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離婚・遺産相続弁護士の日々雑感
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離婚・親子問題・遺産相続等に関する日々の雑感を語ります。
更新は不定期です。

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遺産相続はなぜ揉めるのか
遺産相続案件を多数扱っていると、相続人間の「欲と欲のぶつかり合い」には、ときおり困惑することすらあるし、ここまでやるか、とあきれる事もある。 しかも、最近の遺産相続の特徴は、以前なら被相続人の年齢世代の人達が、今は、相続人として、ぶつかりあうことである。50代後半から60代、70代の人たちが、今更、親族関係を犠牲にしてまで遺産争いをするのか、と思うこともある。 ...続きを見る

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2012/01/29 11:06
「子の引き渡し」の強制執行
「子どもを他方配偶者に引き渡しなさい」という「子の引き渡し命令」がでたにも関わらず、引き渡さないときは、強制執行で子どもを引き取ります。 子どもが小さいときは、動産執行の方法で執行官が現場に赴いて強制的に子どもを引き取ります。ただし、子どもも、ある年齢になると「自分」というものができるので、「動産」として扱うことはできない。この場合は、人身保護によるしかない。 じゃあ、「その年齢は、いつからなんだ」、となると、明確な一線がなく、現場の判断に委ねるほかはない。幼児なんかは、明らかに「動産執行」... ...続きを見る

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2012/01/21 09:21
離婚に関する弁護士のとんでもないアドバイスその2
前回、弁護士のとんでもないアドバイスを紹介したが、今年は、はじめにウチの事務所で体験した、いくつかのあっと驚く相手方弁護士のアドバイスを紹介しよう。 ...続きを見る

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2012/01/14 09:46
年末にあたって その2 離婚原因の多面性―性格の不一致は離婚原因になるか
うちの事務所で、一番多い相談は、やはり、これで離婚できるか、離婚させられるか、という相談である。 性生活がないとか、家の中が汚いとか、仕事ばかりで家を顧みないとか、育児がなってないとか、大体、不満の原因は類型化している。当事者からすると、育児放棄だとか、モラルハラスメントだ、精神的DVだと主張するが、多くは、夫婦間の考え方・性格の違いがもたらす精神的緊張であり、いわゆる「性格の不一致」に該当する。 ...続きを見る

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2011/12/20 14:47
年末にあたって その1 遺産分割調停申立を有利にすすめるコツ
遺産相続の紛争の特徴は、単に遺産を分割するだけでなく、それに関連する紛争が多数セットになっていることだ。相続人か否か、相続された土地に相続人の一人が借地権を有しているのか、遺言書作成時に被相続人は遺言能力があったのか、等々、色々な問題が絡み合ってくる。その中でも、特に多いのが、被相続人遺産を管理していた相続人の一人が、生前被相続人の預金等を使い込んだのではないか、という問題である。 自分の経験から言わせると、遺産分割案件の3件に1件くらいは、必ずこの問題が登場する。 ...続きを見る

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2011/12/13 08:36
「幸福な老後」を実現するための遺言方法は、任意後見とセットにすること
世間では「遺言セット」が売れたり、弁護士等が遺言書作成業務を大々的に営業したり、高齢化社会をむかえて、いまや、遺言が重要なキーワードになりつつある。経営コンサルタントなどは、弁護士に、過払い金のあとは遺言書作成業務だと「経営指導」しているようである。 ...続きを見る

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2011/12/06 07:48
親権と監護権の分離が行われる場合
かって、離婚事件では、親権と監護権の分離が、和解の一環として広く行われていた。子供の姓にこだわる夫、姓には興味が無く子供を育てたい母親、早く事件を終了させたい裁判所、この三者の思惑が一致するのが親権監護権分離だった。 しかし、現在の家庭裁判所では、この親権監護権の分離は、基本的に否定されている。親権と監護権を分離することは、新たな紛争の原因を作ることであり、早期の和解を成立させるために、安易に親権監護権を分離させるべきではない、というのが、現在の家裁の考えだ。実際、親権と監護権を分離させて離婚... ...続きを見る

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2011/11/28 16:49
養育費・婚姻費用に関する家裁のスンダード
養育費・婚姻費用については、算定表が普及し、当事者も、不満を持ちながら、これに従うことが多い。 かって、離婚訴訟が地裁管轄だったときは、地裁では、養育費は、大都市は一人5万円、地方は3万円という、いい加減な決め方をしていたが、今は、そのようないいかげんな決めかたはしていない。 ...続きを見る

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2011/11/21 08:57
遺産分割調停は、そんなに時間がかかりません。但し、例外あり。
遺産分割調停事件の依頼を受けることが多いが、一番、多い質問が「解決までに、どれくらい時間がかかるか」ということである。 「遺産分割調停事件はすごく解決までに時間がかかる、5年、10年は当たり前」 という都市伝説が流れている。依頼者の方には「調停は時間がかかるから、協議でしてくれ」と言われる方もいる。 ...続きを見る

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2011/11/15 10:57
DV事件の難しさは、被害者の自覚
DV事件は、女性から男性に行われるというケースもあるが、悲惨なケースは、やはり、男性が行うDVである。 女性のDVの場合は、所有・支配慾よりは、単純に「切れて」暴力をふるうというもので、境界性人格障害のケースが多い。 これに対し、男性のDVは、「俺の女」という言葉に象徴されるように、女性を所有・支配しようという男性の本能的な部分に由来する。それだけに問題が根深く、男性本人に、その自覚がない。「年に1,2回しか暴力をふるわない」「殴るには殴るだけの理由がある」「自分は妻を指導したのだ」等々、あ... ...続きを見る

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2011/11/05 17:30
遺産相続に関する弁護士のホームページは やたらミスが多い
債務整理・過払い案件が急激に減少してきたせいで、交通事故と遺産相続分野に参入してくる弁護士が増えてきた。離婚問題が親子・家族の関係はいかにあるべきかという思想的な対立を含むのに対し、遺産分割も交通事故も、思想性はうすく、純粋に数字の世界だけに、債務整理業務から移行しやすいのだろう。 ただ、にわか専門家だけに、そのホームページの記述には、非常にミスが多い。 ...続きを見る

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2011/10/29 16:23
「離婚原因としての性格の不一致」で一番多いのは金銭管理に関する見解の違い
離婚原因で一番多いのが性格の不一致である。要するに考え方や価値観が違うと言うことで、双方が、相手の考え方は間違えていると主張するパターンである。 全然異なる環境で育ってきた夫婦だけに考え方・価値観が違うのは当然で、まあ、大体の夫婦は、当初は衝突しながら、しだいに収まるところに収まるものである。 しかし、どうしても、収まりきれない価値観の違いがある。それは金銭であり、特に金銭管理である。 金銭管理をめぐる離婚紛争で、当事者間の話を聞くと、人によりこれほど考え方が違うのかと驚いてしまう。これが... ...続きを見る

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2011/10/19 08:39
遺産分割における弁護士のとんでもないアドバイス
前回、離婚訴訟で、弁護士のとんでもないアドバイスを紹介したが、今回は、遺産分割での弁護士のとんでもないアドバイスを紹介しよう。 離婚では、相手を追い詰めて有利な条件を獲得しようとすると、とんでもないことになる、と述べた。裁判所の判断には、かなり情緒的な要素がからんでくるからだ。 これに対し、遺産分割では、やたら情緒的な問題は持ち出すべきでなく、ともかく、徹底的に数字だけと割り切る必要がある。 ...続きを見る

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2011/10/09 08:35
離婚訴訟における裁判官の「こまったちゃん」
現在の家庭裁判所、特に東京家庭裁判所は、「財産分与は、別居時の財産を2等分する」という2分の1ルール」について、かなり形式的な判断をしている一方で、裁判官は、財産調査に協力しないという一貫した態度をとっている。 ...続きを見る

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2011/10/01 14:05
離婚事件でやってはいけないこと  弁護士のとんでもないアドバイス
家事事件では、かけひきは禁物である。特に強者が立場を利用して「弱い者いじめ」をするというのは、最悪である。「弱い者いじめ」をしたという印象を裁判所に与えたら、勝てる事件も勝てなくなるからだ。 この点を理解していない方が、とりわけ男性に多い。男性弁護士にも多い。家事事件をビジネスの観点から割り切り、取引の駆け引きを家事事件に持ち込もうとするのだ。 取引では、相手の弱点をついて有利な交渉をするのは「弱い者いじめ」ではあるが、独禁法違反にでもならないかぎり、許される。どうやら、その発想で家事事件を... ...続きを見る

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2011/09/16 08:37
遺産分割における特別受益に関する誤解
生前、被相続人から特別な受益があった場合、遺産の前払いがあったとして、遺産の取り分から減額される。 遺産分割でも、代理人となった弁護士が、しばしば、この特別受益を主張し、裁判所を困惑させている。「困惑」というのは、多くの弁護士が、すっとんきょうな主張をするからだ。 ...続きを見る

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2011/09/05 18:25
団塊の世代と激増する熟年離婚
団塊の世代が続々と定年を迎える一方で、団塊の世代の熟年離婚が激増している。その激増ぶりは、もはや社会問題といってよい。 ...続きを見る

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2011/08/26 11:51
DVで難しいのは被害者の[怯え」を理解し共有すること
DV案件はよく依頼を受ける案件の一つである。たぶん取り扱い件数では、うちの事務所は、ダントツに全国一のはずである。 ...続きを見る

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2011/08/19 18:24
遺産分割でよくあるケース 「後妻(の子)vs先妻の子供」「正妻の子供vs婚外子の子供」
遺産分割でよくあるパターンは、親の商売を継いだ相続人と、それ以外の相続人の対立である。これに継いで多いのが、後妻と先妻の子供達、あるいは後妻の子供達と先妻の子供達の対立である。 人は立場によって、まるで違って見えると2011年7月8日のブログで述べたが、同様なことが、このケースでも言える。 ...続きを見る

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2011/08/05 08:17
なぜ配偶者が家出したのか、理解できない
「家に帰ると配偶者(たいていは妻)が、子供とともにいなくなっている」というケースは、離婚事件では、よくある。離婚紛争に至る経緯は、むしろ、このパターンが一番多い。 夫が、「ああ、やっぱり出て行ったのか」と思うケースは少数で、たいていは、びっくりする。つまり、なぜ、出て行ったのか理解できないのである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 14 / トラックバック 1 / コメント 1

2011/07/30 14:40

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