テーマ:男女問題

慰藉料を「弁済」したのか「免除」したのか

離婚に伴い慰藉料を請求し、あるいは請求される場合が多い。この離婚に伴う慰藉料には、厳密にいうと、2種類ある。 一つは、離婚原因となった行為そのものに対する慰藉料であり、もう一つは、離婚に至らしめた慰藉料である。 「離婚原因の行為に対する慰藉料」というのは、不貞とか暴力とか、個別的な行為が不法行為を構成する場合であり、この個々の不…
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不倫慰藉料に関する誤解その2 慰藉料金額

以前、このブログで「不貞慰藉料に関するいくつかの誤解」 http://mori-law-office-blog.at.webry.info/201008/article_4.html として、不倫慰藉料の都市伝説について述べた。 不倫慰藉料を請求する側、される側から、一番関心があるのは、いくらを請求されるか、支払いを余儀なくさ…
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不貞の立証

慰藉料相談で一番多いのが、どの程度証拠を集めれば、不貞を立証できるかである。 これについては、結構、誤解が多い。多くの誤解は、そのものズバリでなければ不貞は立証できない、というものである。弁護士さんの主張にも、「親しい関係は認めるが、最後の一線は越えていない」という主張が、時折、登場する。 不貞の相談でも、 「確かに親しく交際した…
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不貞慰藉料に関するいくつかの誤解

不貞慰藉料に関しては、かなりの誤解が世間にまかり通り、あまり詳しくない弁護士のホームページなんか見ると、思わず唖然とすることがある。 まず第1は、慰藉料金額である。これについては、熟年離婚なら1000万円とか、「専門家」を自称するホームページにも、とんでもないことが書いてある。確かに、過去の判例を見ると、そのような例もあるが、家裁…
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慰藉料請求は、なぜ厳格傾向、減額傾向なのか?

ここ数年の家事案件の特徴として不貞や離婚の慰藉料の厳格化、減額化があげられる。 かなり身勝手な配偶者のケースでも、なかなか慰藉料を認めない。認めたとしても、低額である。こういう傾向が、家裁では、かなり顕著になってきている。 交通事故でも、名誉棄損でも、医療過誤でも、被害者保護の観点から、慰藉料相場は年々高額化している。その中で、不貞…
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不貞の配偶者に対する慰藉料請求の可否と金額

日本的な現象なのだろうが、我が国では、配偶者が不貞行為をした場合、配偶者に慰藉料請求せず、その不貞の相手方に慰藉料請求をし、最後は、話がこじれて訴える例が非常に多い。 しかし、先進国の中で、「不貞の相手方に対する慰藉料請求」を認める国は、例外的と言ってよい。少なくとも、英米仏独といった欧米先進国では、あまり例がない。 お隣り…
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不貞慰藉料の相場

不貞をした配偶者らに、いくら慰藉料を請求できるか? 裁判所の判例からすると、数十万円程度から1000万円オーバーまで、色々です。 ポイントは、それによってどのような結果が生じたか、ということで、当事務所では、豊富な経験例から、ある程度の幅を持った予想はできます。 ただし、正確な金額までは指摘できません。現時点では、交通事故…
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税法の前近代性

民法では、300日規定などの不合理な規定をめぐり、いろいろ意見が交わされていますが、税法の前近代性はあまり社会問題にされていません。しかし、税法には、かなり問題ある規定が多々あります。 税法の時代遅れを示す規定の一つが所得税の寡婦控除です。これは、「夫と死別した女性は、何かと大変だから、税金を安くしてあげましょう」という制度です。…
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男女共同参画社会の実現

離婚の法律相談をして感ずることは、40代~50代の男性、それも優秀なビジネスマンであればあるほど、「社会・家庭における男女の地位」について、時代遅れの考えをもっていることが多い、ということである。 「私が働いて妻子を養っているのに、感謝の気持ちがない」「専業主婦なんだから、亭主が家に帰るときに家を空けているとは何事か」「外で働くことが…
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不貞の立証

[不貞といえるためには、性交渉が必要である。] どの教科書にも、そのように書いてある。 ところが、この言葉が一人歩きしているようだ。つまり、「性交渉を立証できなければ、離婚原因にならないことはもちろん、賠償責任も負わない。」 ネット上でも、こういう都市伝説がまことしやかに展開されている。 離婚コンサルタントという人達も、「不…
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不貞と離婚

不貞と離婚は、弁護士が直面する問題の中でも、かなりやっかいな部類に属する。 婚姻関係が破綻しても、不貞があれば有責配偶者だから離婚請求できないというのが一般的な意見だ。 しかし、有責配偶者として離婚請求が棄却されるためには、その不貞によって婚姻関係が破綻したことが必要だ。 逆に言えば、それ以外の場合、つまり不貞はあったものの、それ…
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レイプと「合意」の中間にあるものーセクハラ

性交渉があった場合、それは、合意か強制かのどちらかであって、中間は存在しないと考えられて来ました。 この伝統的な考えに立てば、犯罪にならない限り、セクハラはあり得ないということになります。 しかし、この中間地帯があるというのが最近の主流の考えです。つまり、完全に意思を抑圧されて性関係を持ったわけではない、しかし、納得して性関係を持っ…
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