テーマ:離婚原因その3 人格障害・モラハラ

DV・モラハラ・ストーカー等について「心の問題と家族の法律相談」を出版しました

日本加除出版から「心の問題と家族の法律相談」を酒田素子精神科医の協力を得て出版しました。 http://www.kajo.co.jp/book/40702000001.html 実は、本書は、他の法律専門書と際だって異なる特徴があります。 DVやモラハラ、ストーカー、児童虐待に関する書籍は多数ありますが、本書の際立った特色は、精神…
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DV・モラハラ事件は、善悪二元論では割り切れない。

「DV・モラハラは、難しい」と書くと、当たり前だろう!思われるかもしれません。ただ、その際、多くの方は、難しいというのは、「法的な救済手続きの問題」を捉えて言っていると思われます。 DV・モラハラ事件は、たいていは、「横暴な男性による女性支配」(逆の場合もある)という観点から論じられており、そこでは、DVやモラハラが生ずる原因は、その…
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配偶者がアルコール依存症

離婚事件を取り扱っていると、配偶者が何らかの依存症にかかっている場合がある。薬物となると、これは、刑事問題で、離婚・親権は、問題なく決まるし、面会交流も実現は難しいだろう。 家事の実務では、一番多いのはギャンブル依存症とアルコール依存症である。 依存症の場合、本人に自覚がまるでなく、解決は容易ではない。 配偶者が、ギャンブル依…
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モラルハラスメントと自閉症スペクトラム

モラルハラスメントの背後には、自己愛性パーソナリティがあることは、今や、異論がない。 このモラハラが強いと配偶者を追いつめ、配偶者が些細なことで激情するようになり、外見的には、モラハラ加害者が正常で、モラハラ被害者が境界性パーソナリティ障害に見えてしまうことがある。だから、相手方配偶者が境界性パーソナリティ障害だと主張する場合、主張す…
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離婚を前向きにとらえる! 「前向き離婚の教科書」発売

弊所副代表森元みのりの「イラストと図解でよくわかる! 前向き離婚の教科書」が、本日(8月26日)日本文芸社から発売されます。 いまや家事事件専門家の間で座右の書となっている「簡易算定表だけでは解決できない養育費・婚姻費用算定事例集」「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」という専門家向け書籍と異なり、一般の方…
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夫のモラハラと妻の境界性パーソナリティが表裏一体のケースが、それなりにある

夫のモラハラには、その背後に、自己愛性パーソナリティが強く影響していることが非常に多い。そのレベルが「障害」というレベル、つまり、「臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、あるいは他の重要な領域において機能の障害をもたらしている」(米国DSM)というレベルには、達していないが、それに近いなぁというレベルの夫には、しばしば遭遇する。この…
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裁判官で離婚原因有無の判断が異なるのは、何を重視するかの違い

民法は、裁判で離婚できる離婚原因として、以下の5つを規定しています。 1号 不貞行為   2号 悪意の遺棄    3号 3年以上の生死不明    4号 強度の精神病    5号 そのほか婚姻を継続しがたい重大な事由 しかし、現在は、離婚原因は、第5号の「婚姻を継続しがたい重大な事由」のみで、1~4号は、5号の例示にすぎな…
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一見すると実現困難な離婚相談の解決策

弊所副代表森元が、(株)レガシイから「一見すると実現困難な離婚相談の解決策」というDVD(CD・ダウンロード・ストリーミング)を出しました。 https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/3055 夫婦親子問題の中には、単純に解決できる問題と非常に難しく弁護士の力量が問われる事件と…
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反社会性パーソナリティとDV

反社会性パーソナリティ障がいとは、他者の権利や感情を無神経に軽視するパーソナリティで、それが病的なレベルに達した場合がパーソナリティ障がいです。男性に圧倒的に多いと言われています。 DSM‐5による反社会性パーソナリティ障がい(Anti-social Personality Disorder)の診断基準は、以下の通りです。 …
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離婚を求めると自殺をほのめかす依存性パーソナリティ障害

離婚を口にすると配偶者が自殺をほのめかす、ほのめかすばかりか、現実に自殺行為に走り、リストカットしたりする。 離婚事件でよく経験する。 以前、離婚調停事件で、夫から離婚請求された妻が、調停室や控室で「私は、このままでは最後は孤独死になる」「誰も気づかれないまま死んでいく」と泣いたり叫んだりしていたケースに遭遇した。 このケースでは…
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今年1年を振り返って  心の障がいと夫婦親子問題

刑事事件では、被告人の責任能力に関して精神医学が問題になる。交通事故では後遺障害をめぐって整形外科的な知識が必要になる。これに対し、家事事件の処理については、なぜか、医学的な発想が取り入れられていない。夫婦親子問題の書籍をみても、この部分は全てスルーされている。 家事事件で心の障害が表面に出て来る唯一の場面は離婚原因で、770条1…
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広汎性発達障害と親権問題・児童虐待

広汎性発達障害は、男性に多いと言われていますが、女性にもいます。男性の場合は転職を繰り返すパターンが多いのですが、女性の場合は、子供への虐待という深刻な問題に発展します。 広汎性発達障害の特徴は、ひとつのことに集中してしまい、全体を見渡すことができないということです。 これが、社会性・対人関係の障害となって現れます。興味のあるものに…
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広汎性発達障害と離婚

広汎性発達障害とは、対人関係や社会性の獲得という集団生活を行う上での基本的な能力が欠けている障害です。平たくいえば、トラブルメーカー、クレーマー、周囲から孤立してしまう人達です。 この広汎性発達障害は、特定不能の広汎性発達障害、自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群、小児期崩壊性障害の5つに分類されます。ただし、特定不能の広汎性発達…
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配偶者の妄想性人格障害と不倫疑惑

「配偶者が不倫している」という疑惑には、もっともだというものもありますが、中には?な疑惑もあります。(以下は、現実の相談を修正し、分離したり組み合わせて記載しています。したがって、実際の相談例と異なりますが、大体の状況はお分かりいただけると思います。) 疑惑例1 「配偶者が我が家の道路の真向いのアパートの男と不倫している。」 証拠…
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モラハラと自己愛性人格障害

〔モラハラとは〕 モラハラは、DVと同じく相手を支配し、コントロールしようとするものですが、DVとは異なり、暴力は振るわず、精神的に相手を支配しようとする点に特徴があります。夫婦間の場合、「愚かで劣った配偶者を正しく導く」という認識のもとで、配偶者の言動を細かく注意し、「指導」します。配偶者が、それを拒否すると、一転して無視の態度や露…
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離婚原因としての児童虐待

離婚事件の相談や依頼を受ける際、離婚原因として、配偶者の児童虐待をあげる例が多い。相手方配偶者が子供を虐待するから離婚したいという人、逆に、子供を虐待したとして離婚を求められている人、さまざまであるが、この10年ほどで急速に件数が増えたと思う。 その背景には、社会全体が子供自身の発達権を尊重するようになり、「子供は自らの力で育つもので…
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配偶者がアスベルガー?

離婚事件に絡んで、しばしばアスペルガーという言葉が登場する。たいていは、婚姻関係がうまくいかないのは、相手がアスペルガーだからだ、という主張である。 こういう相談は多いが、医師の診断が出ているのではない。相手の行動が単に理解できないことから、アスペルガーと勝手にを決めつけているだけで、多くは、性格の不一致である。考え方、行動パターン、…
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配偶者が病気になった場合に離婚できるか

実務上、しばしば問題になる離婚原因に配偶者が病気になった場合があります。 これは、最高裁が、配偶者が強度の精神病の場合のケースですが「病者の今後の療養、生活等についてできる限りの具体的な方途を講じ、ある程度において、前途に、その方途の見込みのついた上でなければ、ただちに婚姻関係を廃絶することは不相当と認めて、離婚の請求は許さない」…
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配偶者が人格障害であることを裁判所はどうやって認定するのか?

「人格障害」という用語は、「モラハラ」と並んで、離婚事件にしばしば登場する言葉である。多くは、「配偶者の言動が理解できない→異常だ→人格障害だ→婚姻関係がうまくいかないのは配偶者の人格障害が原因である。」まあ、だいたい、こういう論法である。 ただ、自分の経験から言わせると、当事者が相手を人格障害だとする多くの場合が、たいていは性格…
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モラルハラスメントと離婚

「親密な領域における暴力と支配」は、DVの特徴であるが、同じような現象にモラルハラスメントがある。 モラルハラスメントの関係では、加害者は、まず相手が自分から離れられなくなるように被害者の考えや行動をコントロールしようとする。つまり、「支配」しようとする。それに対し、被害者が、この支配に抵抗しようとすると中傷・罵倒・無視などの精神的「…
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離婚と人格障害

離婚に関連して相談を受ける際、DVとかモラハラとか、しばしば登場する単語がある。その一つが人格障害である。 人格障害の方、その周囲は、その特異な言動に悩まされます。本人が悩む場合もありますが、それ以上に周囲が悩む場合もあります。離婚事件では、主に周囲が悩まされるパターンが多いですね。 アメリカ医学会では、この人格障害をA・B…
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家事事件と境界性人格障害者

離婚事件に多数関わっていると、境界性人格障害ではないか、と思える人に、ときどき遭遇する。 家裁では、当事者の一方が、この境界性人格障害者のときは、「困難当事者」と呼び、格別の配慮をするよう関係者に注意している。我々弁護士も、相談中に、相談者の意にそぐわない回答をすると、突然、怒り出す相談者がいて、困惑することがある。境界性人格障害者は…
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配偶者の精神病を理由とする離婚請求

配偶者の一方に何らかの精神疾患がある場合、それを理由として離婚できるか? これは、性格の不一致を理由とする離婚に次いで多い相談である。相談者の配偶者が精神疾患の場合と、相談者自身が精神疾患の場合がある。 外科的な障害の場合は、なかなか離婚は認められない。 たとえば、「配偶者が寝たきりになったのでしんどい、離婚したい」という訴訟…
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モラハラについて  その2

「モラハラが、裁判所ではあまり考慮されない」というブログを書いたところ、いくつかの疑問・批判をいただいたので、舌足らずだったという反省の意味も込めて、今回は、前回の補足をします。 まず、誤解してもらいたくないのは、モラル・ハラスメントが事実なら、それはちゃんと考慮されるということです。 ただ、当事者がモラル・ハラスメントだと…
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モラル・ハラスメント

離婚でよく出てくる言葉の一つが、このモラル・ハラスメントである。精神的DVという言葉として使われることが多い。 配偶者は、肉体的な暴力をふるわないが、言葉の暴力がひどい、あるいは人格を無視するかのごとき行動を取る、というのが、その主張である。女性の側からの主張が圧倒的に多いいのはなぜだろう? ただ、このモラル・ハラスメントを主張…
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公共法律相談所を境界性人格障害者が行く

困難当事者として家庭裁判所を悩ませている境界性人格障害者であるが、同時に、各地の公共法律相談所でも、トラブルを起こしているようだ。 典型例は、相談した弁護士が、自分の望む回答をしないと激怒してしまうパターンである。たとえば、離婚請求されている境界性人格障害者の場合、 相談者「離婚されてしまいますか?」 弁護士「これだと離婚が認…
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境界性人格障害者の特徴

離婚事件では、この境界性人格障害という言葉がしばしば飛び交う。互いに相手を境界性人格障害だと主張するのだが、その主張する本人が境界性人格障害者の場合が少なくない。 その特徴は、非常に感情的で弱さを見せる半面、多少でも、意にそぐわない発言・行動に対しては、異常な反発を見せることである。社会生活では、なんの問題もない人が多く、その自覚は困…
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離婚のキーワード  境界性人格障害と「困難当事者」

離婚相談で、必ずと言ってよいほど、出て来る言葉の一つに、この「境界性人格障害」がある。自分がそうだと言うのではなく、相手が境界性人格障害だ、と言うのである。 こういう当事者を、家裁では、「困難当事者」と呼ぶことがある。社会的に、それなりに成功を収めている男性に多いが、女性にも多い。男性は自信家であり、女性はヒステリー傾向がある(本…
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