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zoom RSS テーマ「親権・子の引渡し・発達障害」のブログ記事

みんなの「親権・子の引渡し・発達障害」ブログ

タイトル 日 時
面会交流の勝負は時間と回数?
面会交流の主な争点は、「回数と時間」である。非監護親は、できるだけ多くの時間と回数の面会交流を求め、監護親は、逆に、できるだけ少ない回数と時間を主張し、子どもを間に挟んで互いにせめぎ合うというのが、家裁での典型的パターンだ。 ところで、面会交流の回数と時間は、多ければ多いほど子どもの福祉に資するのだろうか? ...続きを見る

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2017/09/22 12:14
モラルハラスメントと自閉症スペクトラム
モラルハラスメントの背後には、自己愛性パーソナリティがあることは、今や、異論がない。 このモラハラが強いと配偶者を追いつめ、配偶者が些細なことで激情するようになり、外見的には、モラハラ加害者が正常で、モラハラ被害者が境界性パーソナリティ障害に見えてしまうことがある。だから、相手方配偶者が境界性パーソナリティ障害だと主張する場合、主張する本人が、実は自己愛性パーソナリティ障害でモラハラというケースは少なくない。 これらは、以前のブログで述べた。 ...続きを見る

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2017/09/10 13:54
離婚を前向きにとらえる! 「前向き離婚の教科書」発売
弊所副代表森元みのりの「イラストと図解でよくわかる! 前向き離婚の教科書」が、本日(8月26日)日本文芸社から発売されます。 いまや家事事件専門家の間で座右の書となっている「簡易算定表だけでは解決できない養育費・婚姻費用算定事例集」「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」という専門家向け書籍と異なり、一般の方向けの書籍です。 弊所の一般の方向け離婚書籍にはすでに「カラー版 一番よくわかる 離婚の準備・手続き・生活設計」があり、これは予想を超える大ベストセラーとなって... ...続きを見る

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2017/08/26 11:42
審判だけでは解決できない子供の引き渡しの強制執行
親子問題で、親権・監護権がこちらに来た。しかし、相手は引き渡さない。こういう場合は、判決や審判に基づいて、動産執行の一態様として子供の引き渡しを求めることになる。 普通、動産執行というと、自動車等の「もの」が対象だし、目的も金銭回収。純粋にお金だけの問題。ところが、「子の引き渡し」は、対象が子供であり、目的は、金ではない。おそらく、執行官の諸々の業務の中で、一番難しい執行でないか。面会交流事件を割り振られた調停委員会が、「うーん」とうなるのと同様、執行官も、「子の引き渡し」事件を割り振られたら... ...続きを見る

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2017/08/18 12:56
「監護者の指定」に関する諸原則だけではにわかに解決しがたいケース
親権・監護権の帰属は、ある程度、場数を踏んでいると概ね予想できる場合が多い。 監護権・親権の帰属判断には、継続性の原則・母性優先の原則・子の意思の尊重原則・比較考量の原則・奪取の違法性等があり、多くは、この原則に従って判断する。この原則を適用して、それが一つの方向を向いているなら、判断は簡単である。 例えば、妻が子供を連れてDV夫から逃げ出した、こういう場合、誰がどう考えても、親権者は妻である。DV夫が、「子育てには金がかかる。しかし、妻には経済力がない。」と言っても、「なら、アナタが、十分... ...続きを見る

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2017/08/05 15:05
これからの面会交流の「正義」の話をしよう
設例1 父親は、精神的に不安定な母親が子供を虐待しているとして子供を連れ去ったが、裁判所から子供を母親に引き渡すよう命じられ、以来、子供とは面会ができていない。 家庭裁判所に面会交流の調停を申し立てたが、母親は、一切拒否。裁判所は調査官に面会交流の可否を判断するために調査官を子供のいる家庭に派遣しようとしたが、母親はそれも拒否。母親の精神状態がかなり不安定なことが窺える。 こういう母親だけに面会交流の必要性があることは明白だが、面会交流開始のための試行面会さえ目途が立たない。 子の福祉を... ...続きを見る

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2017/06/23 21:09
子の引き渡しの保全処分が認められる基準
別居中の夫婦間において、夫婦の一方が、他方のもとで事実上監護されていた子供を連れ去った場合、連れ去られた親は、子の引き渡しと監護者指定の審判を求めるとともに保全処分の申し立てをします。審判が出ても抗告されると確定せず、直ちに強制執行ができないからです。 しかし、いかなる場合にこの保全処分が認められるかは、いまいちはっきりしない。 これについて、いくつか参考になる東京高裁判例があるので、そのうちの二つを例に挙げてみよう。 ...続きを見る

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2017/06/03 10:14
子の引き渡しを求める審判で考慮される要素
離婚問題で一番難度の高いのが面会交流と「子の引き渡し」を求める審判です。離婚だけなら大人同士の問題だけだが、この二つは「子供の心」が絡んできます。どの案件でも、絶対の「正解」がない。特に保全処分が申請されている場合、対象が子供であり、その子や家族の一生を左右することにもなりかねない。不動産や金銭なんかの仮処分と異なり、簡単には結論が出せない。しかし、時間をかけるわけにもいかない。担当される裁判官は、本当に大変だと思います。 ...続きを見る

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2017/05/19 09:53
100日面会交流で親権変更の判決
昨年、話題になった「離れて暮らす親と子どもとの面会交流に積極的な父親に親権を認めた千葉家裁松戸支部判決」。結局、東京高裁でひっくりかえったけど、代理人弁護士が記者会見まで開いたものだから、すっかり話題になりましたね。 こういう判決って、これが初めてではなく、実は、ときどき、出ているんです。ただ、家裁の審判は非公開だし、担当弁護士も記者会見まで開かないから、話題にならなかっただけです。 ...続きを見る

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2017/04/28 08:29
夫のモラハラと妻の境界性パーソナリティが表裏一体のケースが、それなりにある
夫のモラハラには、その背後に、自己愛性パーソナリティが強く影響していることが非常に多い。そのレベルが「障害」というレベル、つまり、「臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、あるいは他の重要な領域において機能の障害をもたらしている」(米国DSM)というレベルには、達していないが、それに近いなぁというレベルの夫には、しばしば遭遇する。このタイプには社会活動的な偏りがあり、世間では高く評価され、それなりに社会運動や経済活動で成果を収め、自分自身の能力に非常に自信のある人が多い。 一方、妻も、ささい... ...続きを見る

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2017/04/07 15:23
親権者である元配偶者の再婚相手と子供が養子縁組した場合、非親権者からの親権者変更申立は認められるか
離婚して子供の親権が妻になった。しかし、元妻は、再婚し、子供は再婚相手と養子縁組をした。しかし、どうも、その養父が子供を虐待し、その養父の行為を元妻が見て見ぬふりをしている。 こういう場合、当然、親権者変更を求めることになりますが、はたして、民法819条第6項に基づいて親権者変更ができるか、という問題があります。 ...続きを見る

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2017/03/24 13:59
一見すると実現困難な離婚相談の解決策
弊所副代表森元が、(株)レガシイから「一見すると実現困難な離婚相談の解決策」というDVD(CD・ダウンロード・ストリーミング)を出しました。 https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/3055 ...続きを見る

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2017/02/04 11:54
広汎性発達障害と親権問題・児童虐待
広汎性発達障害は、男性に多いと言われていますが、女性にもいます。男性の場合は転職を繰り返すパターンが多いのですが、女性の場合は、子供への虐待という深刻な問題に発展します。 広汎性発達障害の特徴は、ひとつのことに集中してしまい、全体を見渡すことができないということです。 これが、社会性・対人関係の障害となって現れます。興味のあるものにはとことん没頭するのですが、それ以外は無関心。人の気持ちや感情を読み取るのが苦手で、コミュニケーション能力が不十分です。 社会人となったとき、単独で行う仕事で、... ...続きを見る

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2016/12/02 08:35
子の奪い合い  連れ去りを追認した事例と否定した事例
子の連れ去りは、毎月、何件か受任する事件である。子供や家族の一生がかかる問題であり、家事事件のなかでも、面会交流と並んで一番難しい分野である。 ...続きを見る

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2016/09/30 13:16
「子どものために離婚しない」は本当か?
離婚相談をうけていて、しばしば、「別れたいが子供のために離婚できない」という発言を聞きます。 本当にそう思って発言している人もいれば、自分が離婚したくない気持ちを素直に表現できず、子供のせいにして離婚拒否しているケースもあります。 ...続きを見る

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2015/10/16 07:43
離婚原因としての児童虐待
離婚事件の相談や依頼を受ける際、離婚原因として、配偶者の児童虐待をあげる例が多い。相手方配偶者が子供を虐待するから離婚したいという人、逆に、子供を虐待したとして離婚を求められている人、さまざまであるが、この10年ほどで急速に件数が増えたと思う。 その背景には、社会全体が子供自身の発達権を尊重するようになり、「子供は自らの力で育つものである」という認識が広がってきたこと、「子供に対する暴力は百害あって一利なし」という考えが常識になってきたことが大きく影響している。 ただ、児童虐待をしている親の... ...続きを見る

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2015/08/27 10:07
夫婦親子問題に解決に必要な知識とは  1年を振り返って
もうすぐ1年が終わります。 今年も、離婚事件や親子問題の難しさを痛感した1年でした。 以前、大量生産型債務整理事件処理で名を馳せた某弁護士が、その著作のなかで、「離婚事件は単純だ、離婚原因、親権、財産分与、慰謝料、面会、この5点のポイントをマニュアルに従って事務員が事情聴取し、それ以外の人生相談みたいな部分は意味がないので取り上げない。そうすれば、迅速に解決できる」と言っておられました。 まあ、こういう考えもあり、これはこれで間違いであるとは思いません。 ただ、こういう割り切った考えは、... ...続きを見る

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2014/12/25 18:26
発達障害者は、心の目が不自由な人―夫婦の一方がアスペルガーの場合
発達障害・アスペルガーという概念は、DSM−5では自閉症スペクトグラムという概念に吸収されたが、現場では、依然として使用されている。相談でも、配偶者が発達障害やアスペルガーではないかという相談が多い。 自分は、精神科医ではないので、断言はできないが、そういう相談の多くは、単なる性格の不一致を発達障害とかアスペルガーと勝手にレッテル貼りしている場合が多い。 ...続きを見る

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2014/11/28 16:58
家事事件とDSM―5  消えた「アスペルガー・広汎性発達障害」概念
面会交流や親子問題では、精神医学の基礎知識が欠かせない。弁護士は、法律論の勝敗だけで考えず、その行為が、子供の心にどういう影響を与えるのか、どうするのが、その子の発達に一番役立つかという観点から事件処理をしなければならない。そのためには、交通事故で弁護士に整形外科的知識が必要になるのと同じように、夫婦親子問題では、精神医学・児童心理・児童教育学等についての最低限の知識が不可欠だ。 ...続きを見る

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2014/11/13 08:23
家裁が、子の連れ去りを認めるケースとは?ハーグ法から推測する。その2
前回のブログで述べたが、ハーグ法では、子供を連れ去った場合でも、子供の返還が拒否出来る場合を定めている。これを国内の連れ去りに当て嵌めると以下のようになる。 ...続きを見る

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2014/02/01 18:09
家裁が、子の連れ去りを認めるケースとは?  ハーグ法から推測する。
欧米各国の圧力もあって、日本もハーグ条約に加盟したが、それにあわせてハーグ法が制定され、平成25年6月19日に公布された。 ハーグ法は、ハーグ条約を国内で実行するための法律であるが、注目すべきは、27条と28条である。 ...続きを見る

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2014/01/24 14:40
裁判所が親権者・監護権者を決める基準
親権・監護権を決める基準については、弊所のホームページで、一応の基準を公表しているので、そちらをご覧ください。 http://www.katei-net.com/shinken/qa.html#q4 ただし、現実の事案では、いくつかの原則を総合的に適用し、より妥当な結論を導いている。 ...続きを見る

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2014/01/05 12:21
ハーグ条約から、「子の連れ去り」が容認される場合を推測する
平成25年5月22日、ハーグ条約が国会において承認され、同年6月12日、ハーグ条約国内実施法が国会において成立しました。施行時期は未定です。 ...続きを見る

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2013/07/12 08:28
親権者が死亡した場合の子供の親権  別の観点からの遺言の勧め
現在、家庭裁判所で一番ヒートアップするのが親権をめぐる争いである。日本では相も変わらず、単独親権制であり、他方で面会交流もスムーズにいかない例も少なくないことから、代理人としても、依頼者の心情を思うと、非常につらい面がある。 ...続きを見る

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2013/01/08 13:48
「子供の意思」とは何か?
「子供の意思」は、家事事件では、たえず問題になる。親権者・監護者を誰にするか、面会交流を認めるか、認めるとしたらどの程度か?これらの決定にあたっては、「子供の意思」が最大のキーポイントだし、当事者も「子供の意思」を最大の理由として主張してくる場合が多い。 家事事件手続き法でも、子供の意思を最大限尊重することとし、子供代理人制度までつくっている。 ...続きを見る

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2012/11/23 10:01
離婚は、子供にどのような影響を与えるのか
離婚に際し、多くの夫婦が「子供のためにも別れたい」「子供のために別れるべきではない」という発言をする。どちらも、「子供のため」と言いながら、出てくる結論は正反対である。 それでは、両親の離婚という問題に直面した子供は、本当はどうなのだろう?離婚当事者としては、考えたくない問題だが、回避することができない問題である。 ...続きを見る

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2012/08/25 08:52
離婚とアスペルガー障害
前々回、離婚事件では、人格障害という単語がしばしば登場すると述べましたが、アスペルガー障害という単語も、それに劣らずよく使用されます。 ただし、人格障害が、もっぱら離婚事件で離婚原因として問題になるのに対し、アスペルガー障害は、離婚原因もさることながら、親子関係でむしろ問題になるケースが多いですね。 子供がアスペルガー障害を抱え、妻が苦労する。その妻の育児方法に反発し、夫が親権を主張するとともに、離婚請求をするというパターンで、これが結構あります。 配偶者がアスペルガー障害の場合もあります... ...続きを見る

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2012/08/06 10:04
親権を停止する!!
改正民法の施行で新しく創設された制度に親権停止制度がある。昨今、親による虐待が問題化する一方で、児童相談所等による児童救済が、親権の壁に阻まれ、効果的に発動されなかったことを考慮しての新制度である。 これを従前の親権喪失制度と比較すると以下のようになる。 ...続きを見る

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2012/07/02 09:08
親権から監護権を差し引くと何が残る?
家庭裁判所は否定的だが、離婚にあたり、親権と監護権を分離する方法は、それなりの件数がある。「家」を考える夫は親権を取り、「育児」を実践したい母親は、監護権を取る。これが、何となく日本的な風土に合致するのだろう。 ...続きを見る

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2012/02/11 11:09
子の監護に関する「母親優先の原則」は曲がり角に来ている
子どもの監護者指定の案件を、現在、数十件受任している。離婚案件は、ほとんどが親権問題が絡んでいる。 自分が弁護士になった頃は、誰が子どもを育てるかなんてまるで問題にならなかった。父親側に、自分が子どもを育てる、という発想が、そもそもなかったのである。 しかし、最近は、夫婦で子どもを育てるという意識が当たり前となり、その結果、夫婦の間で子どもを奪い合うというトラブルが多発している。 ...続きを見る

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2012/02/04 12:33
「子の引き渡し」の強制執行
「子どもを他方配偶者に引き渡しなさい」という「子の引き渡し命令」が出たにも関わらず、引き渡さないときは、強制執行で子どもを引き取ります。 子どもが小さいときは、動産執行の方法で執行官が現場に赴いて強制的に子どもを引き取ります。ただし、子どもも、ある年齢になると「自分」というものができるので、「動産」として扱うことはできない。この場合は、人身保護によるしかない。 じゃあ、「その年齢は、いつからなんだ」、となると、明確な一線がなく、現場の判断に委ねるほかはない。幼児なんかは、明らかに「動産執行」... ...続きを見る

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2012/01/21 09:21
親権と監護権の分離が行われる場合
かつて、離婚事件では、親権と監護権の分離が、和解の一環として広く行われていた。子供の姓にこだわる夫、姓には興味が無く子供を育てたい母親、早く事件を終了させたい裁判所、この三者の思惑が一致するのが親権監護権分離だった。 しかし、現在の家庭裁判所では、この親権監護権の分離は、基本的に否定されている。親権と監護権を分離することは、新たな紛争の原因を作ることであり、早期の和解を成立させるために、安易に親権監護権を分離させるべきではない、というのが、現在の家裁の考えだ。実際、親権と監護権を分離させて離婚... ...続きを見る

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2011/11/28 16:49
子供の目線に立つことの大切さ
子供の前で不仲な関係を見せるのは、子供を大きく傷つけるから、やはり、関係悪化が一定レベルになったら、離婚しか選択肢はない。無理して婚姻を継続することは、子供のためにならない。 しかし、離婚に際して、絶えず意識していなければならないのは、 「離婚事件の一番の被害者は、間違いなく子供である。」 ということである。 相手がDVだろうと、不貞しようと、ある意味、そういう異性を選んだ自己責任である。しかし、子供は、親を選べない。子供には何らの責任もない。 一方、離婚で、一番傷つくのも、これまた子... ...続きを見る

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2011/06/02 08:19
発達障害児を抱えた母親の苦悩
離婚事件で、子供が障害児というケースが、それなりにある。この障害が、外形から判断できるような身体的障害の場合、夫婦というのは、結構、団結して助け合い、離婚騒動に発展することは少ない。 ところが、子供が発達障害児等、目に見えない障害の場合、しばしば離婚騒動に発展する。現在、抱えている案件でも、10件以上、これに該当する案件がある。 ...続きを見る

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2011/05/22 13:05
親権者変更が認められるケース、認められないケース
最近、親権者変更の相談・依頼を受けることが多い。これに対する家庭裁判所の態度も一貫しないものがあり、問題をますます混乱させている。 ...続きを見る

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2011/05/06 09:49
親権・監護権の分離と共同親権
我が国の法制では、離婚する際は、必ず父母のどちらかを親権者と決めなければならない。両者が親権者になることはない。 こうして、離婚に際しては、父母の間で、子供の奪い合いが起きるのだが、当事者間で、妥協策として、しばしば親権・監護権の分離が行われる。 母親は、自分で子供を育てたいとして親権を主張するが、父親は、必ずしもそうではない。親権を強硬に主張する父親の中には、自分が育てたいというよりは、「妻の家」ではなく「我が家」の子供として育てたい、という意向の父親が、少なからずいる。 そこで、育てる... ...続きを見る

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2011/03/11 12:26
不貞と親権  どうしたら親権を取れるか?
「不貞をした配偶者は親権を獲得できるか」という相談は、結構、多い。 不貞をしたかどうかは、配偶者として失格かどうかという問題であって、親として失格かどうかとは何の関係もない問題であるから、不貞をしたって、親権は取得できる。 ただ、世間的には、親としての評価と、配偶者としての評価とは一体のものと考えられ、不貞=親失格と考えられているようだ。 ...続きを見る

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2011/02/22 08:02
弁護士選び失敗のツケー子供の引き渡しを求めるケース
事件によっては、どんな弁護士をつけても、どうしようもない事件がある。しかし、事件の内容によっては、最初に相談した弁護士の差異によって結論が大きく異なることがある。 家事事件で言えば、子供を奪い去られた、あるいは引き渡しを求める案件がこれに該当する。この案件は、時間との勝負だからだ。 ...続きを見る

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2010/11/16 09:31
親権と監護権の分離
離婚で一番揉めるのは、親権の帰属である。まあ、大体、事件の筋から、親権の帰属は、おおよその予想ができるケースが多いが、それでも、揉める。 こういう中で、特に、親権を確保することが難しい父親側から、親権と監護権の分離が提案されることが少なくない。 子供は妻が育てていいが、親権は、父親側で確保したいというのが、その提案である。 ...続きを見る

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2010/11/09 08:38
子の監護者・親権者の指定にあたって、親の経済力は、どの程度、考慮されるか
親権者・監護者の相談で、母親側から一番多い相談が「子の監護者・親権者の指定にあたって、親の経済力は、どの程度、考慮されるか」という相談である。 ...続きを見る

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2010/11/02 09:39
子供の自閉症と離婚
離婚調停で、夫婦間の子供が自閉症というケースはよくある。自閉症の子供は、0,1〜0,2%の割合で生まれるが、自分の実感では、離婚調停・訴訟で、子供が自閉症というケースは、明らかに、これより高い割合だ。 ...続きを見る

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2010/10/05 08:19
子の引き渡しの強制執行
家庭裁判所では、色々な場面で相手方に対し、子供の引き渡しが問題になる。 ...続きを見る

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2010/08/17 09:24
ハーグ条約の光と影
国際離婚の増加傾向に伴い、その破局で日本人配偶者が子供を日本に連れ帰るケースが目立っている。逆のケースもある。 欧米先進国は、概ね、こうした問題への国際ルールを定めた「ハーグ条約」に加入しているが、日本は、未締結だ。 ...続きを見る

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2010/07/20 08:25
親教育(?!)
離婚先進国(?)米国に比べ、日本は、離婚後の子供のケアで遥かに遅れているが、その典型が、離婚した親への教育プログラムである。 ...続きを見る

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2010/06/22 09:12
調査官による調査報告書をどう読むか
調査官は、裁判官から調査を命じられる(「調査命令」と言う)と調査報告書を作成して裁判官に報告する。これを調査官調査という。裁判官は、その調査報告書に基づいて審判する。 ...続きを見る

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2010/04/06 08:26
同居していた夫婦間において、一方の配偶者が、他方の配偶者に無断で子供を連れて家を出ることは不法行為か
同居していた夫婦間において、配偶者の一方が子供を連れて家を出ることは日本ではよくあるケースである。というよりも、離婚トラブルの発端としては日常的である。 ...続きを見る

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2010/03/16 08:27
なぜ日本だけ単独親権なのか?
欧米では共同親権はもはや常識で、面会交流は親の権利として、隔週の二泊三日の面会交流や、監護していない親への通報義務などは常識化している。 ...続きを見る

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2010/03/08 18:44
広汎性発達障害と面会交流
近年の家事事件の特徴の一つは、面会交流に関するトラブルの激増だが、この面会交流で実務上問題が生じ、関係者が困惑するのが、当事者または子供に広汎性発達障害が見られるケースがままあることである。 広汎性発達障害の典型例は、自閉症だ。子供が自閉症になるかならないかは、親の育て方は関係ない。自閉症は、脳の機能的障害から生ずるからである。 ...続きを見る

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2010/02/24 18:35
親権・監護権紛争の際に絶対に言ってはならない言葉
最近の離婚事件は、お金で揉めるより、親権で揉めることが多い。お金の問題は、ある意味、双方の主張の真ん中あたりを妥協点にすればいいが、親権の場合は、「全てか無か」という選択肢しかないので、双方が必死になる。 ...続きを見る

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2010/02/08 16:11
子の監護者指定の基準
最近、依頼事件が多いのが、子の監護者指定である。 ...続きを見る

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2010/01/28 13:55
子供の連れ去りと共同監護
(http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY200910010490.html)によると、 ...続きを見る

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2009/10/08 10:05
親権問題
家庭裁判所と当事者の認識が一番ずれるのが、この親権問題だろう。 ...続きを見る

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2009/05/21 09:18
祖父母は監護者になれるか?
両親が別居している、代わりにおじいちゃん、おばあちゃんが育てている。 よくあるケースである。 この場合、おじいちゃん、おばあちゃんは、別居している嫁さん、あるいは婿さん相手に、「これからは私らが孫の世話をします。私達が孫の世話をすることを法的に認めてください」と言って、監護者指定の申立ができるだろうか? ...続きを見る

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2009/04/16 08:55
いわゆる300日問題 その2
、民法722条は、不合理極まりない規定のため、最高裁は、「(母親を親権者として)子供から、真の父親に認知を申し立てる方法もある」として、事実上、民法722条を骨抜きにする解釈を示し、これをホームページで公開すると共に、各家庭裁判所に通達した。 ...続きを見る

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2009/03/05 08:08
いわゆる300日問題 その1
d民法722条によると 「離婚した後300日以内に生まれた子供は、前の夫と推定される」 ことになっている。 妊娠したときはまだ婚姻していた可能性が高いから、夫の子供と推定すべきだというのが、その立法理由である。 ...続きを見る

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2009/02/27 08:17
調査官の中立性
家庭事件では、調査官が重要な役割を果たす。親権や監護権、特別寄与や特別受益の認定、少年事件の意見、等々。 裁判官も、裁判という枠に捉われず、現地に赴いたり、直接、当事者と面談したうえで、調査報告書を作成する調査官の意見は、かなり信頼をおく。 その結果、重要部分については、調査官が事実上判断してしまい、裁判官はそれにお墨付きを与えるだけになっているという指摘も根強い。 ...続きを見る

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2009/01/29 16:45
子の引き渡しと直接強制
別居あるいは離婚した夫婦の間で、子の監護をめぐり、奪い合いになることは日常的である。 慰藉料や財産分与は、揉めるといっても所詮は金の問題だから、限度というものがある。 ところが、別居中の夫婦のどちらが子供を育てるのかという問題は、それぞれの配偶者のプライドがかかっており、修羅場の様相を呈することが珍しくない。 ...続きを見る

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2008/12/11 17:49
子の監護者指定に対する答弁
まだ離婚していないが、別居している夫婦の場合、離婚または別居解消の間、どちらが子供を育てるか問題になるケースでは、「子の監護者指定」の審判申立をすることになる。 ...続きを見る

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2008/09/12 19:31
[300日問題]
離婚後300日以内に生まれた子供は、前の夫の子供と推定するという奇妙な法律が民法にある。 ...続きを見る

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2008/06/26 07:43
[父母が未婚で、父母の一方が外国人の場合、子供は日本国籍を取得できるか]
国籍法は、子供が生まれたとき、父または母が日本人の場合、その子供は日本国籍を取得できると規定しています。つまり、 1、 父親と母親のどちらかが日本人であればよい。 2、 しかし、「子供が生まれた」時点で、日本人であることが必要だ。 ということになっています。例えば、生まれたときは、両親が外国人だったけど、何らかの理由で、両親が日本国籍を取得できても、子供まで日本国籍を取得できるわけではありませんよ ということで、ある意味、当然の規定です。 ...続きを見る

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2008/06/05 08:21
「国際的子の連れ去り」
http://www.asahi.com/life/update/0509/TKY200805090165.html によると、 「国際結婚したカップルが破綻(はたん)し、一方が子どもを勝手に母国に連れ帰ってしまった場合に、その母国が、もともといた国に戻すことを義務づける国際条約(「国際的な子の奪取の民事面に関するハーグ条約」)を政府は締結する方針を固めた。手続きを担う法務省は、国内法を整備するための検討に入り、早ければ2010年の締結を目指す。」 という。 ...続きを見る

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2008/05/30 07:40
共同親権は是か非か?その1
グローバル的に見れば、離婚後の共同親権は定着しつつあるということは、このブログで何度も取り上げた。 今回から、共同親権の是非に関する双方の立場を考えてみよう。 ...続きを見る

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2008/05/16 08:14
国際的二重起訴その2
前回は、 @ 民事訴訟法142条には、同じ事件について訴訟が継続している場合は、二重に裁判を起こすことはできませんよと規定してある A けれども、この142条に言う「裁判所」とは、国内の裁判所に限定される B そこで、英国人夫Aが英国でも離婚訴訟を提起しても、妻Bは、我が国で離婚訴訟を提起できることになる。 と説明しました。 それなら、一定の要件を満たせば外国判決も日本で効力あると規定している民事訴訟法118条との関係はどうなるんだ? という点が問題になります。 ...続きを見る

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2008/05/02 06:53
離婚後の親権  欧米以外では?
以前のブログで、欧米では、もはや、離婚後も共同親権が原則であることを述べたことがあります。 また、日本の法制度は、離婚すると、親権を取れなかった親は、養育費を支払う以上の義務も権利もなく、面接交渉の実現さえ容易でない、非常に問題ある法制度だと述べたこともあります。 ...続きを見る

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2008/04/04 08:46
日本の戸籍に共同親権が記載される場合 その2
前回のブログの続きです。 ...続きを見る

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2008/03/21 08:33
日本の戸籍に共同親権が記載される場合
我が国では、離婚後は、父または母のどちらかを親権者と決めなければならない。離婚後も共同して親権を行使することはできない。 ところが、主要先進国は、今や共同親権が主流になっており、日本のような単独親権の国は、例外的な存在になりつつある。 ...続きを見る

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2008/03/14 16:14
ある法律相談
先般、幼児の子供の親権者の帰属に関し相談された男性の方が2回目の相談に来られた。そして、次のように話した。 @親権者の帰属について、ウチの事務所が説明したことは、どの本にも書いていない。 Aそこで、心配になり、別の法律事務所に相談に行った。 Bその弁護士は、 「その事務所(ウチの事務所のこと)の説明は完全に間違えている。幼児の親権には、母親優先の原則がある。男性のあなたは、絶対に親権は取れない」 と自信満々で回答した というのである。 ...続きを見る

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2007/11/16 17:22
死後認知
母親と子供は、分娩という事実によって当然に親子関係が成立するから、認知そのものが問題になりません。 父親の場合は、嫡出推定が働く場合以外は、この認知によって父子関係が成立します。 もし父が認知しないときは、強制認知と言う訴訟を選択することになります。 父が死亡したときは、検察官を被告として(人訴法42条)認知訴訟を提起できますが、死後3年以内に制限されます(民法787条但書)。 この「死後3年」というのが、実務で色々問題になっています。 ...続きを見る

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2007/10/13 12:02
離婚と単独親権
親族法が制定されるとき、果たして、どの程度、子供の精神的な成長を考慮していたか疑問です。 離婚すると子供は当然に単独親権になり、どちらかが親権を失います。しかし、これは、逆から見れば、離婚すると親権を剥奪されることになります。別の面から見れば、「金を払う」以外の責任は免除されることになります。 しかも、この単独親権の不備を補うべき子供と別れた親との面接交渉は、実務上は認められているものの、これを正面から認めた条文はありません。 どうも、現在の家族法は、「金さえ払えば」的な思考があり、子供の... ...続きを見る

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2007/07/14 09:00

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