責配偶者の典型例が不貞行為をした配偶者である。通常、不貞行為をすれば、客観的には婚姻関係は破綻したことになる。 しかし、有責配偶者から離婚請求をした場合は、通常は請求が棄却される。そこから、「有責配偶者は、不貞行為があっても婚姻関係は破綻しない」という都市伝説が生まれることになる。 時々弁護士の主張にも、「原告は有責配偶者であるから、婚姻関係は破綻していない」という主張がされることになる。 ...続きを見る

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2010/09/14 08:29
年金分割請求権の放棄
裁判所で和解するとき、たいてい、「お互いに何らの債権債務がないことを相互に確認する」という清算条項を入れる。紛争の蒸し返しを防止するためである。 したがって、たとえば、100万円の解決金をもらって離婚したケースで、上記のような清算条項を入れた場合、あらためて財産分与とか、慰謝料請求をすることはできない。 ...続きを見る

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2010/09/07 08:19
面会交流を頑なに拒否する親と片親疎外症候群
別居や離婚紛争において、子を監護している親の一方が、他方の非監護親に対する誹謗中傷を、繰り返し子に対して行うことによって、結果として、それを受けた子が他方の親との関係性に障害を来たすことがある。 ガードナーは、これを「PAS(Parental Alienation Syndrome : 片親疎外症候群)」と名付けた。 ...続きを見る

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2010/08/31 08:20
不貞慰藉料に関するいくつかの誤解
不貞慰藉料に関しては、かなりの誤解が世間にまかり通り、あまり詳しくない弁護士のホームページなんか見ると、思わず唖然とすることがある。 ...続きを見る

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2010/08/24 09:59
子の引き渡しの強制執行
家庭裁判所では、色々な場面で相手方に対し、子供の引き渡しが問題になる。 ...続きを見る

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2010/08/17 09:24
父子家庭にもっと保護を
母子家庭に対する福祉は、もっと充実すべきだという意見は多い。しかし、なぜか、父子家庭は、そういう議論からはずれてしまっている。 父親は稼ぐことができるから、それほど保護はいらないだろう、というのが世間一般の考えなのだろう。 ...続きを見る

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2010/08/10 07:13
離婚に発展する世代間の思想の違い
色々な年齢層から離婚相談を受けるが、やはり、世代間の考え方の違い、男女間の考え方の違いというものが離婚の主な原因となっているケースが多い。 ...続きを見る

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2010/08/03 14:39
適正な弁護士報酬
離婚事件を担当していて、何らかの事情で相手の弁護士の弁護士報酬を聞いた時、あるいは、事件を引き継いだときに前任者の弁護士の弁護士報酬を聞いた時、たいていは、予想の範囲内だが、ときどき、あっと驚く弁護士報酬を聞くことがある。 ...続きを見る

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2010/07/27 08:38
ハーグ条約の光と影
国際離婚の増加傾向に伴い、その破局で日本人配偶者が子供を日本に連れ帰るケースが目立っている。逆のケースもある。 欧米先進国は、概ね、こうした問題への国際ルールを定めた「ハーグ条約」に加入しているが、日本は、未締結だ。 ...続きを見る

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2010/07/20 08:25
有責配偶者からの婚姻費用分担請求
婚姻費用は、特段の事情がない限り、算定表に基づいて行う。これは、今は、誰でも、知っていることで、うちの事務所に相談に来るお客さんも、たいてい、この算定表の存在を知っている。 今、家裁実務で問題になっているのは、この「特段の事情」に該当するのはどういうケースかということと、「特段の事情」に該当した場合は、どう計算するかということだ。 ...続きを見る

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2010/07/13 09:52
離婚と「うつ」
現在、うつ病が社会に蔓延しているが、家事事件でも当事者の一方がうつ、あるいは双方ともうつ、というケースが非常に多くなっている。 ただ、「うつ」という概念自体が曖昧で、しかも、症状そのものも人によってさまざまだ。 ...続きを見る

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2010/07/06 08:06
親教育(?!)
離婚先進国(?)米国に比べ、日本は、離婚後の子供のケアで遥かに遅れているが、その典型が、離婚した親への教育プログラムである。 ...続きを見る

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2010/06/22 09:12
DV夫の弁護士への暴力
横浜の弁護士が刺殺されたことから、最近、同業者で話題になっているのが、弁護士に対する暴力である。 最近、日弁連から配られた新聞によると、次の4つの事件が、過去にあったという。 ...続きを見る

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2010/06/15 08:32
扶養義務の間接強制
利用価値は高いのに、意外と利用されていないのが、民事執行法167条の15第1項本文、172条1項本文がある。 これは、扶養義務等についての強制執行の特例で、要するに、裁判所がきちんと決めた扶養義務を履行しなときは、ペナルティーとして、お金を払いなさい、というものだ。これを間接強制という。ペナルティーの支払いを命ずることで、心理的に圧力を加え、間接的に扶養義務を強制させようというものだ。 ...続きを見る

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2010/06/08 19:06
モラハラについて  その2
「モラハラが、裁判所ではあまり考慮されない」というブログを書いたところ、いくつかの疑問・批判をいただいたので、舌足らずだったという反省の意味も込めて、今回は、前回の補足をします。 ...続きを見る

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2010/06/01 08:09
面会交流とPAS(片親疎外症候群)
子供との面会交流を権利として認めるべきかどうか、これが、現在の家事案件の最大の争点だ。 ...続きを見る

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2010/05/25 08:25
モラル・ハラスメント
離婚でよく出てくる言葉の一つが、このモラル・ハラスメントである。精神的DVという言葉として使われることが多い。 配偶者は、肉体的な暴力をふるわないが、言葉の暴力がひどい、あるいは人格を無視するかのごとき行動を取る、というのが、その主張である。女性の側からの主張が圧倒的に多いいのはなぜだろう? ...続きを見る

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2010/05/18 09:05
慰藉料請求は、なぜ厳格傾向、減額傾向なのか?
ここ数年の家事案件の特徴として不貞や離婚の慰藉料の厳格化、減額化があげられる。 かなり身勝手な配偶者のケースでも、なかなか慰藉料を認めない。認めたとしても、低額である。こういう傾向が、家裁では、かなり顕著になってきている。 交通事故でも、名誉棄損でも、医療過誤でも、被害者保護の観点から、慰藉料相場は年々高額化している。その中で、不貞や離婚に伴う慰藉料相場だけが、成立範囲を制限され、かつ金額も低額化しているのだ。 自分の経験でも、慰藉料を請求される側に立っても、請求する側に立っても「あれ?慰... ...続きを見る

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2010/05/11 12:06
熟年離婚は、なぜ激増したのか?
熟年離婚とは、結婚して20年以上の同居期間があった夫婦の離婚を言う。 ...続きを見る

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2010/04/27 13:21
面会交流で注意すべき点
離婚事件処理で難しい案件の一つに、スムーズな面会交流の実現がある。これは難しい。例えとして不適正だろうが、建物明渡の強制執行並みの緊張を強いられる。 ...続きを見る

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2010/04/20 08:15
公共法律相談所を境界性人格障害者が行く
困難当事者として家庭裁判所を悩ませている境界性人格障害者であるが、同時に、各地の公共法律相談所でも、トラブルを起こしているようだ。 ...続きを見る

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2010/04/13 09:26
調査官による調査報告書をどう読むか
調査官は、裁判官から調査を命じられる(「調査命令」と言う)と調査報告書を作成して裁判官に報告する。これを調査官調査という。裁判官は、その調査報告書に基づいて審判する。 ...続きを見る

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2010/04/06 08:26
東京高裁平成20年5月14日判決の分析―裁判の結論は、最後は、裁判官の価値観?
有責配偶者に離婚請求では、別居期間の目安は原則10年と言われる。ところが、不貞等明白な有責性がないにもかかわらず、有責性を認め、かつ、15年別居し、子供が成人しているにもかかわらず、なお、離婚請求を棄却したのが、東京高裁平成20年5月14日判決である。ところが、家裁段階では、離婚請求を認めている。 この二つの判決を分けたものは、何だろうか? ...続きを見る

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2010/03/29 18:44
財産分与―2分の1ルールが適用される場合と適用されない場合
平成8年の民法改正では、財産分与について、「各当事者の寄与の程度は、その異なることが明らかでないときは、相等しいものと推定する」としている。この法案は立法化されなかったが、現在、家庭裁判所では、財産分与について、2分の1ルールを当たり前のように適用している。 ...続きを見る

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2010/03/24 08:50
同居していた夫婦間において、一方の配偶者が、他方の配偶者に無断で子供を連れて家を出ることは不法行為か
同居していた夫婦間において、配偶者の一方が子供を連れて家を出ることは日本ではよくあるケースである。というよりも、離婚トラブルの発端としては日常的である。 ...続きを見る

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2010/03/16 08:27
なぜ日本だけ単独親権なのか?
欧米では共同親権はもはや常識で、面会交流は親の権利として、隔週の二泊三日の面会交流や、監護していない親への通報義務などは常識化している。 ...続きを見る

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2010/03/08 18:44
財産分与―夫婦間の財産関係が複雑なときは、判決では、問題が解決できない
離婚訴訟を一番長引かせる原因が、財産分与である。その中でも、「夫婦で家を買ったがローンがまだ残っている。」というパターンが一番頭を悩ませる。 ...続きを見る

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2010/03/02 11:26
広汎性発達障害と面会交流
近年の家事事件の特徴の一つは、面会交流に関するトラブルの激増だが、この面会交流で実務上問題が生じ、関係者が困惑するのが、当事者または子供に広汎性発達障害が見られるケースがままあることである。 広汎性発達障害の典型例は、自閉症だ。子供が自閉症になるかならないかは、親の育て方は関係ない。自閉症は、脳の機能的障害から生ずるからである。 ...続きを見る

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2010/02/24 18:35
有責配偶者でも離婚請求が認められる場合
不貞とか暴力行為で、自ら家庭を破壊した有責配偶者は離婚請求できない。これは、現在の裁判所の見解である。 もっとも、夫婦関係が「破綻」した後に不貞があったなら、その不貞が家庭を破綻させたわけではないから、離婚請求できる。これも、また、現在の裁判所の見解である。 ...続きを見る

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2010/02/16 08:59
親権・監護権紛争の際に絶対に言ってはならない言葉
最近の離婚事件は、お金で揉めるより、親権で揉めることが多い。お金の問題は、ある意味、双方の主張の真ん中あたりを妥協点にすればいいが、親権の場合は、「全てか無か」という選択肢しかないので、双方が必死になる。 ...続きを見る

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2010/02/08 16:11
調停を有利に進めるコツ?
離婚相談で一番よく受ける相談の一つに、この相談がある。うちの事務所の離婚取り扱い件数は、たぶん日本一だから、それなりの実践的なノウハウがあるんじゃないかと思っておられるようだ。 しかし、逆説的な言い方になるが、全ての調停に通ずるノウハウはない、というのが、うちの事務所のノウハウだ。 ...続きを見る

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2010/02/02 16:16
子の監護者指定の基準
最近、依頼事件が多いのが、子の監護者指定である。 ...続きを見る

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2010/01/28 13:55
子供は親に、養育費以上の金額を請求できます。
離婚後は単独親権というのが日本の法制度だから、監護しない親は、監護する親に養育費を支払う必要がある。そして、 この養育費の金額は算定表に基づいて算定されるのが原則である。最近は、相談に来られる方のほとんどが、この算定表の存在を知っている。 ...続きを見る

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2010/01/20 10:03
特有財産が財産分与の対象となる場合
財産分与の計算は、式にすると非常に単純である。 「夫婦の結婚後増加した純資産÷2=各人の財産分与」が、計算式である。 しかし、この「夫婦の結婚後増加した純資産」の概念が非常に曖昧なため、現実には揉めることが多い。 ...続きを見る

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2010/01/14 14:34
面会交流は親の権利か?
家事事件の変化という観点から、この10年間を捉えたとき、それは面会交流に関する紛争の激増と言えよう。 この10年間で、面会交流に関する紛争は、4倍に激増している。実際、離婚相談でも、離婚に異論はないが、子供と会わせてもらえない、何とかならないかという相談がかなり多い。ところが、子供と親の面会交流は、法律による強制には限界があり、審判ですっきりした解決をするということがままならない。 ...続きを見る

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2010/01/06 09:46
離婚原因  どういう場合に離婚できるのか?
今年も、あとわずかです。年をとると、1年が早くなって、ついこの前、正月を迎えたばかりのような気がします。 現在、当事務所は、家事関連案件を、常時、300件以上抱えており、また、1年間では、その数倍の相談を受けました。 日本国中を見回しても、これだけの件数を扱っている事務所は、ほとんど例がないでしょう。 ...続きを見る

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2009/12/24 18:31
家庭が崩壊する原因
色々離婚相談を受ける中で、家庭が崩壊する原因として一番多いのが性格の不一致だが、性格の不一致の中で一番多いのが、「経済観念の違い」である。 これは、特に若年夫婦から中年夫婦の相談に多い。(熟年離婚になると、ダブルスタンダード(男女平等に関する学校と社会の基準の違い)を原因とする離婚相談が多い。) ...続きを見る

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2009/12/15 08:50
硬直化するDV法の運用
DV法による保護命令は、今や、一般的になってきた。うちの事務所でも、毎月、数件申立をしているし、申し立てられる相手方になることも多い。トータル総数は数えたことがないが、件数だけなら、おそらく全国でも一位か二位だろうと自負している。内容については、依頼者に判断してもらうしかない。 ...続きを見る

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2009/12/08 08:33
調停委員はもっと研修を
調停委員は、民間人と弁護士から選ばれているが、離婚調停は、民間人が担当することが多い。 一般民間人が調停委員に選任されると、一応研修を受ける。一般民間人対象の研修がどの程度のものか知らないが、基礎的知識に全く欠けているとしか思えない調停委員に出くわすことがある。 ...続きを見る

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2009/12/01 18:00
婚活と女性の自立
女性の自立は、かつては、女性側から強く求められていた。終戦後も「女性は家庭」という思想が色強く残り、それは高度成長時代も払拭されることはなかった。 女性の自立とか、ジェンダーフリーを唱える女性は、社会的には少数意見で、男性から敬遠されたばかりか、同性からも、変人扱いされることが多かった。 ...続きを見る

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2009/11/24 08:53
境界性人格障害者の特徴
離婚事件では、この境界性人格障害という言葉がしばしば飛び交う。互いに相手を境界性人格障害だと主張するのだが、その主張する本人が境界性人格障害者の場合が少なくない。 その特徴は、非常に感情的で弱さを見せる半面、多少でも、意にそぐわない発言・行動に対しては、異常な反発を見せることである。社会生活では、なんの問題もない人が多く、その自覚は困難である。 こういう境界性人格障害者を家裁実務では困難当事者と呼んでいる。 ...続きを見る

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2009/11/12 08:49
面会交流は、子供の権利
面会交流を、親としての自分固有の権利と思い込んでいる人がいる。しかも、そういう人ほど、養育費については、できるだけ減額しようと理屈を主張する。 ...続きを見る

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2009/11/04 08:35
時々出会う理解不能な裁判官
家事事件は、感情の対立、価値観の対立を原因とするケースが多いから、当事者からすると、裁判官や家庭裁判所は、法に縛られ、人情を理解できない場所と映ることが多い。 実は、そのように映る人ほど、価値観の多様性、多様な生き方を許容できない場合が多いのだが、それでも、時々、?と思う裁判官に出くわすことがある。 どう考えても、価値観の違いでは説明できず、基本的知識に欠けているのではないか、と思われる裁判官である。 ...続きを見る

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2009/10/27 08:55
熟年離婚と性別役割分業
熟年離婚が急増中である。 熟年離婚とは、結婚して同居期間が20年以上に及ぶ夫婦の離婚を言う。 この熟年離婚は、30年前の6倍である。20年未満の離婚が1,7倍であることを考えると、その急増ぶりは突出している。 ...続きを見る

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2009/10/20 09:55
子供の連れ去りと共同監護
(http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY200910010490.html)によると、 ...続きを見る

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2009/10/08 10:05
最近の離婚相場―低額化する慰藉料と容易化する離婚
この10年間の離婚をめぐる家裁実務の変化は「激変」という言葉がぴったりする。 ひと言で言うなら「低額化する慰藉料と容易化する離婚」と言えるだろう。10年前の判例はもちろん、5,6年前の判例も参考にならないことが多い。 ...続きを見る

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2009/09/18 08:39
離婚のキーワード  境界性人格障害と「困難当事者」
離婚相談で、必ずと言ってよいほど、出て来る言葉の一つに、この「境界性人格障害」がある。自分がそうだと言うのではなく、相手が境界性人格障害だ、と言うのである。 ...続きを見る

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2009/09/03 08:39
DV加害者の主張―殴るには殴るだけの理由がある
DV案件に関しては、被害者側ばかりか、加害者側の相談もかなり多い。また、DV被害者側代理人として、加害者の言い分を聞くことも、かなりある。 ...続きを見る

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2009/08/20 12:01
調停委員の困ったちゃん
離婚請求をする場合、調停前置主義から、原則として、調停を経なければ離婚訴訟は提起できない。 そうなると、どうしても、調停室で、男女ペアの調停委員と面談することになる。 問題は、この調停委員のレベルである。調停員の方々はみな紳士淑女であるが、時折、?な調停委員もいる。特に地方の、それも男性の調停委員に顕著である。 なお、以下の感想は、自分の代理人としての体験談と、他の弁護士仲間からの伝聞である。また、以前の話で、具体的に、ある調停員を指すものではない。 ...続きを見る

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2009/08/12 15:20
妻からの離婚請求をどうやって回避するか?
妻が夫に離婚請求するケースは、大きく分けて二つある。 ...続きを見る

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2009/08/06 08:05
養育費の一括払い
養育費に関する数ある相談の中で、一番多い相談が「どの程度の金額が妥当か」という相談であるが、これに次いで多いのが、「養育費の一括払いは有効か」 という相談である。 ...続きを見る

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2009/07/30 08:59
熟年離婚のキーワード「精神的虐待」「言葉の暴力」「経済的虐待」
団塊の世代が定年を迎えた後、突然、妻から離婚を突きつけられるケースが非常に多い。勿論、中には、浮気やギャンブル等、永年の放蕩の結果という自業自得みたいなケースもあるが、多くは、「思い当たる節が全くない」というケースである。 夫の方は、定年退職したら夫婦でのんびりと温泉旅行なんて考えていたが、実は、妻は、その日を待って離婚を突然突きつけてくる。 夫からすると、「稼げなくなった俺はもう不要か。お前は人間性の欠けらもない」と激怒する。妻は、「その程度の考えしか思い浮かべないあんただから、別れるのよ... ...続きを見る

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2009/07/23 07:20
DV法の問題点
配偶者が暴力を振るう場合、裁判所に申し立てると保護命令を出してくれる。この保護命令は緊急性を要するので、あまり審理せずに命令を出すのが実務の扱いである。 ...続きを見る

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2009/07/16 08:20
子供の面会交流に関する男女の違い
離婚相談では、大抵、子供の親権が絡み、それに関連して子供との面会交流が問題となる。 ...続きを見る

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2009/07/09 08:24
「調停の進め方」についての誤解
どうもネット上で、調停を有利に進める方法とか、調停は戦いの場だ、などという情報が飛び交っているようだ。ネット上で、かなり高額な手数料をもらって、そのような「戦法」を指導する「軍師」もいるようだ。 ...続きを見る

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2009/06/25 09:06
DV被害は、女性と男性で、どちらが多い?
DVは、「男性が女性に対し行うもの」という認識が一般的である。 DVの本を見ても、女性が男性にDVを振るうケースは例外的、という認識で一致している。 しかし、日々、多数の相談に面していると、男性が被害者というケースは、それなりにある。 やや古いが、産経新聞の4月5日付けの記事でも、「都、男性被害のDV相談 「妻から暴力」4割」と報道していた。 ...続きを見る

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2009/06/18 09:06
[有責配偶者からの離婚請求]案件で裁判所が重視するもの
家庭裁判月報平成21年5月第61巻No5によると、東京高裁平20・5・14は、  夫が有責配偶者であるが  別居期間は15年に及び  2、3人の子供達も成人している ケースで、 離婚を認めた原審を破棄し、離婚請求を棄却しています。 最高裁への上告受理申立も受理されなかったようです。 ...続きを見る

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2009/06/13 15:33
国際離婚とハーグ条約
日本人女性が外国人と結婚し、子供を産んだ。しかし、夫婦仲がうまくいかず、子供を連れて日本に帰国した。 我々日本人からすると、「フーン」と思うだけである。 ...続きを見る

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2009/06/04 19:45
面接交渉が否定される場合
「離婚後の子供の共同監護」が理想とされている現在、子供との面接交渉は、極めて重要な問題です。 ただ、それでも、子供の福祉を考えると、なお、子供と非監護者(子供と別居している側の親)の親との面接交渉を制限しなければならないケースがあります。 ...続きを見る

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2009/05/28 07:47
親権問題
家庭裁判所と当事者の認識が一番ずれるのが、この親権問題だろう。 ...続きを見る

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2009/05/21 09:18
財産分与と離婚慰藉料の関係
財産分与には、精算的財産分与・扶養的財産分与・慰藉料的財産分与の3種類あると言われている。 ...続きを見る

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2009/05/15 10:05
不貞の配偶者に対する慰藉料請求の可否と金額
日本的な現象なのだろうが、我が国では、配偶者が不貞行為をした場合、配偶者に慰藉料請求せず、その不貞の相手方に慰藉料請求をし、最後は、話がこじれて訴える例が非常に多い。 ...続きを見る

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2009/05/08 09:11
和解離婚成立後の年金分割請求の可否
調停・あるいは訴訟で離婚が成立したとき、通常は、「当事者間に、他に何らの債権債務がない」と定める。 これは、 もうこれで全ての紛争は終了し、今後は、お互いに何の請求もしない と合意することである。これを、家裁実務上、「精算条項」と言う。 ...続きを見る

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2009/04/30 18:57
破綻前に不貞した有責配偶者からの離婚請求が認められた例 その1
自ら不貞をして婚姻関係を破綻させた者は、離婚請求できない。 しかし、婚姻関係が破綻した後に不貞行為をした場合、その不貞によって婚姻関係を破綻させたわけではないので、離婚請求できる。 これは、現在の確立した家裁実務である。 ...続きを見る

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2009/04/23 09:02
祖父母は監護者になれるか?
両親が別居している、代わりにおじいちゃん、おばあちゃんが育てている。 よくあるケースである。 この場合、おじいちゃん、おばあちゃんは、別居している嫁さん、あるいは婿さん相手に、「これからは私らが孫の世話をします。私達が孫の世話をすることを法的に認めてください」と言って、監護者指定の申立ができるだろうか? ...続きを見る

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2009/04/16 08:55
熟年離婚増加の原因  多様な生き方と性格の不一致
数多くの離婚相談を通じて、感ずることは、人は、本当に多様な生き方があり、配偶者も、それを理解することは難しいということである。 こういう多様な生き方に対する認識の違いは、いわゆる「性格の不一致」と言われるものだが、当事者の立場に立つと、理解できない生き方・否定されるべき生き方と、どうしても見えるらしい。 おそらく、調停委員も、裁判官も、第三者だから、客観的に物事が見えるだけで、当事者になれば、やはり、相手の生き方を否定するのだろう。それは、我々弁護士についても、言える。 ...続きを見る

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2009/04/08 17:27
不貞慰藉料の相場
不貞をした配偶者らに、いくら慰藉料を請求できるか? ...続きを見る

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2009/04/01 08:33
「離婚調停を有利にすすめるノウハウ」というものについて
離婚調停を有利にすすめるノウハウはあるのか、という質問をよく受ける。 また、離婚調停を経験した人が、その経験を売りに、「ノウハウを伝授します」と言ってコンサルタントをしたり、ノウハウ本を高値で販売しているようである。 ...続きを見る

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2009/03/25 09:46
有責配偶者からの離婚請求その2
有責配偶者から離婚請求があった場合、認められるケースとそうでないケースがある。 ...続きを見る

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2009/03/18 17:55
有責配偶者からの離婚請求
事務所で受ける相談で多いのが、「不倫したけど、離婚したい」という相談である。また「不倫した配偶者から離婚請求された」という相談も、同様に多い。 ...続きを見る

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2009/03/10 17:22
いわゆる300日問題 その2
、民法722条は、不合理極まりない規定のため、最高裁は、「(母親を親権者として)子供から、真の父親に認知を申し立てる方法もある」として、事実上、民法722条を骨抜きにする解釈を示し、これをホームページで公開すると共に、各家庭裁判所に通達した。 ...続きを見る

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2009/03/05 08:08
いわゆる300日問題 その1
d民法722条によると 「離婚した後300日以内に生まれた子供は、前の夫と推定される」 ことになっている。 妊娠したときはまだ婚姻していた可能性が高いから、夫の子供と推定すべきだというのが、その立法理由である。 ...続きを見る

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2009/02/27 08:17
性の変更
あまりメジャーな法律ではないが、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」という法律があり、性同一性障害者の場合は、一定の要件さえ満たせば、家庭裁判所の審判で、法令規定の適用上、心理的な性別である他の性に変わったものとみなすことができるようになっています。 ...続きを見る

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2009/02/19 09:14
調査官の中立性
家庭事件では、調査官が重要な役割を果たす。親権や監護権、特別寄与や特別受益の認定、少年事件の意見、等々。 裁判官も、裁判という枠に捉われず、現地に赴いたり、直接、当事者と面談したうえで、調査報告書を作成する調査官の意見は、かなり信頼をおく。 その結果、重要部分については、調査官が事実上判断してしまい、裁判官はそれにお墨付きを与えるだけになっているという指摘も根強い。 ...続きを見る

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2009/01/29 16:45
財産分与のジレンマ
離婚でよく揉める原因の一つに財産分与があるが、財産分与という場合は、ふつう、精算的財産分与を指す。 この精算的財産分与は、別居時にある財産を分けるというもので、非常に単純明快なものだが、現実には、この単純明快さが何ともやりきれない結果をもたらす。 ...続きを見る

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2009/01/22 19:11
税法の前近代性
民法では、300日規定などの不合理な規定をめぐり、いろいろ意見が交わされていますが、税法の前近代性はあまり社会問題にされていません。しかし、税法には、かなり問題ある規定が多々あります。 ...続きを見る

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2009/01/15 09:23
男女共同参画社会の実現
離婚の法律相談をして感ずることは、40代〜50代の男性、それも優秀なビジネスマンであればあるほど、「社会・家庭における男女の地位」について、時代遅れの考えをもっていることが多い、ということである。 「私が働いて妻子を養っているのに、感謝の気持ちがない」「専業主婦なんだから、亭主が家に帰るときに家を空けているとは何事か」「外で働くことが、どれほど大変なことかわかっていない」 という発言は日常的に出てくる。 ...続きを見る

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2009/01/08 09:04
離婚原因について
これが本年最後のブログになる。 昨年も、年末最後のブログに、離婚原因を書いたので、今回も、これについて触れてみたい。 ...続きを見る

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2008/12/24 17:05
離婚で裁判所に求めるもの
離婚においては、家庭裁判所の視点と当事者の視点と間に、明らかに食い違いというものを感ずる。 ...続きを見る

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2008/12/18 08:20
子の引き渡しと直接強制
別居あるいは離婚した夫婦の間で、子の監護をめぐり、奪い合いになることは日常的である。 慰藉料や財産分与は、揉めるといっても所詮は金の問題だから、限度というものがある。 ところが、別居中の夫婦のどちらが子供を育てるのかという問題は、それぞれの配偶者のプライドがかかっており、修羅場の様相を呈することが珍しくない。 ...続きを見る

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2008/12/11 17:49
夫婦の気持ちのすれ違いー孤立する夫
離婚相談は、ある意味、半分人生相談的要素があり、離婚したくない配偶者の悩み、どうしても離婚したい配偶者の葛藤、それぞれの心の悩み相談という例が多い。 ただ、こういう相談を通じて感ずるのは、「強い妻・弱い夫」という現実だ。 ...続きを見る

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2008/12/04 18:08
面接交渉  という言葉
監護権・親権のない親が子供に会うことを面接交渉という。 この言葉を顧客相手に使うと「へ?」と、怪訝な顔をする人が多い。実は、私自身も、この言葉に対しては違和感を抱いている。 以前、このブログで述べたが、実は、この面接交渉は、家族法のどこをひっくり返しても、記載がない。わが家族法は、離婚して子供を養育しない親が、子供と会うことなど想定していなかった。残念ながら我が国の家族法は、養育しない親と子供の関係は、金(養育費)だけと、非常に割り切っているのだ。 しかし、これは、子供の健全な養育という観... ...続きを見る

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2008/11/27 08:23
離婚時年金分割制度
離婚する際は、年金分割が請求できる。これは、いまや、国民的常識となっている。 分割される年金は、国民年金の上にのっかっている、いわゆる二階建て部分の年金全部である。 ところで年金分割をするためには、「年金分割のための情報通知書」を監督官庁から、もらう必要がある。そのうえで、分割割合を0,5と定めると合意して年金分割をすることになる。 ...続きを見る

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2008/11/20 08:18
慰藉料と養育費の相殺
妻が浮気をして離婚した。こういう場合でも、現実に、妻が子供の親権を取る例は珍しくない。浮気をした妻は、妻として失格でも、母として失格ではないからだ。 ...続きを見る

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2008/11/13 08:14
配偶者が家を出ることは悪意の遺棄か
配偶者が勝手に家を出た場合、悪意の遺棄だから賠償請求できるのではないかという相談が、実は、かなりある。 ...続きを見る

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2008/11/07 07:51
財産分与で難しい問題
離婚に伴う清算で一番難しいのは不動産の清算だ。そのなかでも、ひときわ難しいのは、 [妻の父名義の土地に夫が家を建て、夫がローン返済中の場合] だ。こういう場合、住宅ローンの担保は、家と土地についている。 ...続きを見る

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2008/10/18 11:26
家事調停の管轄
家事調停で、いつも頭を抱えるのが、管轄である。 ...続きを見る

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2008/10/10 08:43
不貞された配偶者が不貞をした配偶者に解決金を支払って離婚したケース
最近、受けた相談の中で、唖然とした例があった。 ...続きを見る

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2008/10/01 07:12
国籍法に関する最高裁判決と闇社会
結婚していない日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた子供計10人が 日本国籍を求めた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)は4日、 両親の結婚を国籍取得の要件とした国籍法の規定を違憲とする初判断を示した。 その上で、訴えを退けた2審判決を破棄、原告全員の日本国籍を認めた。 ...続きを見る

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2008/09/26 12:33
離婚を求められる男性の特徴
現在は、女性から離婚を求めるケースが圧倒的に多い。 ...続きを見る

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2008/09/18 08:12
子の監護者指定に対する答弁
まだ離婚していないが、別居している夫婦の場合、離婚または別居解消の間、どちらが子供を育てるか問題になるケースでは、「子の監護者指定」の審判申立をすることになる。 ...続きを見る

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2008/09/12 19:31
DVで問題となる点
DV加害者には、一定の特徴があるが、暴力が相手にどのような苦痛を与えるのかについて認識を欠いている場合がほとんどである。 ...続きを見る

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2008/09/06 16:09
面接交渉の変更
面接交渉は権利か否かについては定説がないが、面接交渉そのものを認めることには異論はない。面接交渉は、一般的には、子供の人格形成や精神的安定にとって有益であることが多いからである。 ...続きを見る

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2008/08/28 08:52
妻に戻ってもらいたい
1、配偶者から離婚請求されているにもかかわらず、これを拒否する場合、その真意が男性と女性では対照的なケースが多い。 ...続きを見る

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2008/08/22 19:28
[養育費の減額  東京高裁H19・11・9判決]
昨年、養育費の減額に関し、東京高裁で次のような判決が出ています。 ...続きを見る

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2008/08/15 10:00
面接交渉のネットワーク
日本の法制では、離婚するとどちらかが親権者となり、他方は、ただ、養育費だけを送り続ける存在に転落する。 ま、中には、その養育費さえも送るのを嫌がる親もいるが、多くの場合、離婚後も子供との面接交渉を切望する。私の感覚から言えば、女性の場合は、ほぼ100%、男性の場合は、半分くらいの人が、この面接交渉の実現を希望する。 そして、親権を獲得した親にも、この面接交渉に積極的な親もいれば、養育費なんかいらないから、子供とは絶対に会わせないという親もいる。 ...続きを見る

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2008/07/31 09:07
有責配偶者からの離婚請求
不貞をした配偶者は、どの程度別居したら離婚を認められるか? ...続きを見る

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2008/07/25 08:13
別居期間の長い夫婦の年金分割の割合
平成19年4月1日に施行された離婚時年金分割制度では、請求すべき安分割合について当事者の協議が定まらないときは、夫婦の一方からの申し立てにより家庭裁判所がこれを定めるとしている。 ...続きを見る

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2008/07/18 09:41
配偶者が家を出た場合
配偶者が家を出たら、残された配偶者は、どのような行動をとるか? 世間一般では、「いつまでも夫にすがる妻」と、「逃げた女房に未練はないと啖呵を切る夫」というイメージを抱くだろう。私が弁護士になった頃は、そうだった。 ...続きを見る

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2008/07/10 08:47
養育費と公正証書
養育費算定で一番多いトラブルは、金額だが、これに次いで多いトラブルが、養育する親が「あんたは信用できない、一括で支払え」という請求をめぐってのもの。 勿論、このような請求は、無理。養育費の一括払いはあり得ないし、税務上、贈与税がもろにかかってくる。 ...続きを見る

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2008/07/03 08:47
[300日問題]
離婚後300日以内に生まれた子供は、前の夫の子供と推定するという奇妙な法律が民法にある。 ...続きを見る

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2008/06/26 07:43
算定表と渉外家事
現在、婚姻費用・養育費は、基本的には、算定表に基づいて行われ、「特別事情」がある場合のみ、それを修正することになっている。 どういう場合が特別事情に当たるかも実務では、ほぼ統一的な見解が確立しつつあり、その場合の修正計算式も、大体出揃っている。 ...続きを見る

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2008/06/19 15:43
[父母が未婚で、父母の一方が外国人の場合、子供は日本国籍を取得できるか]
国籍法は、子供が生まれたとき、父または母が日本人の場合、その子供は日本国籍を取得できると規定しています。つまり、 1、 父親と母親のどちらかが日本人であればよい。 2、 しかし、「子供が生まれた」時点で、日本人であることが必要だ。 ということになっています。例えば、生まれたときは、両親が外国人だったけど、何らかの理由で、両親が日本国籍を取得できても、子供まで日本国籍を取得できるわけではありませんよ ということで、ある意味、当然の規定です。 ...続きを見る

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2008/06/05 08:21
「国際的子の連れ去り」
http://www.asahi.com/life/update/0509/TKY200805090165.html によると、 「国際結婚したカップルが破綻(はたん)し、一方が子どもを勝手に母国に連れ帰ってしまった場合に、その母国が、もともといた国に戻すことを義務づける国際条約(「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」)を政府は締結する方針を固めた。手続きを担う法務省は、国内法を整備するための検討に入り、早ければ2010年の締結を目指す。」 という。 ...続きを見る

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2008/05/30 07:40
共同親権は是か非か?その1
グローバル的に見れば、離婚後の共同親権は定着しつつあるということは、このブログで何度も取り上げた。 今回から、共同親権の是非に関する双方の立場を考えてみよう。 ...続きを見る

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2008/05/16 08:14
清算的財産分与の例外
離婚にあたって、夫婦で築いた財産を清算する。これが財産分与機能の中核をなすもので、清算的財産分与といわれるものである。 対象となるのは、「夫婦で築いた」財産に限られるが、たとえ妻が専業主婦でも婚姻後に夫が獲得した財産は、夫婦で築いた財産とみなされる。 逆にいえば、婚姻前からの財産、相続や贈与を受けた財産は、特有財産として財産分与の対象から外れることになる。 ...続きを見る

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2008/05/09 08:08
国際的二重起訴その2
前回は、 @ 民事訴訟法142条には、同じ事件について訴訟が継続している場合は、二重に裁判を起こすことはできませんよと規定してある A けれども、この142条に言う「裁判所」とは、国内の裁判所に限定される B そこで、英国人夫Aが英国でも離婚訴訟を提起しても、妻Bは、我が国で離婚訴訟を提起できることになる。 と説明しました。 それなら、一定の要件を満たせば外国判決も日本で効力あると規定している民事訴訟法118条との関係はどうなるんだ? という点が問題になります。 ...続きを見る

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2008/05/02 06:53
国際的二重起訴その1
最近、刑事事件では、三浦さんの米国での起訴をめぐって国際的二重起訴が問題にされているが、実は、家事事件の離婚事件でも、同様の問題が頻繁に起きている。 ...続きを見る

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2008/04/25 16:40
専業主婦の財産分与
時々、相談者に、財産分与について勘違いをしている人がいる。一番多いのが、専業主婦は、せいぜい3分の1という誤解だ。 どうも、あちこちのネット情報で、あるいは、他の法律事務所で、そういうことを言われてくるらしい。 ...続きを見る

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2008/04/11 07:55
離婚後の親権  欧米以外では?
以前のブログで、欧米では、もはや、離婚後も共同親権が原則であることを述べたことがあります。 また、日本の法制度は、離婚すると、親権を取れなかった親は、養育費を支払う以上の義務も権利もなく、面接交渉の実現さえ容易でない、非常に問題ある法制度だと述べたこともあります。 ...続きを見る

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2008/04/04 08:46
離婚の意思
離婚意思は、よく勘違いされている言葉である。世間一般の用語では、名実ともに夫婦関係を解消する意思ということになろう。 しかし、家事実務では、離婚意思とは離婚届を出す意思である。現実に同居関係を解消する意思は必要ない。 これは、学者から批判されているが、家裁実務では一貫した考えだ。 ...続きを見る

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2008/03/28 07:53
日本の戸籍に共同親権が記載される場合 その2
前回のブログの続きです。 ...続きを見る

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2008/03/21 08:33
日本の戸籍に共同親権が記載される場合
我が国では、離婚後は、父または母のどちらかを親権者と決めなければならない。離婚後も共同して親権を行使することはできない。 ところが、主要先進国は、今や共同親権が主流になっており、日本のような単独親権の国は、例外的な存在になりつつある。 ...続きを見る

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2008/03/14 16:14
不貞の立証
[不貞といえるためには、性交渉が必要である。] どの教科書にも、そのように書いてある。 ところが、この言葉が一人歩きしているようだ。つまり、「性交渉を立証できなければ、離婚原因にならないことはもちろん、賠償責任も負わない。」 ネット上でも、こういう都市伝説がまことしやかに展開されている。 ...続きを見る

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2008/03/07 09:42
離婚したい人・離婚したくない人
うちの法律事務所に相談に来られる方の中には、離婚したいという人もいるが、当然、その逆、つまり離婚したくない人もいる。 離婚を求められ、それでも離婚したくないという人は、男性が圧倒的に多いが、女性もいる。但し、女性の場合は、経済的理由で離婚を拒否することが多い。これに対し、男性の場合は、「妻への思いが断ち切れない」あるいは「離婚はプライドが許さない」という精神的理由で離婚を拒否する。 ...続きを見る

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2008/02/22 08:13
不貞と離婚
不貞と離婚は、弁護士が直面する問題の中でも、かなりやっかいな部類に属する。 婚姻関係が破綻しても、不貞があれば有責配偶者だから離婚請求できないというのが一般的な意見だ。 しかし、有責配偶者として離婚請求が棄却されるためには、その不貞によって婚姻関係が破綻したことが必要だ。 逆に言えば、それ以外の場合、つまり不貞はあったものの、それとは関係なく婚姻関係が破綻した場合は、離婚請求できることになる。 この線引きが非常に難しい。 ...続きを見る

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2008/02/09 15:55
DV被害
http://www.asahi.com/national/update/0121/TKY200801210439.html 2008年01月21日20時33分によると、 ...続きを見る

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2008/01/25 16:51
DVの保護命令について
今日から、改正DV法が施行される。いまだに多くの問題点を含んでいるが、前進したことは確かだ。 今日は、このDV法で、、一番勘違いされている点を取り上げよう。それは、DV加害者に対する退去命令だ。 ...続きを見る

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2008/01/11 07:47
離婚理由について
年末で、今年は、おそらくこれが最後の更新になるので、皆さんが一番、関心の高い離婚原因について話してみよう。 ...続きを見る

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2007/12/27 16:28
エフピック 
世間的には、ほとんど知られていませんが、私が、お客さんに、一番利用を勧めている団体が、この社団法人家庭問題情報センター・通称エフピックです。家裁の調査官を定年退職した人達が働いていますが、皆、永年、家事案件を扱ってきただけに、プロ中のプロです。 家裁で面接交渉が決められても、お互いが憎み合っていたり、連れ去りを恐れたりして、なかなかうまくいかない。こういうとき、このエフピックに依頼すると、場所を提供してくれたり、立ち会ってくれたりして、面接交渉の円滑化に尽力してくれます。 ...続きを見る

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2007/12/22 16:05
就籍許可の申立―私は誰?
家庭裁判所で扱う事件は、民事なら離婚や遺産分割、刑事なら少年審判事件が典型例だが、家事行政事件とでもいうのがある。 その一つが、就籍許可の裁判だ。離婚等と異なり、一般の方にはほとんどなじみがないのではないか。 これは、要するに、自分の本籍を作ってくれという裁判で、民法ではなく、戸籍法に根拠規定がある。 親が自分の出生を届けていなかったとか、北方領土に本籍があるとかいうのが、その典型例である。マスコミで注目を集めた事件としては、フイリピンに置き去りにされた女性が、私は日本人だとして、この申立... ...続きを見る

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2007/12/14 08:59
離婚を選択するか否か
離婚事件を多数扱っていると、そこには複数のパターンがあることがわかる。そのパターンの一つに、ある一定の要件にその家族が嵌まると、今まで家庭を大切にしていた配偶者が、突然、他の配偶者に敵対し、家庭を壊し始めるというパターンになる。周囲の人間には、まるでその動きが理解できない。 問題は、こういう場合、弁護士がどのようなアドバイスをすべきかだ。 このケースでは、その状況に応じて、離婚と慰藉料・財産分与という選択肢以外の選択肢もアドバイスする必用がある。 ...続きを見る

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2007/12/07 08:59
離婚と年金分割  何割分割されるのか?
今年の4月から年金分割が施行され、厚生年金等を支払っていなかった配偶者にも、財産分与として年金が分割され、支給されるようになった。 詳細は、ウチの事務所のHPに載っているので、是非参考にしてもらいたい。 ...続きを見る

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2007/11/30 15:15
民事暴力と離婚
ミンボウという言葉がある。 これは民事事件を暴力的に解決しようと言うもので、民事事件の相手方や相手方の弁護士に嫌がらせをしたり、暴力を振るったりする行為である。まれに新聞に「弁護士が刺された」などと記事が載っている。 このミンボウは、暴力団絡みの事件が多いが、離婚事件でも、このミンボウは結構多い。 離婚を求める配偶者を追いかけ回したり、調停室や法廷で暴れたり、果ては相手方の弁護士に暴力を振るったりする。 逮捕されてもほとんど反省しない。「この世に正義は一つしかない、俺の考えが唯一の正義だ... ...続きを見る

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2007/11/22 17:54
ある法律相談
先般、幼児の子供の親権者の帰属に関し相談された男性の方が2回目の相談に来られた。そして、次のように話した。 @親権者の帰属について、ウチの事務所が説明したことは、どの本にも書いていない。 Aそこで、心配になり、別の法律事務所に相談に行った。 Bその弁護士は、 「その事務所(ウチの事務所のこと)の説明は完全に間違えている。幼児の親権には、母親優先の原則がある。男性のあなたは、絶対に親権は取れない」 と自信満々で回答した というのである。 ...続きを見る

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2007/11/16 17:22
子供の面接交渉と離婚
ウチの事務所では、離婚した際の親権者がどうなるか、相談段階でほぼ判断できる。ただ現実には、判断のできない弁護士が非常に多く、すでに結論は明白なのに、親権を争ってくるケースが多いことには閉口する。 今でも、結論は予測できるのに、相手方が親権は絶対に譲らないと頑張るため、調停が進行しない案件を多数抱えている。 ...続きを見る

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2007/11/09 09:47
精算的財産分与と税金
不動産の財産分与では、もらった方ではなく、分与した方に税金が掛かるというのは、ウチの事務所のホームページでも述べているし、家事事件を扱う弁護士が知っておくべき初歩的知識である。 しかし、これを知らない弁護士が非常に多い。 昨年終了した離婚事件で、当方が不動産を分与してもらう事件があり、分与した方にかなりの譲渡所得税が掛かることが予見できたケースだった。 しかし、相手方弁護士は全く意に介せず、調停委員も税金のことは気に留めなかった。 よっぽど、このまま黙っていようと思ったが、最高裁で、税金... ...続きを見る

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2007/11/03 15:15
女性の人権ホットライン強化週間
法務省の人権擁護局と全国人権擁護委員連合会で、電話による女性の人権相談を受け付けているそうです。 期間は、平成19年11月12日〜18日の朝8時半から夕方7時(土日は10時から5時まで)だそうです。 番号は 0570−070−810 です。 ...続きを見る

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2007/11/02 16:03
祖父母・継母の面接交渉
息子の嫁が子供を連れて離婚した、孫に会いたい、私たちには面接交渉権はないのか、 これは、よくある相談である。 ...続きを見る

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2007/10/25 20:12
家庭裁判所に期待するものー不倫裁判とDVを例にして
原告も被告も、申立人も相手方も、ほとんどの人が何かを「期待」して、裁判所の門をくぐるだろう。 不倫を例にして言うと、不倫をされた側は、「裁判所は、私の屈辱感を理解し、あの人に正義の鉄槌をくだすだろう」と裁判所に期待する。 逆に、不倫をした側は「裁判所は、不倫に走らざるを得なかった私の心の苦しみを理解し、私を苦しめた配偶者に正義の鉄槌をくだすだろう」と裁判所に期待する。 そして蓋を開けてみれば、不倫をされた側は賠償額の低さに唖然とし、不倫をした側は、賠償責任を命ぜられたことに唖然とする。 ... ...続きを見る

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2007/10/20 14:39
爬虫類男の悲劇
爬虫類男という言葉をご存知だろうか?家事分野で、妻から「別れたい」と切り出されても離婚を拒否する男性を指していう言葉らしい。 ネットで検索してみると、この言葉は、色々なところで色々な意味で使われているが、離婚を拒否する男性という意味では、いまだ世間一般では使われていないようである。現時点では、家事に深く関わる人達のうち、ごく一部の間で使用されているにすぎない。 ...続きを見る

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2007/10/06 13:36
子の面接交渉と間接強制
離婚する際、親権・監護権を取れなかった他方の親が、その見返りとして、定期的に自分の子供と面会できるという面接交渉を調停で決めることが多い。 もし、その面接交渉条項に違反したらどうなるか? 執行官が乗り込んできて子供を連れ出し、強引に面接させるという直接強制はできない。反面、再調停・履行勧告という方法―つまり任意の履行を促すという方法は、いかなるケースでも可能である。 ...続きを見る

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2007/10/03 13:10
調停の進め方
弁護士として 「調停の当事者として、どうしたら、有利に調停を進められるか」 という相談を、かなり受ける。 ネットなどを見ると、離婚コンサルタントを自称する人達が、「調停を有利に進める方法を教えます」などとホームページを開いており、何かノウハウでもあると思い込んでいるようだ。 調停は、話し合いの場で、訴訟ではないから、そんなノウハウがあるわけがないのである。 と言うよりも、このような相談・離婚コンサルタントと称する人達のアドバイスは、調停に、訴訟的な役割を期待しようというもので、調停制度... ...続きを見る

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2007/09/15 11:28
法曹と家事教育―配偶者が勝手に家を出て行ったケースで
我々弁護士は、いつ、どこで、離婚や遺産分割の法律知識・技術を取得するか?一般の方々はびっくりするするかもしれないが、そういう機会は、ほとんどゼロなのである。 まず司法試験では、家族法は、対象から、事実上、はずれてしまっているから、あまり勉強しない。法科大学院でも、民事は、もっぱら財産法の取得に重点が置かれており、家族法は、特殊な選択科目の一つに過ぎない。 司法研修所でも、財産法の要件事実教育が主眼で、研修所の卒業試験に該当する2回試験でも、家族法が出題されることはない。 それでは実務に就い... ...続きを見る

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2007/09/01 08:23
父・夫の執念
先日、DVがらみの離婚調停があった。 こちらの依頼者は女性でDVの被害者だ。現在、子供と共に身を隠している。 相手は、例によって暴力を自覚していない夫である。 DV加害者の特徴として、同居していたときは子供の世話などしていなかったのに、逃亡すると子供との面接に執念を燃やすという特徴があるが、この御仁も、暴力行為を自覚せず、子供との面接に執念を燃やしていた。 調停も終わりに近づいた頃、調停委員から、「御主人からお子さんに渡してほしいというものを預かっています」として、玩具だとかノートだとか... ...続きを見る

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2007/08/24 16:19
無駄な裁判
先日、ようやく養育費減額の事件が終了した。 これは、依頼者が養育費の減額を求めたのに対し、前妻が、離婚に際して毎月○万円を支払うという契約があったとして、家庭裁判所に審判を求めたものだ(「約束」に基づくものなら、管轄は、本来、地裁であって家裁ではない。裁判所の選定を間違えている) しかし、養育費は、いくら契約しても、事情の変更があれば、当事者双方から増減請求できる。そして、現在、家裁の実務では、「事情の変更により従前の養育費が算定表から見て不都合なときは、増減請求できる」という扱いになってい... ...続きを見る

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2007/08/04 09:40
性格の不一致と離婚
離婚請求のほとんどは、性格の不一致で、これについては、「相当期間の別居」がなければならないと言うのが家裁実務の取り扱いだった。しかし、この1年ほどで、急速に流れが変わって来ているように感ずる。 ウチの事務所は、離婚事件が非常に多く、絶えず50件以上の案件を抱えている。そこで、あちこちの裁判所での情報が入るのだが、「離婚することで不利益がないなら、別居期間が短くても離婚を認める」という若手裁判官の意見が目立つようになってきた。 これが若手裁判官のみの意見なのか、それとも裁判所の主流になりつつあ... ...続きを見る

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2007/07/28 09:45
DV法改正
改正DV防止法成立が、成立した。施行は2008年1月である。 主な改正点は、裁判所の保護命令で禁止できる範囲が広げられたことで、直接的な暴力行為だけでなく、脅迫も対象となった。接見禁止命令では、 @ 面会の要求 A 著しく粗野・乱暴な言動 B 無言電話や連続した電話、メール、FAX C 名誉毀損を告げること も併せて禁止できるようになる。 また、加害者が、被害者の親族や支援者に近づくことも禁止される。 配偶者暴力支援センターに寄せられる相談は、昨年度で約58,000件。そのほとん... ...続きを見る

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2007/07/24 08:43
離婚と単独親権
親族法が制定されるとき、果たして、どの程度、子供の精神的な成長を考慮していたか疑問です。 離婚すると子供は当然に単独親権になり、どちらかが親権を失います。しかし、これは、逆から見れば、離婚すると親権を剥奪されることになります。別の面から見れば、「金を払う」以外の責任は免除されることになります。 しかも、この単独親権の不備を補うべき子供と別れた親との面接交渉は、実務上は認められているものの、これを正面から認めた条文はありません。 どうも、現在の家族法は、「金さえ払えば」的な思考があり、子供の... ...続きを見る

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2007/07/14 09:00
夫が働いてきた給与を管理するのは妻か夫か?
夫が働いてきた給与を管理するのは妻か夫か? これは、離婚トラブルの原因として、かなり多いのです。 「夫が私に必要な生活費のみを渡し、給与明細は結婚してから一度も見ていない。我が家の財産がどうなっているのか、さっぱり分からない。私を家政婦としか考えていない、ひどい夫だ、離婚して慰藉料を請求したい。」 こういう相談は結構あります。 これとは反対に、「夫は、妻の私に家計を管理しろと言う。しかし、一家を養うのは夫の責任なのだから、家計の管理を私に任せ、自分は小遣いだけもらっていたいという生き方は... ...続きを見る

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2007/07/02 07:45
養育費算定表と私学進学
婚姻費用・養育費算定表ができてから、この種の事件は、スピーディーに解決するようになりました。 いまだに、弁護士の中には、「算定表」は一つの判断材料にすぎない等という無茶苦茶な主張をして、裁判所を困惑させている方もおられますが、皆さん、最終的には納得しています。 ...続きを見る

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2007/06/25 07:42
専業主婦と財産分与
離婚するときは、財産分与の精算をする必要があります。 ...続きを見る

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2007/06/18 08:28

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