テーマ:財産分与・慰藉料・年金分割

ペットの「養育費」が請求できる場合もある

「ペットの養育費は、請求できない」と当たり前のようにいわれています。ペットは、子供ではないから「養育費」という概念がありえないこと、ペットは「モノ」にすぎず、「養育費」は、固定資産税等の、モノを所有することにより生ずる費用であって、所有者が負担するものである。 まあ、大体、こういう理屈です。 かっては、ペットは愛情の対象ではなく.犬…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

東京弁護士会家族法部会で同部会の弁護士の方々に財産分与に関する報告を行いました。

平成30年2月19日、弁護士会館で東京弁護士会家族法部会所属弁護士の先生方を対象に財産分与の判例説明、関連する論点の報告を行いました。 非公開なんで内容は報告できませんが、弊所が現実に取り扱った事例を素材にしたものです。簡単な説例を設けて、以下に類似の問題を設定しました。 説例 甲(夫)と乙(妻)は、平成20年1月1日、結婚し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与の基準日

(より詳細な説明は、下記をご覧ください。 「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」 新日本法規出版株式会社 編著/森公任(弁護士)、森元みのり(弁護士)(主メンバー 森公任、森元みのり、西脇理映、舟橋史恵) https://www.sn-hoki.co.jp/shop/product/book/deta…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

2分の1ルールだけでは「解決できない」財産分与 「清算」から「自立への補償」へ

弊所が出版した「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」、店頭に並んで1週間たたないのに、一日で800部売りつくす等、この種の専門書としては、異例な売り上げを記録しております。 財産分与に関する書籍は、数多ありますが、ほとんど、判例を分析し集積した書籍です。これに対し、弊所のこの本は、多数の家事事件を永年に渡り…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」の内容

7月18日発売予定の「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」の内容は、以下の通りです。 https://www.sn-hoki.co.jp/shop/product/book/detail_50984.html (弁護士森公任・森元みのり責任編著・西脇理映・舟橋史恵責任執筆) いずれも、弊所で弊所弁護士が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「2分の1ルールだけでは解決できない 財産分与額算定・処理事例集」発売

代表弁護士森公任と副代表森元みのり、それと西脇理映、舟橋史恵の4名の弁護士を主メンバーとし、鈴木信作、梶原茉樹、木原佳子、佐多茜、宮﨑智之、谷田和樹、浅見宗市にも執筆を分担してもらって、下記の本を出版します。出版予定は7月中旬です。弁護士の先生方には、近日中に、新日本法規より案内が届くと思います。 2分の1ルールだけでは解決できな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

不貞に準ずる行為は、賠償責任の対象にならないとする判例について

弊所副代表森元みのり弁護士のDVDでも、触れているが、離婚原因あるいは損害賠償請求原因としては、いわゆる性交を伴う男女の関係、つまり、不貞に限定されるわけではない。このあたりは、以下のDVDで、詳しく論じているので、興味のある方は、是非、ご購入ください。 ↓ https://www.legacy-cloud.net/ordin…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

離婚事件における慰謝料額の実情 9類型に分類する

本日、若手弁護士向けの教材として、弊所副代表弁護士森元みのりの「離婚慰謝料の相場観と弁護士実務の重要ポイント」がDVDで発売されました。以下のサイトをご覧ください。 https://www.legacy-cloud.net/ordinary_products/2390 以下は、その内容のダイジェスト版です。 〔慰謝料の9類…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与 2分の1ルールだけでは解決できないケース

財産分与は折半が原則であるが、例外もある。というのは、2分の1ルールは夫婦が対等の能力を有することを前提としているが、例えば卓越したスポーツ選手とか著名な実業家で、その能力により莫大な資産を築いたときは、この2分の1ルールは適用されない。これは、2分の1ルールの根拠から導きだされる例外である。 しかし、それ以外は、2分の1である。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

離婚係争中の共有物分割請求の訴え

Q 夫Aと妻Bは、夫婦で居住用不動産を有している。夫Aは家を出て、妻Bは、その家で子供と住んでいる。家の持ち分は妻2対夫8である。離婚調停継続中で、財産分与協議中、夫Aから共有物分割請求の申立が東京地裁になされた。Aの主張は認められるか? A 認められない。 夫婦共有財産は、遺産分割と異なり、財産分与による精算をした後でなければでき…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

年金分割の按分割合はなぜ一律0,5なのか

永年結婚していた夫婦が離婚すると、必ず、この年金分割が問題になる。まあ、普通は、0,5、つまり、夫婦で半分ずつと決まっているから、この按分割合が実務的に問題になることは、あまりない。しかし、ときおり、この割合を争ってくる弁護士がいる。 按分割合を争うケースというのは、大体において、夫側です。「老後頼りにするつもりでいた妻から離婚を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

被用者年金一元化に伴う年金分割に注意!

離婚、特に熟年離婚では、年金分割は必ず争点になる。争点になるといっても、結論は決まっており、あまり争う余地はないのだが、離婚請求される方(主に夫)は、この年金分割が一番堪えるので、何とか年金分割だけは、回避しようと、色々駆け引きをすることになる。 [被用者年金一元化] 年金分割は、離婚事件実務では、今や当たり前のように行われてい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

精神的DVと慰謝料請求

[統計数値] 離婚に伴う慰謝料相談で一番多い相談が、言葉の暴力、精神的虐待を理由とした慰謝料請求である。依頼者や相談者のなかには、肉体的暴力や不倫よりも、精神的暴力のほうがきつい、という方は少なくない。相談を受ける実感としても、精神的DVのほうが悲惨である。 しかし、統計的に見ると、この精神的DVは、認容率も低いし、金額も低い。判断…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与―破産した場合と相続した場合

財産分与は、離婚に伴う制度とはいえ、純粋にお金の問題で倫理的判断ははいらないので、破産とか相続と絡まってくる。 [破産と財産分与] 〈原則〉 個人的な実務上の経験から言えば、会社代表者の自己破産をするときなど、妻に対する財産分与が結構問題になる。 例えば、夫Aは、会社経営に失敗し、個人的にも多額な負債を抱えている。しかし、幸…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与契約の有効性

離婚事件を扱う中で、しばしば財産分与契約に直面する。たいていは、夫婦で離婚騒動が持ち上がった時、離婚を回避したい人が、離婚を避けるために、「反省していますので、離婚しないでください。もし今度離婚するときは、こういう財産分与をします」という約束をして、何とか離婚を回避する手段にもちいられる。 例えば、夫が浮気した、妻が激怒して離婚を求め…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

居住用家屋の利用権設定という財産分与

離婚訴訟の代理人になっていると、この母子、離婚後どこで暮らしていくんだろう?と、悩む場面が少なくない。 離婚の多くは性格の不一致で、そうなると慰謝料はもらえない。仮にもらえても、200~300万円だ。財産分与も、若い夫婦だと、みるべき資産がなく、清算すべき財産分与はほとんどない。母子で人生の再スタートを切ることになるが、そのスタートす…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与対象財産  退職金 法人 子供名義預金

財産分与を処理するにあたり、対象財産を決めなければならないが、別居時に存在する財産は、夫婦共有と推定されるので、特有財産であることを主張・立証しない限り、すべての財産が財産分与の対象になる。 しかし、それでも、問題になるケースがいくつかある。 一番問題なのは「退職金」だろう。あと数年で退職する場合ならともかく、まだ退職まで20年…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与の範囲確定時期と評価時期

夫婦が離婚するに際し、夫婦間の財産を財産分与として清算する。これを清算的財産分与という。 財産分与対象財産を確定する基準時は、別居時である。財産分与は、この基準時を確定する作業からスタートする。 基準時がどうしても合意できないときは、各当事者が主張する時点双方で財産目録を作成してもらい、最終的には裁判官が判断することになる。 …
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

財産分与対象財産

財産分与は、夫婦の財産を離婚に伴い清算する制度ですが、財産分与の対象になる財産は、原則として、別居時に存在した夫婦の財産です。離婚時では、ありません。 別居時に存在する財産のうち、財産分与の対象になる財産は、共有財産及び実質的共有財産です。婚姻中に取得した家とか預金は、夫婦の一方名義であっても、実質的共有財産として、財産分与の対象にな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

家事調停には3種類ある。

調停というのは、話し合いの場であり、訴訟のような厳格な様式制はない。そのため、ともかく家事調停を一つ申し立てれば、その調停の中で関連するものは、何でも処理してくれるだろうと期待して、調停を一つだけ申し立てる当事者や代理人がいる。 しかし、調停は3種類あり、この違いを認識して手続きを選択する必要がある。 第1は、〔一般調停〕と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与契約に似て非なるもの

「以前、配偶者と離婚する際は、財産をこう分与するという約束をさせられた。離婚する際は、それに拘束されるのか」、あるいは「以前、離婚する際は、財産分与はこうしますと相手方に約束させた。それは、裁判になっても拘束力を持つのか」、こういう相談が結構多い。 財産分与自体は、本来は、当事者同士で協議して決める事柄であり、当事者の協議がつかな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与における債務の取扱

離婚事件の主な争点は、親権と財産分与である。若夫婦の離婚事件の場合は、主に親権が、中高年の熟年離婚の場合は、財産分与が主に争点になる。 財産分与については、二つの考え方がある。 一つは、財産分与を共有物分割的に捉える制度である。本来、夫婦の財産は、夫婦が築いたもので、名義に関係なく、実際は共有状態にある。財産分与は、その共有状態…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

年金分割QA

年金分割制度が導入されて久しい。 本来、年金は、各人の老後の生活保障のためであるが、妻が夫の扶養家族の場合、離婚すると、妻は、基礎年金は受給できても、2階部分の厚生年金は受給できなかった。 しかし、夫の給与は家族のためであり、厚生年金も夫婦の老後のために支払ってきた以上、離婚すると、妻に厚生年金が受給できなくなるというのはおかしい。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

離婚訴訟における慰藉料請求

離婚に不貞が絡んでいるとき、たいてい離婚請求訴訟と一緒に慰藉料請求訴訟が提起される。 家裁の人事訴訟は、本来は、離婚や離縁、嫡出否認等の身分関係の形成のみを扱うところである。一方、慰藉料請求訴訟は、通常の民事訴訟であり、本来は、地裁が扱うところである。 しかし、理屈はともかく、世間では、離婚訴訟と慰藉料訴訟をセットに考えている。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与の「2分の1ルール」に変化の兆し

離婚事件の特徴は、互いが相手の人格を非難し合うことだ。それぞれが、自分の価値観で相手を非難し合うので、際限がない。これらの紛争は、どこに価値観を置くかで、正と悪がいくらでも入れ替わる。そのため、現在の家庭裁判所は、この「価値観の対立」には、できるだけ立ち入らない様な処理をしている。 これは、前回のブログで述べた通りである。 現在の裁…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

財産分与の2分の1ルール 破りました!!

夫婦で離婚するときは、夫婦間で築いた財産を折半する。これは、もう当たり前の常識になっています。 妻が浮気して家を出ようが、夫がヒモみたいな男で、妻が仕事と家事をこなしてきても、あたりまえのように2分の1ルールが適用されます。その結果、例えば、夫名義の財産が5000万円で、妻が不倫して男のもとに走り去っても、妻は2500万円を夫に請求で…
トラックバック:0
コメント:3

続きを読むread more

離婚に伴う財産分与―過去の未払い婚姻費用について

うちの事務所の離婚相談(件数からすれば、おそらく全国1.2位のはず)には色々な相談があるが、その質問の中で明確に答えられる質問もあれば、曖昧な回答しかできない質問もある。 このうち、婚姻費用については、その金額も含めて、ある程度の内部基準ができており、大体、ある程度の見通しをつけることができる。 しかし、明確に答えられないものも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与と夫婦別産制―2分の1ルールが崩れるとき

妻の地位向上、権利意識の高まりから、離婚に伴う財産分与については、2分の1ルールを適用して、夫婦平等でわけることが、当たり前のようになっている。 自分が弁護士になった頃は、専業主婦の財産分与は4分の1,せいぜい3分の1止まりで、2分の1などという発想はなかった。当時、女性地位向上運動に関わっている人たちが2分の1ルールを主張していたが…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

財産分与に関する誤解

〔負の財産分与〕 最近、ある女性の方が、夫の代理人である某法律事務所所属弁護士からの「通知書」を持って来られたが、その通知書の中身を見て驚いた。概略は以下の通りである。 「夫は離婚を求めている。 今、夫の財産は、家しかないが、夫名義の住宅ローンもついている。 家の価値は1000万円で住宅ローンの残高は2000万円である。 離婚…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

慰藉料を「弁済」したのか「免除」したのか

離婚に伴い慰藉料を請求し、あるいは請求される場合が多い。この離婚に伴う慰藉料には、厳密にいうと、2種類ある。 一つは、離婚原因となった行為そのものに対する慰藉料であり、もう一つは、離婚に至らしめた慰藉料である。 「離婚原因の行為に対する慰藉料」というのは、不貞とか暴力とか、個別的な行為が不法行為を構成する場合であり、この個々の不…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more